つくばエクスプレスの開通以来、千葉県の流山市が都心に近くなりました。今までは鉄道路線としては武蔵野線と総武流山電鉄だけで、どちらも都心から放射状に伸びる路線ではありませんでした。
秋葉原から快速でわずか20分で南流山駅に到着します。驚くほどの速さです。
周囲は落ち着いた住宅街で、そこから北上していくと小高い丘のような場所に至ります。つくばエクスプレスも地下から地上に出てきます。
ここに守龍山東福寺という寺があります。
弘仁五年(814年) 弘法大師空海の開山といわれます。(⇒弘法倶楽部)
伝説では、大師が当地に来たとき、五色池に住んでいた龍王が老人に化け、大師に仏像を彫り、伽藍を営むことを請ったといいます。
麓は当時まだ海で、ここに突然海龍が現れ、竜宮の霊仏を捧げました。大師はこの像に手を加え、薬師如来を本尊としたそうです。
骨伝導の音声増幅器・新おきくちゃん(⇒詳細ページ)を使って、龍の声を骨で聴くことにします。
小高い場所にあるせいか、まるで城跡のような境内です。山門をくぐると、広い境内はシーンと静まり返っています。風で落ち葉が舞っています。
ここの麓が海だったというのは、想像するしかありませんが、この静寂の雰囲気は特殊な霊気にあふれ、なるほど、龍が出現しそうです。
骨で聴きます。耳からは落ち葉の舞う音、骨からは霊験あらたかな声が聴こえてきます。脳波も活性化してきたようです。
骨伝導巡礼の旅はまだまだ続きます。(骨伝導⇒聴こえない悩みを解決)
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