ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

アフリカのビール事情(6)~ビール進化系、ラベルのおはなし

2013-12-22 07:30:43 | アフリカごはんとビール
クリスマス前の三連休。ちょっと軽く、恒例のアフリカビールばなしを。

これまで数度にわたってアフリカビールについて書き綴ってみたが、まだまだ書ききれないアフリカビール四方山話がある。それだけアフリカビールは奥が深い。

ここ10年でアフリカビールはすごく進化した。何と言っても、ビンごとの個体格差が少なくなった。以前は、飲めるビールがちゃんと出てくるか、「ビール占い」できたくらいの国もあったが、今ではハズレをつかまされることはマレとなった。


そのアフリカビール、内容物のビールの味や実と合わせて、ラベルデザインも進化した。

私がビールに惹かれた元々のきっかけは、ジャケ買い。そう、ラベルの芸術性だ。あまりにソバージュにしてアーティスティック、アコースティックにしてアルティザナルなデザインは、一目で私を魅了した。

そのラベルデザインも、グラフィックが取り入れられ、より洗練されたデザインとなりつつある。その一例を紹介していこう。


◆セネガルの人気地ビール、Gazzele
(オリジナル)


(少し進化系)


(さらに進化系。光沢を帯びてるのがトレンド。)



ニジェールの「キリンビール」、コンジョンクチュール(Conjuncture)
(オリジナル)


(進化系。キリンの絵が可愛くなくなった、、、)



コンゴビール
◆キンシャサのイチ売れビール、プリムス(Primus)
(オリジナル)


(オリジナル、コンゴ・ブラザビル製)


(少し進化系、ルワンダ製)


ちなみにンボテはTヨタ社製のハイブリッドカーをどうしてもプリムスといってしまう。


◆対抗するコンゴのアサヒ、スコール(SKOL)
(オリジナル)


(進化系)



カタンガビール、絶品の黒、テンボ(Tembo)
(オリジナル。なんとこのビンは貴重なザイール表記!)


(進化系。紙ラベル、出ました。)


※ディープなカタンガ州については、過去記事「コンゴ・カタンガ州」前編後編をご覧ください!


◆キンシャサの対岸、コンゴ共和国。ブラザビルのビール、ンゴック(NGOK)。ンボテ一押しのジャケ買いビール!
(オリジナル。ワニのグロさがなんとも、、、)


(進化系)




ンボテ的には古き良き(?)、ベタなアフリカの日常がアートが、若干個性を失いつつあることを嘆きつつも、アフリカが進化していることを積極的に受け止めたいと思っている。


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