マーシーと私の共通の趣味は映画鑑賞です。かといって終わってから批評しあうとかはありません。まあウンチクたれまくったり、“だったらあなたがやってみれば?!”っていいたくなるような悪評ばっかりする素人よりはずっと楽です。
マーシーのお誕生日だった12/18、やっぱりコースは映画でした。最近関東で映画を見る場合はもっぱら、
みなとみらいのワーナーマイカルシネマズか川崎の
チネチッタ。人ごみ嫌いのマーシーはどちらかというとチネチッタのほうが好きです。けれどもこの日、企画担当の私はあまりにもそれまでの仕事が忙しかったのと家のパソコンが壊れて使えなかったので、全く予習も準備もする時間がなく“とりあえず、みなとみらいのワーナーに行けば、何かしら(見たい映画が)やってるだろう!”というあてずっぽな理由で行ったのでした。
この日私は初めて映画のはしごをやってみました。“
SAYURI”と“
Mr&Mrsスミス”さゆりが1番目、Mr&Mrsスミスが2番目。実はSAYURIは2番目のスミス夫妻(?)までのつなぎのつもりで見たのでした。
SAYURIは、やっぱりノンジャパニーズの描く“外国からみたジャパン”になるのはどうしようもないですね。主役がチャン・ツィイー、両脇を固めたのがミッシェル・ヨーとコン・リーなのだからしょうがない。このような重要な役どころが日本人じゃないのに対し主役級の男優が2人共日本人なのは、渡辺謙、役所広司クラスの女優さんがいないってことなのでしょうか。個人的には、ミッシェル・ヨーのようなアネゴ系好きです。実は予習をしないでこの映画を見たので、マレーシアの女優さんとは思わず“宝塚出身(っぽいような気がして)かなあ。誰だったっけ?”とマーシーに話していたのでした。
マーシーは何か言おうとしてたけど(おそらく日本人じゃないけど名前が思い出せなくって)黙っていました。
ブログで、SAYURIの感想を探してみましたが、一番好きだったのは八ちゃんさんの“
八ちゃんの日常空間”でした。八ちゃんさんが書いているように、チャン・ツィイーさんはやっぱり“中国美人”で、ミッシェル・ヨーもコン・リーもやっぱり中国系の美人なのがなんとなく日本人としてはしっくりこない…けど、今、SAYURIや豆葉をできるだけの日本人の女優さんがやっぱりいない。天海祐希さんがもう少し年齢を重ねたら豆葉役、できるんじゃ・・と思うのですがいかがでしょうか。
前述のように期待していなかったせいか、私は以外と面白かったと思います。もっとも映画らしい起承転結を期待するとはずれるかもしれません。私はもともと江国香織さんやよしもとばななさんのようなマッタリ系の小説が好きなので、原作は読んでいませんが、彼女達の小説のような展開は楽しめたと思います。多くの日本人が気になるという英語と日本語がちゃんぽんも、自分が普段会社でちゃんぽんなせいかあまり気になりませんでした。
さて、Mr&Mrsスミスですが、これはもう一言“娯楽映画”ですね。5年(あるいは6年)夫婦生活やってお互職業がバレてない…なんて実際、あり得ないと思うんですけどー(笑)