なをぞの徒然草

2008年7月高齢(38歳)&2011年7月超高齢(42歳)で出産、二人娘に翻弄される育児の日々をボヤいてます。

男の脳、女の脳。

2006-04-27 18:20:12 | レストラン
2年ほど前、通っていた四谷の日米会話学院でビジネスコミュニケーション関連のクラスで三ヶ月ほど勉強したことがあります。このときのクラスメートの人達とえらい気が合いだいたい季節ごとに1回集まって飲んで食べて大笑いしてるのですが、その2周年の会合がこの木曜にありました。本当は、お花見!といっていたのですが、ビジネスコミュニケーションをとるだけあって皆それなりに仕事が忙しい人ばかり、やっとこの日の開催に至ったのでした。日にちが決まったのが直前だった上、たとえもっと前に決まっても当日集合時間に全員がそろって集まったことがないということで、今回お店選定を任された私は仕事でアメリカから来日したスタッフを連れていってなかなか好評だった渋谷の菜なにしてみました。

ちょっとお高めではあるのですが、日本食っておいしい!としみじみしながら日本酒を飲むのにうってつけのお店です。酒の肴を好きなだけ頼むのでバラバラにきても大丈夫。私が飲んだのはビールの他に健康的に黒酢梅酒、それと宮崎(偶然ですがマーシーの実家は宮崎)の“百年の孤独”で有名な黒木本店の“野うさぎの走り”という焼酎。なーんと、アルコール42度!もともと下戸でワインを飲んでレストランのトイレでひっくり返り、日本酒を飲んで頭痛を起こす私が時々アルコールが高くても大丈夫なお酒があるのですが、まさしくこれもそうでした。そういや、マーシーも彼を紹介してくれた高校の先輩にあたる同僚のUさんも酒が強いもんなあ。宮崎人さすがです。

そして、会合はやっぱり大笑いばかりしてあまりに笑いすぎて店員さんから注意されたくらいでした。

いつも話題豊富なVさんがアメリカでとあるパーティに行き、トイレに入って用を足しながらふと視線を感じて下に目線を下ろしたらウェットスーツを着たそっち系(どっち系だろう)の趣味の方が横たわっていたとか、

一時テレビにでて名前がでたSBIホールディングの北尾CEOは態度がデカいので大きく見えるが実は背が低いとか、

そして、話は姉歯氏のアタマの話になったのですが、前回の会合のときにその場にいた女性が全員“彼はヅラだ!”というので一致したのに男性メンバーは全く誰も“そうだっけ?”と気づかなかったのです。そういや、マーシーにもいったことがあったけど“別にそれがどうだっての”というつまらん返答でした。(たぶん、気づいてなかったと思われる)

で、Vさんによるとこれって男女での脳の違いによる“視点の違い”によるものらしい!

男性は右脳左脳がハッキリ分かれていて特化できるのに対して女性はこの右脳左脳間のコミュニケーションが優れているのだそう。こんな付け焼刃な知識はこちらからお借りしてきたのですが。このサイト、右脳左脳診断があって自分がどっちよりかもわかりますのでぜひどうぞ。ちなみに、私はやや右脳よりでした。普通女性は左脳のほうが発達しているといわれるのでこんなテストでもオトコっぷりを発揮してしまいました…。

英語学校のクラスメートの集まりということで、1つ。大人になってから習得した英語を使うとき、女性は発音もネイティブに近い発音になるのですが男性はどれだけ勉強して単語も文法も完璧でTOEICで満点に近い点数を取っても発音は“ジャパニーズイングリッシュ”のままです。ネイティブの英語を完璧に聞き取ってもです。これって私の長年の疑問でした。これもやっぱり右脳左脳のコミュニケーション力によるからなのだそうです。左脳で言語としての英語は習得はできても右脳の音楽感覚での発音の習得ができないからなのでしょうか。

理数系って苦手だ!と毛嫌いしてしまう私ですが理科って結構おもしろいかも!






似てる?

