蟠蛇森‥‥何と読むのか分かりませんでした。
「ばんだがもり」と読むと分かっても、一体どんな森なのかと疑問が膨らみます。調べてみると、蟠蛇とは「わだかまること・蛇などがとぐろを巻くこと」だそうで、ますます不気味な感じがします。
四国・高知の須崎市にそびえる標高769m.の山の名で、実は森ではなく山だということを知りビックリ!
須崎市内で一番高い山だそうで、さらにビックリ!
周辺は県立自然公園となっていて、山頂からは、北は石鎚山を主峰とする四国山地の高峰が望め、眼下の南は太平洋、須崎湾と横波三里の雄大な風景がひろがっているというのでまたまたビックリ!
びっくりついでに名前の由来を聞いてみました。
昔、この山に大蛇がおり、美しい乙女に化けて人々を惑わした、という伝説の由来から、蟠蛇森となったというそうです。納得‥‥でもやっぱりビックリ!
標高は高くなく、頂上付近にマイクロウェーブのドデカイ鉄塔があるせいか、山自体を見上げると名前の由来のような「おどろおどろしさ」は感じられません。むしろ庶民的で、びっくりしたのが損した気分になります。
蟠蛇森の懐に位置する桑田山には日本の原風景とも言える集落があり、みかん畑に覆われています。懐かしい山里の雰囲気は充分です。
いつか見た風景、いつか感じたにおい、
そして、
いつか聴いた音‥‥
音?
やはり耳ではなく骨で聴きましょう。四国の山里まで来たのです。他の旅人に出来ないことをするのです。骨伝導を使って聴きましょう。
⇒ 骨で聴く世界へ
この旅は続きます。
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