サイトウ歯科 院長ブログ

西宮市門戸厄神駅前「サイトウ歯科」の院長が歯科に関する記事を綴っています www.saitodental.jp

おそらく日本一と世界一

2019-03-25 19:09:37 | 健康・病気

週末は愛知イプンラントセンター補綴コースに参加していました。

日本で最も「咬める入れ歯」といわれた入れ歯の作成システムの実習です。

特に特徴的なのは独自の咬合理論(噛み合わせの理論)と咬合器と呼ばれるお口の状態を再現する模型装置で

患者さんの顎の動きをダイレクトに再現するため噛んだ時の入れ歯の安定度が高まります。

今回も生徒の皆さんは熱心に講義に聞き入っておられました。

当院でもこの入れ歯の作り方で作った入れ歯は通常の入れ歯に比べて圧倒的に安定して患者さんの評判も上々です。

ちなみにクッキーは「世界一のクッキー」とよばれるベンズクッキーでスタッフに東京のお土産として買ってきたのですがなかなか好評でした。ぼくも一枚、、、

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日本口腔インプラント学会指導医試験 in 東京

2019-03-17 16:21:47 | インプラント学会

今回は東京で日本口腔インプラント学会の指導医の試験を受けてきました。

指導医取得には論文、学会参加実績、学会発表実績があり、100症例の3年以上予後良好な症例のレポートを提出し、受験資格を得ることができます。

レポートは一年間かけて作ってきましたがやっと受験資格を得ることができたので口頭試問を受けることができました。


アメリカインプラント学会の指導医と同じ形式で3テーブルそれぞれの3人の試験管に口頭試問をうけるという形式でした。

口頭試問はいつも思うのですがなかなかできたかどうか実感がわきません。

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床矯正装置ってなに?

2019-03-11 11:04:56 | 歯列矯正

今日は山田、陳 両先生による床矯正装置のセミナーでした。

乳歯から永久歯に生え変わる時期にいつ矯正治療を始めるかは難しい問題です。

一般的に上顎が飛び出ている上顎前突は遅い時期でもいいと言われています。

それに対して下顎の飛び出ている下顎前突は早期の治療が必要とされています。

また、前歯が噛み合わない開咬という状態や軽い乱杭歯も早期治療が必要です。

そんな時、歯の表面に装置をつけるブラケットシステムはまだ使えないのでいろいろな装置が必要になってきます。

今回はその中でも人気の床矯正装置についての講義でした。

床矯正装置は入れ歯のように取り外しが可能な矯正装置でいろいろな歯並びを治すことができます。

そして、食事のときなどに外すことができるので快適なのですが、逆にあまり使ってもらえないと治療がすすまないどころが害になってしまう可能性もあることが欠点です。

当院でもムーシルドなど床矯正装置を使っていますがそのあたりが心配なので、可能であれば舌側弧線装置や急速拡大装置など取り外しが出来ない装置をなるべく使用しています。

その方が結果がしっかりでるので安心ですね。

マウスピース型の矯正装置のインビザラインも同じですがネットでいいことばかりが宣伝されているので欠点も知っておいていただきたいところです。


写真は築地本願寺で境内にあるカフェでの朝食です。

小皿が18皿あるのは阿弥陀仏が言った「本当に安心できる世界に、命あるものすべてを平等にうまれさせたい」という18番目の一番強い願いから来ているそうです。

誰にも負けないおはこのことを18番といいますがそれもこれが語源だそうです。

「歯科の勉強量だけは負けないようになろう」と思いながら「お寺ごはん」美味しくいただきました。

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歯が生えてこない!

2019-03-11 10:03:49 | 歯列矯正

今週は日本成人矯正歯科学会認定研修プログラムに参加するため東京へ行ってきました。

今回は昭和大学歯学部小児生育歯科学講座の島田教授のお話がありました。

島田先生は永久歯が生えてこない萌出障害の治療に力をいれておられいろいろ興味深い話を聞くことができました。

この永久歯が生えてこないという病気は放置すると、永久歯が生えないだけではなく埋まっている周囲の歯の根を曲げたり、最悪、周りの歯の根を溶かしてダメにしてしまう可能性があります。

しかし、小学校で行われる歯の歯科検診では検査項目が限られておりレントゲンも撮らないため、気づかない間に成人してしまい手遅れになることも多いそうです。

歯の生える時期を正しく知っている歯科医師に診てもらいレントゲンをとることによって萌出障害は見つけることができます。

何事も早期発見早期治療ですね。ちなみに講習会の後は移転後の築地海鮮市場で美味しく海鮮丼をいただきました。


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