歴史的（なもの）発見？

日本人移民の歴史の一コマ

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Happy New Year！

ですが、全然関係ない話題で(^_^;)



１２月３１日、一年の最後ギリギリに、車を修理にだした。

修理を待つ間、カイムキをホロホロ散歩。
グッドウィルに入ってみた。
グッドウィルはスリフトショップ。日本で言う中古屋さん？リサイクルショップ？
寄付されたものを販売して、その売上は慈善活動に使われたりする。

主に衣服や食器の中古。
たまに、とんでもない掘り出し物が見つかる。

昔のノリタケがあったり、時代を感じる面白いデザインのものがあったりして、宝探しみたいでおもしろく、カイムキに用事のあるときはここに寄る事が多い。




そこでみつけたのが、このお椀。

最初は単なる古びたお椀だと思って手にとった。

蓋を開けてみて＼(◎o◎)／！　　びっくり！





なんと！
ハワイ官約移住記念の品だった。

1960年の年号があるから、50年以上経っている。
木製の椀は、年を経て歪み正円を保っていないが、まだしっかりとしている。



ハワイの歴史を知らない人は、「官約移民って何？」って感じ？
サトウキビ栽培の労働力として、日本人がハワイに移民してきた過去があることも知らない人が多い。

わたしも、ハワイに移住するまでは、そんな歴史は知らなかった。

ウィキペディアをリンクします＞ハワイにおける日本人移民　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E7%A7%BB%E6%B0%91


明治時代、貧困の日本から生活の場を求めて移民してきた人々。
サトウキビ畑で一日10時間以上の労働、「奴隷のような」と形容されることもあった生活は、夢を描いた移住とは違っただろうか？
それとも、貧しく日本では畑も持てない人々にとっては、生きるための最後の希望の地と映っただろうか？

（現代の日本のブラック企業も相当キツイと思いますけどね～(^_^;)）


ハワイ移民を詳しく知りたい方は、ワイパフにハワイプランテーションビレッジという、移民たちの生活の場を再現した所があるので、ここに行くのをオススメします。


このお椀、９９セント。



日本移民の歴史の記録として、しかるべきところに保存したほうがいいのかな、と、一瞬手にとったのだが、わたしの手元にあってもそのまま眠ってしまうだけだし、と、棚に戻した。
なにより、そのお椀を持っていた人の人生を思うと、それはとても重くて、わたしは持っていられないと思った。


年の瀬に、重い歴史の一コマを見つけ、人生とか、時間とか、色々と考えた。
この時代の人達が頑張ってくれたおかげで、日系社会は充実しているし日系人の地位も高い。（今の知事は日系人）今、わたしたち日本人にはハワイはとても住みやすい場所となっている。
この人達のがんばりに恥じないようにしないとね。




もしこのお椀に興味ある方は、カイムキのグッドウィルで探してください。
12月31日16時ごろ見つけたので、まだあると思います。

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mamo style shopping
日本帰国時に合わせて、ネットであれこれお買い物。
今まで買ってよかったもの、失敗したもの、次の帰国に合わせて買いたいもの、など、
お買い物記録（覚え書きもふくめて(^_^;)）を別ブログにアップしてみました。
海外の人へのお土産選びの参考になるかも？

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