2006-04-26 00:09:00 | れびゅー。本とか、DVDとか、映画とか。
最近、読んでいる本はよしもとばななさんのイルカという最近発売されたばかりの本です。


そして愛用のIPODで聞いているのはドリカムのTHE LOVE ROCK

本と音楽全く違うのですが、ばななさんの小説の主人公と吉田美和さんの歌詞の主人公と人間像が似ているような気がするのですがどうでしょうか。共通してイメージできるのは、どちらかというとサバサバしていてあまり女々しくない女性。女々しくないというのを色っぽくないと置き換えると私になるのですが
だから両方とも感情移入しやすくて好きなのかもしれません。それとどちらも良い意味で胸を張って頑張って生きていく女性を描いていて読んだり聴いた後に元気になるという印象があります。ふとした場面でこれって似てる…と思ったときにダブってしまいこれがばななさんの本の中に出てきた話なのか、ドリカムの曲の中にでてきた話なのか、ふと考えることが。

母は聴くのはたいがい年末の紅白だけですがドリカムは聞いていて安心するうまさがある、という表現の仕方をしていましたがそれがばななさんにも通じるように思います。

そういえば、実はどちらもデビュー数冊目(ドリカムは数作目)までハマって必ず買って読んでいたのに、一時期何だかしっくりこなくて辞めていたのも一緒。ここ1,2年で“あれ、やっぱりいいかも”と再び戻ってきたのも一緒です。




せっかく選挙権があるのに

2006-04-23 22:53:35 | Weblog
今まさしく、選挙速報で民主党の太田候補が当確になったようですが私の実家は、今日選挙が行われ政治家が大挙して押しかけ応援したその“千葉七区”です。

いやあ、いくら限りなく東京に近い千葉(一般的に千葉都民と呼ばれるエリアで東京に勤めている人が多いのです)といえど、浦安のようにディズニーランドがあるわけでなく、成田のように空港があるわけでなく、これといってパッとした産業もないせいか滅多にテレビに映るような事はない場所です。全く余談ですが成田空港に行くのに中途半端な位置にあるため成田エクスプレスのある横浜より時間がかかったりします。

…が、この1週間くらいはほぼ毎日ニュースにでていました。通学で使っていた新松戸駅があんなに毎日テレビにでるなんて私がいた頃は考えられないことで住民票を移したのを初めて後悔しましたよ。

しかーし、うちの母に“おもしろそう!”と言ったら“別に地元出身の候補ではないし”(←といううちの母は関西出身)とえらい冷めていました。挙句にこないだの水曜から神戸の大叔母の見舞いに行ってしまう始末、不在投票をしたかどうかあの冷め具合から考えるとかなり微妙です。

それにしても、今回タイミングがタイミングだっただけに民主党も自民党もいろんな方々が応援に行ったけれど何人が“思えば遠くにきたもんだ”(←武田鉄矢風に)と遠い目になったのでしょう。鳩山さんの奥さんとか絶対思ってるんだろうなあ、と思います。親の土地のない普通のサラリーマンのお父さん達が自分の収入で購入できる一戸建てはそこら辺でないと買えないのですよ。そして超ラッシュの常磐線に押しつぶされながら1時間以上かけて毎日通勤しているのですよ。夜酔って頭がガンガンになりながらホームからタクシー乗り場まで全力疾走しないと確実に20分以上待ち時間が違うタクシー激戦区(違う意味で)なのですよ。きっと車でブーンときただけだからわからないだろうけど。




縁。

2006-04-19 00:05:08 | う~ん。
縁があるものや人って無理にとか努力しなくてもそばにあったりしますがないものやヒトって1回限りだったりします。買ってすぐになくすモノがある反面、落としてもちゃんと戻ってくるモノもあって、思わず“よしよし”となでてしまうのでした。

以前、ブログにも書いたのですが前の会社の先輩だった人が会社を辞めて飲食業に転向しました。うちの会社のある沿線近辺でお店をだせるような場所を探しているんだよね、とは聞いていたのですが、

なんと会社から徒歩2分のところにこのたび開店。(もちろん向こうも知らなかった)

実は飲食業の知り合いって今までいなくてどういう感じになるのかわからないのです。残業帰りにきっと“ご飯作る気力がない”と寄ってしまうんだろうな。会社の人も連れていかないと。味にはうるさい先輩がいるので美味しいといいのだけど。

