1969年(昭和44年)10月開業の駅ですから、西武鉄道の中では決して古い駅ではありません。市の中心である秩父鉄道の秩父駅とは離れています。しかし、足利(⇒足利駅・足利市駅を骨で聴く)や、桐生(⇒桐生駅を骨で聴く)とは事情が異なります。
西武秩父駅は、秩父駅の隣にある御花畑駅との乗り換え機能を持つと同時に、秩父鉄道へも乗り入れをしているからです。
ではなぜ、こんな中途半端な場所に駅があるかというと、当初は西武鉄道側も秩父駅と隣接して駅を建設したかったものの、秩父鉄道から反対にあい、やむなく現在地になったという経緯があります。
乗降客数は西武鉄道全駅(92駅)の中で71位です。約7,900人程度のようです。
首都圏の動脈となっている西武線ですから、その中では主要駅であっても、乗降客数は決して多いほうではありません。しかし秩父駅が1,200人を切る人数ですから、その差はやはり都心への直通という強みを西武線が持っていることに起因していると思われます。
また、西武秩父駅は構内に仲見世通りがあるのが特徴です。
飲食店、各種の売店があり、秩父の名産がここに揃っています。秩父鉄道へ乗り換える場合は、この仲見世通りの中を歩いていくことになります。首都圏から近いものの、観光地のみやげ物や特産品を見て歩と、遠くへ旅した気分にもなります。
秩父はセメントで有名ですが、その他、観音巡礼や隠れた秘湯、そば等々、手軽な観光地といえます。池袋から特急レッドアローに乗車すれば、快適に連れていってくれます。
高速道路のインターチェンジから遠いことを考えれば、ますます鉄道の快適さが際立ちます。
まもなく秩父は毎年恒例の夜祭りが行われます。秩父神社の例祭で、このときは全国から人が集まってきます。かなりの賑わいです。
西武鉄道も臨時電車が走ります。
冬の夜祭りの第一歩は、この西武秩父駅だといえます。
骨で聴きます。
骨伝導で耳では聞こえない秩父の霊気、活気、人情を骨で聴くのです。
それだけで日常という呪縛から離れ、非日常の癒し空間が待っているかもしれません。
⇒ 骨で聴くことをより詳しく知る
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