ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

速報!日本はコートジボワールと同組に!~ワールドカップサッカー・ブラジル大会

2013-12-08 07:30:23 | アフリカサッカー・スポーツ
ここ数日、アフリカを巡って、毎日すごすぎるニュースの雨・嵐。。。

こう見えてンボテ・ブログも、日々、目まぐるしく番組予定を組み換えてお送りしている。タイムリーなニュースやエッセイが、どんどん少し後ろ倒しとなってしまっているが、アフリカのダイナミズムに免じてご容赦願いたい。


一昨日、現地時間の早朝。急遽飛び込んできた衝撃のニュース、ネルソン・マンデラ氏の訃報。その一方で、熱い注目を集めているスポーツニュースは、もちろんこちら↓

2014年ワールドカップサッカー・ブラジル大会、組み合わせ抽選会

一昨夜、本大会の予選組み抽選会が行なわれた。もちろんアフリカでも大注目。大きく報道されている(参考記事はこちら(仏語))。



そして日本は、すでにお聞き及びのとおり【C組】。コロンビア、ギリシャとならび、コートジボワールと同組。そしてなんとその初戦が6月14日、【日本代表×コートジボワール代表】なのである!!

アフリカ地区予選で圧倒的強さを見せつけた、ほぼ無敵軍団の'Les Éléphants'。日本にとっては間違いなく強敵だ。

(アビジャンのサッカースタジアム、壁面にはスポンサー企業のサポートメッセージが)



つい、さきおととい。コートジボワール訪問中に、ちょうど母国に一時帰国されていたWeya在京コートジボワール大使とご一緒させていただく機会があった。もちろん組み合わせ抽選会が行われる数日前だった。その際の会話。

ンボテ「大使、ワールドカップ予選突破おめでとうございます。」
大使「日本も早々と予選突破を決めた。おめでとう。」
ンボテ「ブラジルではぜひ対戦したいですね。胸を借りますよ!でも無敵のエレファン、チャンスはそう多くなさそうですね。」
大使「今はそうかもしれない。しかしもう主力は年だ、そこが弱点。世代交代が課題だ。」
ンボテ「セネガルもカメルーンもそこでつまづきましたからね。いずれにしても対戦を楽しみにしています。」
大使「決勝でお待ちしている。」

(在京コートジボワール大使館では等身大のドログバ・パネルがお出迎え笑)



思えば前回、2010年の南ア大会。予選抽選会の日は、カメルーンのヤウンデにいた。夕食をレストランでいただいている、まさにその瞬間。カメルーン人のウエィターがすごい形相で飛び込んできた。

「俺たち不屈のライオン(カメルーン代表の愛称)は、初戦、日本との戦いだ!!」

すごい巡り合わせ!!ゾクゾクした。運命を感じた。


その後カメルーン人との会談はいつでもワールドカップの話題が絡み合った。

日「ワールドカップではお手柔らかに。だがサムライブルーも侮れませんよ。」
カメ「残念だがサッカーでは貴方との間でプロトコールも外交辞令もありません。覚悟しておいてください。」

結果は、着実な試合運びで日本の勝利、そしてベスト16へ。対するカメルーンは全敗を喫し、一次リーグ敗退。以降のカメルーンとの会談では、サッカーの話題は当面タブーとなった笑。

ンボテは過去記事の中で、アフリカサッカーの弱点について述べている(→こちら)が、奇しくもカメルーンのケースはこれによく当てはまる。


さてコートジボワールとの対戦に話題を戻そう。メディアでは、両国側の談話がすでにアップされてきている。日本側では、「かなり恵まれた組み分け」(フットボールチャンネル)、「初戦のコートジボワールは読みにくい相手」(スポーツナビ)など、ニュアンスは多様。

「コ」側関係者はどうだろうか?コートジボワール代表のシアカ・ティエネ選手(サイド・バック、モンペリエ)は、今回の組み合わせについて、フランス国際ラジオ(RFI)のインタビューにこう答えた。

「2006年は同組にアルゼンチンとオランダ、2010年はブラジルとポルトガル。過去二回のワールドカップに比べれば、少なくとも不幸な組み合わせとは言えないだろう。しかし甘く見てはいけない、どのチームも勝ち上がるだけの力を持ってきている。コートジボワールにとって幸運の組み合わせではあるが、簡単ではない。自信をしっかり持って臨みたい。」


さて問題。ンボテは2014年、ブラジルまで行くつもりでいるが、いったいどっちを応援したらいいのか。これまでも日本代表をアウェーまで赴きサポートしてきた反面、コートジボワール、アフリカ愛もついえない。なにより愛するアフリカを印象づける良い機会だ。


そうだ、この一戦だけに関しては、コートジボワールを応援しよう。素晴らしいアフリカサッカーを世界に、日本に見せつけてやろう!

昨日はそんな血迷いの一日であった。。

(おわり)

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