それはいいとして、辞めた会社の先輩とこうして繋がっておそらくこのお店を通して昔の社員仲間とも会うだろうし、今でも業務上前の会社が指定業者で貨物を送ったりしているので(一転客の立場っていいですねえ。ふっふっふ)自分自身が会社を辞めても“すっぱり縁切り”とはいかないようです。

反面、その“前の会社”と“今の会社”の間にちょっとだけいて肌に合わずに辞めた会社は、肌に合わなかっただけあって全く現在業務上も縁がなく今はその会社の人達とは完全に連絡もしなくなってしまいました。縁がなかったのだと思います。

究極の縁といえば男女のお付き合いだけど、それ以外にも結構あるんですね。





タイプが妙に偏る場所はしんどい。

2006-04-16 23:39:31 | ただの愚痴ですとも。
M井物産(バレバレ?)のファミリーセールで国際展示場に母と行ってきました。

以前は大手町の本社で開催していたのですが、いろいろあったようで最近はもっぱらビックサイトでやっています。本社ビルのときは地下の食堂フロアと1階のロビーフロアでやっていて狭い場所にギュウギュウ状態という感じでしたが、ビックサイトでいきなり広くなり全部を周るのも大変。本社ではありえない外車の販売も!!!

りんかい線の改札で母と待ち合わせ。普段は私のほうが遅刻することが多いのですが今日はめずらしく私が先でIPODを聞きながら待っていたら駅探で検索した通りの時間に到着した母が妙な顔をしていていました。

“何かねえ、同じような安っぽい格好をして同じようなキャスターバックを引きずってる若い女の子ばかりたくさんいるのよ。キャスターで足をふんずけられちゃった”といいます。言われてみると確かにキャスターを引きずる“ゴロゴロ”という音が和音状態です。

駅からビックサイトまでの道はセールに行くような感じの人より(土日のセールで日曜の昼過ぎなんてセール達人にはあるまじき時間帯だからでしょうか)その“安っぽい格好にキャスターバック”ばかりで本当に今日はセールがあるのか?!と心配になってしまったほどでした。

いったい何かな。なんとなく美容関係っぽいけど、美容師の何かイベントかな、って母に言ったら“それにしちゃ髪型が凝ってない”といいます。なるほどそうかも。

結局美容師さんではないとある美容関連の試験で彼女達の大量の荷物も納得したのですが 美容関係って不思議です。トップの人たちってすごいオーラがあってとってもオシャレ。私が使っている美容院の女の子は美容学校を出てすぐその美容院に就職してシャンプー担当だったころは何となく垢抜けてなかったけれど数年経ってサロンで髪を切るだけじゃなくて外でメークさんもする今では髪型もお化粧も洋服もちょっとしたモデルよりモデルっぽいのです。けれど、いつになっても“安っぽい”感が抜けない人たちもいます。その差っていつ、どこで別れるのかなあ、などと思ってしまいます。

普通の街中でいろんな人たちの中に彼女達がいてもごく普通なんだろうけど、“展示場”に行くためだけのような場所を歩くと、似たような格好がものすごい集団になって安っぽさが二乗、三乗になってますます変に見えてきました。じゃあ渋谷も?と思えそうですが渋谷もそれなりに雑多だから薄まるのでしょうか。お台場の国際展示場という自然ではない人為的にできた島というエリアにいるせいか余計きついのかもしれません。

今回は特殊な場所なのでこういうこともあるでしょうが、“似たような集団”の人工的にできた街や場所ってその集団に入れなかったときは私にとってすごいしんどい場所のようです。だからある程度は混沌としていろんな人がいる場所のほうが住むにはいいのだな、としみじみ思ったのでした。

近くて遠い国

2006-04-13 00:29:00 | う~ん。
以前、“近くて遠い国”といえば韓国でした。依然として政治では隔たりはあるものの、文化ではすっかり韓国も日本の芸能関係もオープンになりましたし韓流ブームでいろんな韓国人の俳優さんも来日しています。以前何かの番組で韓国の大学生に“日本が好き/嫌い”“日本の総理(政治家)が好き/嫌い”というアンケートをやったら日本という国は好きなのに政治家は嫌いという人がほとんどでした。戦争を経験した世代、その子供の世代はまだわだかまりがあるのですが孫の世代になると大分薄れてきているのだな、という印象があります。

