フミオ・ヒストリーを追う １

昨年の桜咲く頃、突如として公園へ現れたフミオくん。脚を引きずるのが気になります。
「怪我かしら」と観察をしていると、歩く後姿の骨盤部分がお尻の上へ段違いに動き出る...「エッ骨折•́ω•̀)?」

保護後に撮ったレントゲンを見て、絶句しました。
右脚の付け根、腰部分に繋がる骨が有り得ない形になっています。
取り敢えずパーツを繋げてみましたみたいな感じ。
医師の話では２箇所の骨が折れ、それが変形して融合している、とのこと。
まあ、自然治癒しているのですけれども。

こんな骨折を負った後は、歩くどころか動けないのではないだろうか？
こんな状態で餌場まで行けず、野良猫が生きていけるのだろうか？
フミオくんは耳カットされていたので、何処ぞの地域猫が公園まで流れて来たのだと思っていたのですが...「今まで、どうしてたの」と問いかけても、ふみふみするばかりのフミちゃん。

画像上は「そんな昔のことは覚えていないぜ」とブラッシングに陶酔するボギー・フミオ(^-^)
画像下は里親様からの近況報告より「苦あれば楽あり」だね。°(°´∀`°)°。

【 ねこてん 公式HP 】
《 2017／5／27 ねこてんDiary 掲載 》