今年もやってきた7月14日、'quatorze juillet'(キャトルズ・ジュイエ)、フランス革命記念日。日本ではパリ祭の名前で知られる。
自由、平等、博愛の国。恋に焦がれ、愛にあふれる国。日本でいうそんなフランスのイメージとは裏腹に、革命記念日の祭典は軍事パレードで進んでいく。
(Le point.frウェブサイトより)
アフリカでは何事もなく過ぎていく1日であるが、それでもアフリカからは気になる宗主国の建国記念日、注目の1日でもある。
例えば3年前の2013年の革命記念日、軍事パレードの先頭を飾ったのはアフリカ連合軍だった。そう、マリへの軍事介入ののち、マリ支援国際部隊(MISMA)参加のアフリカ各国軍がシャンゼリゼ通りの行進を先導した。
祝・フランス共和国革命記念日2015
翌年、2014年は第一次世界大戦から100周年を迎えたこの日、アフリカからの動員兵に敬意を表し、アフリカ各国軍がコンコルド広場で閲兵をうけた。
祝・フランス革命記念日2014~14 juilletに思うアフリカとフランス
ということで、なんだかんだといって、ンボテもお付き合いの深いフランス。ここのところ毎年7月14日は在京大使館のレセプションにお招きいただいてきた。
祝・フランス建国記念日2013~'Le 14 juillet'にみるアフリカとフランス
思えば、ここ数年でフランスとアフリカの関係は劇的な変化を迎えている。アメリカのアフリカ重視政策、新興国の台頭など、フランスのプレゼンスは相対的に低下。政治的影響力も徐々に減退してきた。他方、言語、通貨、軍事的プレゼンスでは絶対的な影響力を残している。歴史的経緯を背負い、テロとの戦いに挑むが、一人ぼっちでは戦いたくない。フランスにはそんな本音もある。
アフリカの側からみれば、フランスに対する嫌悪と怨念は大いにありながら、しかし何かあったときに最後に頼れるのはフランスしかいない。そのこともどこか理解されている。
新しい経済関係の構築。そして軍事協定をはじめとしたフランスとアフリカの関係再構築が模索されている。
ンボテとしては今年は久々にアフリカで迎えるフランス革命記念日。今夜はフランス大使公邸でのレセプションにご招待をいただいている。アフリカ、そしてコートジボワールにはどんなメッセージが出されるのか?注目である。
(おわり)
自由、平等、博愛の国。恋に焦がれ、愛にあふれる国。日本でいうそんなフランスのイメージとは裏腹に、革命記念日の祭典は軍事パレードで進んでいく。
(Le point.frウェブサイトより)
アフリカでは何事もなく過ぎていく1日であるが、それでもアフリカからは気になる宗主国の建国記念日、注目の1日でもある。
例えば3年前の2013年の革命記念日、軍事パレードの先頭を飾ったのはアフリカ連合軍だった。そう、マリへの軍事介入ののち、マリ支援国際部隊(MISMA)参加のアフリカ各国軍がシャンゼリゼ通りの行進を先導した。
祝・フランス共和国革命記念日2015
翌年、2014年は第一次世界大戦から100周年を迎えたこの日、アフリカからの動員兵に敬意を表し、アフリカ各国軍がコンコルド広場で閲兵をうけた。
祝・フランス革命記念日2014~14 juilletに思うアフリカとフランス
ということで、なんだかんだといって、ンボテもお付き合いの深いフランス。ここのところ毎年7月14日は在京大使館のレセプションにお招きいただいてきた。
祝・フランス建国記念日2013~'Le 14 juillet'にみるアフリカとフランス
思えば、ここ数年でフランスとアフリカの関係は劇的な変化を迎えている。アメリカのアフリカ重視政策、新興国の台頭など、フランスのプレゼンスは相対的に低下。政治的影響力も徐々に減退してきた。他方、言語、通貨、軍事的プレゼンスでは絶対的な影響力を残している。歴史的経緯を背負い、テロとの戦いに挑むが、一人ぼっちでは戦いたくない。フランスにはそんな本音もある。
アフリカの側からみれば、フランスに対する嫌悪と怨念は大いにありながら、しかし何かあったときに最後に頼れるのはフランスしかいない。そのこともどこか理解されている。
新しい経済関係の構築。そして軍事協定をはじめとしたフランスとアフリカの関係再構築が模索されている。
ンボテとしては今年は久々にアフリカで迎えるフランス革命記念日。今夜はフランス大使公邸でのレセプションにご招待をいただいている。アフリカ、そしてコートジボワールにはどんなメッセージが出されるのか?注目である。
(おわり)