けど、ここで書くのは中国です。

“近い国”…私にとって感覚的に“あ、やっぱり同じアジア人だ”と仕事をしていて思うことがあります。年末から同じプロジェクトで中国の支社のスタッフと話をしているとこちらの説明不足もすぐ気付いて“こーゆーことね、わかったやっとくよー”とパッとわかってくれることがあります。それが一人ならその人の性格とか頭の良さなのかもしれないけれど他の人でもそういうことがあります。“これこれこうして下さい”とはっきりお願いをしないと動いてくれないアメリカより感覚が近いなあ、と思うのです。

先日、中国スタッフのリリー(中国スタッフはほとんどみんな英語名があります)から送ってもらい私が取引先に転送する資料があるのですが、時々忘れてしまうので彼女に“ごめん、今度から直接送ってもらってもいい?最近すごく忙しくて忘れてしまったり(資料の一部が)もれたりすることがあるので…”とメールをしたらすぐ“オッケー!”と快諾してくれました。それに“私は2歳の子供がいるけどほとんど毎日残業で全然面倒みれなくて。平日は義母が見てくれて週末に夫が迎えにいって一緒にすごすのよ”とのことでお互い“この仕事、大変だよねえ…とほほ…”となぐさめあってしまいました。もちろん独身の私は彼女より自分のことだけでいい分“同じくらい大変”というのもオコガマシイのですが。現地時間の4時すぎにメールをすると“もう帰る時間だから明日回答するね(←日本時間ではあさってになってしまうのに)”というヨーロッパとえらい違いです。もっともヨーロッパのスタッフはほとんど毎朝7時くらいから働いているようですが。

けれど、テレビのニュースを見ると中国も韓国の“政治では遠い国”と同様“反日デモをする日本を嫌っている人達の国”というイメージがあります。また“私のモノは私のモノ、あなたのモノは私のモノ”“行列は早いもん勝ち、整列なんか知ったこっちゃない”はどうもおっかなくてついていけないよなあ、と思ってしまいます。

昨日ベルギー人スタッフのトム君を連れて広島の取引先に行きました。(余談ですが彼はどうも雨男のようで来日以来一回も晴れてません。昨日広島から帰るときに広島は雨がやんで太陽が顔をだしていましたが、羽田に着いたら大雨でした)空港から最寄駅までバス、そしてローカル線に乗って移動していたら瀬戸内海に見える島々をみてトムがやおら“あれは中国?”と聞いてきました。ヨーロッパからきている彼に東西南北は確かにわかりずらいよね。私だってベルギーがどんな形をしているかなんてわからないし(自信満々でいうことではないけれど)

あんな至近距離に中国があったら怖いよー、ととっさに思ってしまったワタシ。やっぱり“遠い国”なのかしら。

《おまけ》
以前、ある方に前世を見てもらったら中国地方らしい、と言われたことがあります。中国地方と聞いてとっさに“だから私は大陸顔なのか…”と言ってしまいましたが、中国は中国でもチャイナじゃなくて中国地方の中国でした。アホですね。
しかし、最近広島の取引先に行くことが結構あるのですが現地であまり“慣れない場所”という感覚がないのは気のせいかな?



料理と人生の教科書

2006-04-08 00:05:03 | れびゅー。本とか、DVDとか、映画とか。
最近、仕事が忙しくてフラのレッスンも3週間お休みしてしまいました。飲みのお誘いも行けず、ただでさえストレスいっぱいなのに、解消できなくてますます増える一方…。

私のストレスのバロメーターは“本のバカ買い、CDまたはビデオのバカ借り”で読んでる時間がないのにちょっとだけと行った本屋で3,4冊買ったり見ている時間がないのにツタヤでビデオを2本も3本も借りて見切れず返したことも。

ってなわけで?そろそろきているな~と思ったらいてもたってもいられなくて本屋に直行してしまいました。

単行本や雑誌ばかり買っても、と思い何となく料理本コーナーへ。

実は家政科出身なのに、料理ができないワタシ。最近気付いたのはこと料理に関しては想像力が働かないらしくどう作っていいかわからず味覚に自信がなく調味料のさじ加減がわからなくて最近はインターネットのレシピに頼りっぱなし。こないだパソコンが使えなかった時期は大変でした。

