ぶらぶら★アフリック

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アフリカのビール事情(4)~がんばれ国産!

2013-04-21 18:45:53 | アフリカごはんとビール
アフリカビール事情第4弾、前回に続き国名を冠する深い?安易な?命名シリーズ。


つぎはブルキナファソ代表のブラキナ(Brakina)。ソベブラ(SO.B.BRA)と並ぶ地元ブランド。ブルキナファソはクリスチャンとムスリムの分水嶺、派手にビール文化が栄えているとは言えないが、アルコール度数控えめ、地味ながらも、フラッグ(→アフリカのビール事情(1))、カステルなと「外来種」に負けずにしっかり頑張っている国産種だ。

ブラキナのラベルが見当たらないな、と思ったら、以前お話した「フィールドノート」に挟んであるようだ(→アフリカのビール事情(2))。

ということで、つぎの機会にラベルをご紹介することにして、ここではソベブラのラベルを代打として貼っておく。




次はギニア湾岸、ゾマホン氏でおなじみのベナン。お気に入りの'La Beninoise'(ラ・ベニノワーズ)。わたしの中では、アフリカビール、命名ナンバーワン。

'Beninoise'は、国名「ベナン」に対する形容詞の女性系、または「ベナン人」を表す名詞'beninois'の女性形である。もともとフランス語のビールを表す、'biere'という単語は女性形だ。つまり'Beninoise'はひとことでベナンのビールであることを主張している。さらに、その前の定冠詞'la'がこのビールそのものをしっかりイメージとして浮き立たせている。フランス語的にも奥が深い命名だ。

味は、やはり女性形?!例に漏れず、アフリカらしい軽快な飲み口である。


そしてベナンでお酒といえばヤシ酒。ヤシ酒といえば、悪酔い。あ、私の場合は、だが。くれぐれも飲みすぎ注意、である。

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「アフリカのビール事情」
第一話
第二話
第三話


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