「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

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鬼祓い厄祓い その284 〜呪いの人形〜

2020年04月10日 14時27分39秒 | 銀の風(霊能力・霊視・念力・霊聴・透視)

こんにちは。

 

いや、普通に普通の人でも、心にこんな闇があるんだと思ったんですけどね。

 

知り合いに、カラっとした気分の良い方がおりまして、キップがいいとか、それ以上に、とにかく根に持たない人で、まあ、わたしのようにロングスリーパーで、夢見過ぎて、現実を忘れちゃうのかと思いましてね。

 

ひとの失敗なんでも許して、豪快なんですよ。愚痴もある程度付き合って、全くその翌日何も変わらない。

 

その人が、わたしに持ってきたモノがありました。人前で見せたくないって事で、急遽場所をとって、見せて貰ったんですがね。

 

そりゃ、凄い人形でしたよ。滅多やたらに、振り回したり、針で刺したり、色々したんでしょうな。後ろにジッパーが付いていて、これを開けてくれるなと。

 

それで、その人形を預けて、その人は、わたしと連絡が取れなくなってしまい、わたしは、ビリビリする手触りのそのジッパーを引くことになるんです。

 

遺書でも入ってたら困るし。

 

言い訳がましいですが、それはありました。リストカットや自傷癖のあるひとがこう言うの作ることがあって、DVを受ける度に、人形にも与えると言う行為を研修中見たことがありましてね。

 

ただ、遺書じゃなくて、無数の同僚の名や、ひとの名の書かれた人形(ひとがた)が入ってまして、よく、無茶を言う同僚の名を見たときには、ああ、無理もないとは思いましたね。

 

ひとつひとつ受け止めちゃって、全部流しきれずに、人形に当たったんだと。

 

まあ、そこまでは、よくあるオカルト心理士あるあるで。

 

ただ、問題は、当人と連絡が取れなくなってから、中にある紙の名を持つひとが何らかで色々トラブルに遭うことになりまして。いや、トラブルに巻き込まれたんじゃなくて、当人の元からの不祥事が明るみに出たと。

 

正に、黒革の手帳のような状態になりまして。

 

暇だから、全員そうか試してみようと思って、手許に置いておいたんですけれど、残念ながら、わたしの名はなかったので、わたしには害がないんですが、わたしも、なんかそわそわしましたね。

 

まだ、明るみにならない名が幾つか残ってるんですけれど、わたしも預かりきれなくて、いつも親しく茶を飲む和尚に相談したところ、和尚がまた拒否るんですわ。

 

結構、この和尚、時々ここに出てきますけれど、法力を目の前で、見える形で見せてくれてからファンで、茶を飲みに行ったり、供養をお願いしたりするんです。

いや、馬鹿にしてた寺の一連の行事ですけどね。真っ当な坊主は、やっぱり、遺伝ですかね。代々法力強くて、サイリウムで闇に描く線のように、やってることが見えるんですよ。

 

驚いたと言うか、確かに自分の墓でも開眼をお願いした時に見えてから、僧侶もちゃんと修行系スゲーと。

 

和尚は和尚になっても、四六時中身体鍛えに趣味で山伏に行くんで、身体も感も鍛えられる。んで、そう言う奴なら大丈夫だろうと供養を頼むんだけど、わたしの持ち込みはヘビー過ぎてあまり受けてくれない。

 

「朋、それ位できるだろう」

「できる、できねーとかじゃねーよ。和尚、本職じゃねーか。金払うって言ってんだから、仏の心でお願いしますよ。」

「これは無理だ。」

「なんで?よくある仕上げに当人が亡くなってますだからか?」

「反対だよ。お前も知ってるんだろう。これ当人生きてるよ。だからダメだ。」

「やっぱり生きてるのか。パスポートないんだって。」

「これ、当人犯罪者じゃないだろうな。」

「海外逃亡組だからか?普通のOLだよ。」

「そっか。」

「うーん。犯罪してたら、どうしよう。」

「そこ、お前、ノーマークかよ。不祥事の中身は皆一緒じゃないよな。」

 

 

うーん。オカルトの世界って、一歩間違えると犯罪臭するんで、まさかとは思いましたね。ああ、わたしね。犯罪心理学を2年続けて受け続ける程好きで、犯罪臭が好きなんですよ。犯罪を犯すのが好きなのではなく、犯罪を犯すひとをブロックするのが好きなんです。

犯罪はもう、ドーパミンで、当人たちはラリってるので、やり遂げないと気分悪いんですよね。

 

わたしがやるわけじゃないけれど、結局呪いとか、目に見えないバイオレンスですしね。

 

んで、色々調べて貰って、なかったので、とりあえず、いつも業火焚いてるところに行って、処分してきましたよ。

 

当人はこれで、生きてるかどうかわかりませんけどね。全部明るみに出るまで待てなかった事情なので、仕方ありませんが、霊能者なんて、

 

カッコいい気持ちのいい仕事じゃないですよ。

 

 

 

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2 Comments

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Unknown (笑美)
2022-03-21 11:02:34
お久しぶりです。
何年かぶりに読ませていただいてます。
これを読まれるのは何年か先になるかとは思いますが書いておこうと思います。
もし最後までやりとげるつもりなら絶対に誰かに渡したりしません。
湖の底にでも沈めますよ。
預けておいて見てくれるなとは、見てほしい気持ちの裏返しでしょう。
止めてほしい気持ちがあったから預けたんでしょう。
本人も、どうなるかうすうすわかっていたはずです。
呪いの完遂よりも誰かに自分の気持ちをわかってもらう気持ちの方が強かったんでしょう。
むしろ、火に焼いてよかったんじゃないでしょうか。
彼女は賭けに勝ったのです。
コメントありがとうございます (朋)
2022-11-25 16:05:45
笑美さま

捨てていこうと思ったブログに引き戻してくださったのは、他ならぬあなたなのですね。

いいでしょう。
あれから、結構経ったので、暴露いたしましょう。

確かに、わたしの負けでした。
彼女は、未だ消息不明、そして何より、わたしは好奇心に負けて、全ての人の名を暗記してしまっていました。

ヲチしたかったのでしょう。
2年は十分すぎる年月でした。
全く心当たりのないことで、名前を書かれた人は、
次々に、職を失うこととなりました。

同僚と記載してありますが、色々な企業の方々です。調べてしまい、ずっと企業名だけ追っていました。

ほぼ、記載された、殆どの方の企業が縮小することとなり、
この人たちは職を失いました。
こんな優勢な企業さんがねえと思う企業さえ、縮小し、名を書かれた人は消えました。

ただ、何に繋がっているんだろうと思うのですが、
その理由が昨今分かったところです。

この人形は、この名前の方々が問題ではなく、最後に浮かんできた共通点の人物で、恐らく、誰も知らない人がターゲット。

それが、刺す原因だったと思い、人から企業まで辿り着いて、企業から、浮かび上がる人まで辿り着くのに、2年かかりました。

ミステリーみたいで、ドキドキしていたのですが、
結局、わたしの何故だろうを逆手に取られて、読めるもんなら読んでみなって、勢いで渡されたんでしょうね。

負けだと思います。
2年もかかり、人形の中の人質を殆ど失ったので。
ただ、本丸は、守られています。

そういう、複雑な意味不な、人形の話でした。
ミステリの主人公になったことがなく、手痛かったのですが、この人、ミステリ作家になったらいいのにって、不謹慎に思いました。

ちなみに、浮かび上がった人物と彼女の関係は、全然わかりません。親子でもないようで。

以上です。

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