ところが、変に勉強して頭でっかちになっているせいか“くだけすぎた”料理本はあまり好きではありません。あのいかにして楽に作るかってやつですね。料理って本来命をつなげるすごく立派なお仕事。料理を手を抜くということは私の場合ただでさえマトモにできない仕事をテキトウに手を抜いてやるのと一緒でそんな新人君がいたら(って私が今は“とりあえず”新人だった!)叱り飛ばしてしまいます。今は会社のお仕事が忙しくて帰宅はいつも夜遅く、台所がモウレツに狭いから(台所とはおこがましくていえないくらい)とりあえず自分が生きていける程度でやってしまっていますと言い訳してしまうのですが、実は今年の目標は“料理本を見ないで作れるレシピを増やす”というものでした…全く守れてませんけど。

先日テレビを見ていたら料理家で辰巳芳子さんという方の特集をやっていました。

この方が本当にしっかりした方なのです。朝忙しくてダシをとる時間がなくてテキトウにやってしまうというようなことをいった生徒さんにカミナリ落下です。“テキトウにやる”ことを許しません。けれど下に紹介する“手しおにかけた私の料理”に載っていますが、何でもかんでも時間をかけてやるというのではなく週に1回その1週間で使うだしをきちんと作りなさい、と書いてあります。きちんとしていながら合理的。この本辰巳さんの人生哲学もあります。その1つが“荷は軽く、負うべきものは負う、しっかり負うのが人生”だと書いてあります。かなりズッシリくる言葉です。

その辰巳さんの本今回は2冊買いました。
まず、辰巳さんといえばこの本といわれるくらいのスープの本“あなたのために-いのちを支えるスープ” 


それと“手しおにかけた私の料理”



の2冊です。

特に“手しおにかけた私の料理”はダシの種類ととり方、季節の野菜と組み合わせた調理例、煮物、焼き物などの作り方…という本来なら学校で習ってさらに私の場合生徒に教えなければならないはずの基本的なものだけど忘れてしまっていることが載っています。なんだかもう辰巳さんの厳しい視線を感じ“こんなことも知らなくてすみません…”と正座して読まなくてはいけないような気分ですが、しっかりと身につけるべきことばかりでまさしく“教科書”です。しっかり読んで勉強させていただきたいと思うのでした。

私がもし家庭科の先生をやっていたら本当に授業で使いたいと思う2冊です。



言葉自体がポシティブ?

2006-04-04 00:08:38 | う~ん。
今の会社には派遣社員として働き始めて2年ほどたったのですが実は今月から正社員になりました。

自分で言うのもなんですが、これは棚からボタモチのようになったわけでもなくてもともと派遣社員の裁量以上の仕事をさせてもらっていたし外資系なので自己主張も大事で1年ほど前から機会があればお願いをし上司も推薦してやっと今日に至ったわけなのですが、実際なってみると実は残業代をかせぎまくってたここ数ヶ月と毎月の給料はそれほど大差なく、手放しで喜ぶというよりは、やることは全く変わらないしむしろこれからもっと大変な仕事も入ってくるのだろうなあ…とどうもプレッシャーに弱い身としては弱気になったりしています。何を今更、なんですけどね。

まあそんなわけで何人かに“よかったねー”とか“おめでとう”と言われたのですが、あまりめでたいという実感はないのです。なんせ、“給料一緒”“やること一緒むしろ大変さレベルアップ”なので…。もしこれが最初から社員で“内定決まりました”とこの会社からきていたらおそらく空も飛んじゃうくらい大喜びしているはずなのですけど。そんなわけでお願いし推薦してもらいながらもあまりウキウキということもなく“いや、やることは一緒だから変わらないっすよー”といってしまうのです。

が、英語だと“Congratulations!”に思わず“Thank you!”と答えてしまうのです。そりゃもうHow are you?にどんだけ疲れてても“Fine”とうっかり?答えてしまうような反射的に答えちゃう、というのもあるけれど英語だとお祝いの言葉に対して“いやいや…”というのがあまりないよなあと思います。 もともと英語、特に米語を使う国にあまり謙譲の美徳はないので“そりゃめでたい”には“いやいや、大したことないっすよ”というよりやっぱり“でしょでしょぉ?!”になってしまいます。そうなると元が単純な私なぞは段々自分でも“そっか、やっぱり良かったのか”などと一瞬だけは気分良くなってきてしまうのでした。


