日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜

2017年11月18日 | Memories of ZUKA
PRINT@HOMEしてあったチケットの
出番が来た

雪組新トップコンビお披露目公演



プレお披露目の全国ツアーで
既に観てるはずなのに



うわー
スーパー歌の上手いコンビ誕生!!





と思ったのは
フランク・ワイルドホーン氏の楽曲
という要素が加わったからか
宝塚歌劇はやはり宝塚大劇場で観るに限る
ということか



『スカーレット・ピンパーネル』では
完全に悪役として描かれてる
マクシミリアン・ロベスピエール

アンチヒーローと呼ぶべきか
はたまたダークヒーローか
いやいやもともとはヒーローだった

いずれにしろ
わかりやすいヒーローではない
難しい役どころを
望海風斗は見事に演じてた



正統派と違うヒーローを演じこなすのは
先代譲り?



真彩希帆は
『幕末太陽傳』のおひさに比べると
ずいぶんほっそりしてきれいになった
最初は別人かと思ったくらいに
そしてのっけから美しい歌声を披露した



今年2つ目の
ギロチンが落ちに落ちる作品
『スカーレット・ピンパーネル』の後で
ロベスピエール役なんて!と思ったけど
ロベスピエールをただの悪役と見て
終わらせずに済んでよかった



『スカーレット・ピンパーネル』と
『ひかりふる路』は
コインの表と裏みたいだなと思う



革命さえ貫徹すれば
人民が幸せに暮らせる理想の世界にたどり着ける
そう信じてロベスピエールは突き進んだ

恐怖政治を始めたあたりから
ロベスピエールの衣装が黒に変わったり

この斜めの線が
衣装にも生かされてたりして
おもしろいなと思った



斜めの線は何を意味してるのかな
最初に見た時は
ギロチンをイメージしてるのかなと思った
でも"ひかりふる路"の路かなとも思う



ところで今回も
ほとんど予習なしで観劇に臨んだ

冒頭シーンで
夏美ようとチェスを指すドレス姿の女性が
彩凪翔だってすぐには確信が持てなかった

容姿の変わりようはもちろん
声がすっかり女性なのに驚く
あのちょっとハスキーな声が聞けなくて
残念な気もしたけど
かなりはまってた



専科の沙央くらまはこの公演で退団
カールした黒い髪がちょっと
『All for One』のモンパンシエ公爵夫人を
思い出させる
最後は革命に身を投じたジャーナリストを
さわやかに情熱的に演じる



2番手になった彩風咲奈は
ロベスピエールの同士ジョルジュ・ダントンを
大胆に演じる
恐怖政治を断行し続けるロベスピエールを
説得するために
自邸に招いて2人きりで食事をするシーンが
印象的だった
(ああ ごちそうが〜)



歌唱力抜群のトップと
長身でダンスの上手い2番手

10年前に見続けなかったその先が
はじまった



・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...

当ブログ
下手の長ブログを少しでも簡潔にするため
敬称略となっております

上から目線チックで堪忍!
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