人気blogランキングへ 意外とひどい雨になりませんでしたが、能登の地震の被害が心配です。
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先日の記事でバッテリーからのケーブルが焦げたトラブルを紹介しましたが、その原因が判明いたしました。
画像のソレノイド中古品を使ったら、スターターモーターはスイッチを押している間だけ作動して、スイッチを離すと正常に作動が止まります。もちろんケーブルが熱を持つこともありません。
①が元々付いていたもので、②が使い物になる中古品です。外観上はホトンド同じに見えます。
コチラのショットでは②のほうにMADE in U.S.A.の浮き出し文字が見えます。他にもネジのサイズが微妙に違います。
トラブルの原因の違いと思われるのは、矢印に示す部分のストロークで、これは1mm程度しかありません。
正常に仕事をするソレノイドは3~4mmのストロークがあります。
ソレノイドはこのように分解できます。細いリード線を切らないように注意しなければなりません。
これはダメなほうで、手がかりは矢印の印刷文字しかありません。
外観上は同じに見えるものの不具合の原因を知りたくて、内部の円盤状のプレートの位置を測定してみました。定規をプレートに当ててボデイの端面からの距離(深さ)を測ってみました。
①は約3mm
②は約6mmと倍も違います。
更にキャップ側のターミナルの位置もご覧のように違います。
つまり測定した寸法はこの画像の両矢印が示すように、エアギャップに関係していて、上から4と5番目の画像のストロークの違いの原因になります。
エアギャップが少なすぎると、スターターピニオンがチョットでも戻りが悪いと、電流が流れてしまい、スイッチを離してもスタータモーターが回り続けてしまうと考えられます。
問題はこのソレノイドの供給先で、今の時点では特定できませんが、せっかく新品パーツをつけても、それがトラブルの元凶になったとすると納得できませんね。
それに問題のソレノイドは、手直しで使えるようになるレベルでもありません。
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