プロ根性の問題。

2006-04-01 20:03:26 | う~ん。
Sちゃんのブログに小泉さんの改革の矛先になった現在は公社の配達スタッフのレベル低下の書き込みがありましたが、私の場合民間でやられてしまいました…。

先日AMAZONで注文した下田昌克さんの本がやっときました。すごいうれしいのですけれど、配達に至るまでに問題が。

“24時間以内に配達”のはずが2日たってもこないのです。おかしいなーと思ったその夜、メールチェックをしていたらAMAZONから“配達先住所が不明でセンターに戻したと指定宅配業者から連絡がありました。住所をご確認の上ご連絡ください”のメールがきていました。

でも、でもね。AMAZONで以前も本を買ってそのときの登録した住所のままなのに前回はちゃんと届いているのですよ。

私の今住んでいる部屋はちょっと変わっていて集合住宅ではあるけれど見ためは一軒家です。アパート名の表札もありません。だからわかりずらいといえばわかりずらい。Sちゃんが憤慨した公社から配達される普通郵便(あ、いっちゃった)の配達はそのあたりちゃんと人が変わっても引継ぎされているようで、問題になったことはあまりありません。

けれど、今回の宅配業者の担当の方は“配達先住所が見当たらず持ち帰りました”とのこと。宅配会社でしかもビジネスじゃなくて個人宅配なのですから担当の地域はある程度勉強するべきぢゃ?!ちょっと、プロ根性が足りないんぢゃ?!?!と元同業者としてえらい憤慨してしまいました。

こないだパソコンを買った時の準大手の宅配業者はもう言後同断で、なんと時間指定ができなくて午前か午後かだけ、しかも6時以降はダメというイマドキあるまじきサービスの悪さ。モノがでかすぎるので会社にというわけにもいかず、大家さん宅に届けてもらうことにしました。当日大家さんが午後からでかけるから午前中指定にしたのに、結局こなかったと大家さんがわざわざ電話をくれました。業者に確認をしたら“インターホーンを押したけれど応答がないので持ち帰りました”といいます。けれど大家さんはインターホーンはならなかったとのこと。クレームの電話をして担当者に確認してもらったらどうも裏口の使っていないインターホーンをならしてでてこないからとすぐ持って帰ってしまったようです。ちょっと表に回ればそちらにもインターホーンがあるのにです。おまけにパソコン本体とモニターの2個口のところ、1つしか持ってきていませんでした!久々のカミナリ落下!!!!

私が勤めていた会社は宅配関連でも海外関係のほうでした。入社してすぐに配属されたのが請求書のデータをインプットして問い合わせの対応をする部署でその中でも私の担当は海外から日本向けの貨物にかかった費用の請求です。私のところに伝票がまわってくるとゆーことはすでに配達済みということです。

しかーし!!!日本に住んでるなら“ありえない”とわかる住所も外人はわかりません。

例1:東京都駒沢アパート…区名も番地も何もない
例2:都市コードは大阪、住所は“東京都 北九州市…”…関東か関西か九州か全然わからない
例3:“東京都港区アラスカ…”…まあ赤坂を間違えただけなんですけど…。

こんな住所、届くわけがないはずなのに何故か配達担当のにーちゃんは届けたようです。けれど、我が家にはちゃんと届いても、この住所のまま郵便で請求書を送って届くはずがありません。いろいろ調べたんだろーなー、と感心してしまいます。もっとも私が勤めていた会社は本来企業向けですので一般家庭は先ほどの時間指定ができなかったり細かい点で問題はありましたけど。

本を届けた業者とか、パソコンを運んだ業者とか民間で宅配で売ろうとしているならもっとプロのスタッフになってもいいのではないですかねえ。最近は、一軒家だってアパートだって表札もない家は多いのに事前の確認、現場で確認をちゃんとしなくてどーするのだ!

ちなみに。
AMAZONからのメールでは“配達業者の住所確認が不十分だった可能性もありますが”という前置きがあります。クレームが多いんじゃ?と勘ぐってしまう私です。