「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

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クリティカルマスその1 ~ヒットを生み出すアウトプット術~

2010年07月20日 18時15分25秒 | 精神哲学 ~魂の筋力をつける朋塾~
こんにちは。

メンドクサイ事をまた言いだしそうなんで、どう書くか考えていますが、基本的に、ある商品の購入に対し、ある程度の購入者数を超えた時、人間の経済において「ヒット」と呼ばれ、それが更に火がつくと「メガヒット」と呼ばれます。

「イノベーター」と呼ばれる、新しモノ好きな人と、「アーリーアダプター」と呼ばれる、情報収集が得意で、オピニオンリーダーになるような影響力の強い人にまで、新規商品の普及が広まると、自然とモノは売れて行くようになるという理論です。普及率16%の理論と申しまして、ある程度の壁を超える事を、クリティカル・マスと経済学では呼んだんですね。

ところが、実はイノベーターは、それ程商品の普及に役立つわけではなく、常に新規商品が好きなひとです。その商品の良さがわかろうと分かるまいと、その人達は基本的に、飛び付くのみです。残りの、販売普及には、ブロガー等ネットワークツールを持つ「アーリーアダプター」という層が役に立ちます。

元々、最新情報を自ら探してくるこの層が、新規商品の良さがわかったとなると、猛烈に皆、あらゆるメディアにて、商品普及の手伝いをしてくれます。基本、そういう風に自分の商品を持ちあげたい人は、アーリーアダプターに該当する層に、遠慮なく「無料サンプル」を送ればいいのです。

良かったら書いてくれます。

オピニオンリーダーと呼ばれる人たちは、元々表現能力が高いですから、その後に続く、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ等と呼ばれていく、比較的新規物件の購入に躊躇いのある人への、購入参考文献にはなります。あとは、そのブロガーなり、表現者がどれ位の人を集められるかにも寄るでしょう。

さて、ここまで考えた中で、殆どのブロガーはそうなのかと思われると思うんですが、割と新作を買いました、新作新作と言える人で、経済的盤石が無い人は、プロモーターとなって、目に見えない宣伝力を行ういい営業となります。その人が書くだけで、ブログ会社が儲かるなら、書くだけでお給料があります。これがまた、時々、経済的盤石がある人が、購入して感想をかくブログもあります。ちなみに、私は、プロモーター契約とか殆ど断り続けています。

理由は、恐らく金銭目当てで書くと、自分のアンテナが鈍る事、また自分が自分でよかったモノだけを、歯に衣を着せずに書きたいので、そうなると確証バイアスの仕込まれる文章だけは、私自身が書き難いのです。ついでに、お薦めできそうもない商品にであった時、「このお金で」と頼まれても、こっちが嫌だと言えない事もあるんです。一例を作れば、また次となるので、お断りしています。

また、クリティカル・マスという言葉は、要は限界点を突破するという意味なのですが、物理などでも使われますし、経済でも、商品の知名度を普及させる意味合いでは、限界点は全購入者の16%に当たります。また、表現力もそうですが、ほんと限界点以上行うと、アウトプットやインプットが割と上手になります。

私自身、実はモノを書いた事が無かったわけではなく、若い頃、フリーペーパーにエッセイを書いていた事があるんです。ですが、その時は既に創作小説ですから、構成等を考えて書いていたんです。けれど、今はブログを書いていて、その中で表現力が全然磨かれないのは何故かと聞かれましたら、きっと答えるのは、「表現力を磨こうと思って書いていない」からだと答えると思います。

今は、ほんと徒然なるままに、「商品やモノへの自分の熱き気持ち」を、「英文における強調節を使って書く」癖が抜けません。故に、スピード感のある文章になっているんだとは思います。音楽も絵もそうですが、下手は下手なりにある程度、書き溜めるとクリティカルマスを自動的に突破となります。

ただ、文章は、あまり短くすると「強烈なメッセージ性」しか読者の印象に残らないんです。直ぐワンパターンになりやすいです。あまり長いとだれてくる。難しいもんですね。

私は元々、オタッキーと呼ばれるほど、オタク的な素質がありましてね。うんちくを熱く語らせるには、これ以上適切な「親父系の女はいない」とまで自負しています。しかし、その裏には、どんなものでも、一旦いいなと思ったら最後、コツコツ連ね、2万時間以上を費やす性質なんです。ハイ、スポーツに関しては、若い頃から心臓の持病があって、どう根性で頑張っても、普通の人のクリティカルマスに及ばずです。

時々、書くだけの人になりたくなるんですが、確証バイアスで書くと、凄まじく遅筆の人になるんで、恐らく原稿落っことしっぱなしになると思います(涙)。(確証バイアスで書くと、実は私本人が、書いてて混乱するんです。凄まじく正直でごめんなさい。)

さて、クリティカルマス。
あなたの限界点を突破だと、人は良く誘い文句に書きます。けれど、その限界を超えた時、必ずそこには、「綺麗事だけではすまない世界」が広がります。ですが、自分なりに納得のいくアウトプットを出し続けることは、あなたが今以上に自分に厳しくなって、今以上にあり続けて行く、お手伝いにはなります。そしてあなたを磨くでしょう。

まぁ、その限界点が取り急ぎ、「睡眠不足による超越」って事だけはありませんので、念のため。あぁ、「飢餓での超越」もないっすわ。夏バテしないように。

合掌



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2 Comments

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先取り (aqua)
2010-07-21 06:17:29
興味を持って始めたことが、自分が飽きた頃からはやり始めるような気がします。
オートバイ、登山、自転車、キャンプ、サッカーなどです。

最近はまっているのが数学ですが、大学レベルで一般的ではないので、はやらないでしょうね。
コメントありがとうございます (朋)
2010-07-21 20:06:38
aquaさま

うーん先取りも「数学」じゃぁねぇ。自分自身がイノベーターかアーリーアダプターか見極めるのは楽なんですよ。要は、イノベーターは興味だけを追う。アーリーアダプターは、マジョリティ層に受けるかどうかまで考えていきますからね。

大学レベルの計算より、100ます計算の方が流行って行く理由はわかりますよね。というより、個人的には、殆どの計算を機械がやってくれるので、ちょっと味気ないですけれどね。

ありがとう

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