ウルビーノのヴィーナス

ウフィツィ美術館の至宝
ウルビーノのヴィーナス
古代からルネサンス、美の女神の系譜

2008年3月4日～5月18日
国立西洋美術館

桜ももう散ってしまいました。いまは若々しい薄緑の葉が見える上野公園に行ってきました。

ちょうどル・コルビュジエの本を読んでいたので、彼の作った国立西洋美術館に行ってみたいなぁ…なんて思ってました。

ヴィーナスばかりを集めた展覧会でした。ヴィーナスは愛と美、豊饒の女神なんですねぇ。観てる自分が幸せになるような絵が多かったです。ウルビーノのヴィーナスは、今回本物を観られて良かったです。あの柔らかな印象、絵画集ではわからなかったです。

3回目の川俣正[通路]

今回で3度目の川俣正。いい加減、飽きちゃうんじゃないかと危惧していたんだけども。しかし新たな発見というか、回数を重ねるごとに違った表情をみせるのが、彼の作品の特徴なのかも。

今回は友人Hとコアラさんを誘っての3人での鑑賞。それに土曜日ということもあって、人がたくさんいる！

この親しげな表情は一体なんだろう…
たくさんの人がいる気配…

これまでに感じたことのない印象です。友達と一緒っていう安心感もあったし、心が落ち着いていたという感じ。

通路によって行動範囲が狭められるような窮屈な感じよりも、次へ次へとどんどん開放（解放）されるようです。あちらへ移動し、こちらへ移動と純粋に楽しい！

「慣れ」っていうのは、悪いことじゃないんだなぁ…

初めて訪れる都市は、確かにワクワクするけど、何度も触れてやっとわかる雰囲気ってありますよね。今回の展示は、慣れた街を歩くという感じがしました。いきつけのラーメン屋に行くような^^;

懲りずに4回目行きます！