なをぞの徒然草

2008年7月高齢(38歳)&2011年7月超高齢(42歳)で出産、二人娘に翻弄される育児の日々をボヤいてます。

思い込みはいかん。

2007-10-21 18:41:26 | 映画。
先日、出張で普段より遅く朝9時半過ぎに家を出たらマンションのロビーの一角で同じマンションの奥さん達と思われる集団がお喋りしていました。

その人数、10人くらい。おまけにマンションを出たところの敷地内の公園にも別の集団が。

そっかー、気づかなかったけれどこれが平日の昼間の姿なんだな。

私が普段家を出る朝7時過ぎ、帰ってくる夜8時過ぎは当然すでに外にいる人も少なく休日一日家にいてもその公園で遊ぶ子供の声が響くだけで奥さんが集団で、というシチュエーションはあんまり見たことがなかったのです。

けど、あんなに集まって何を話しているんだろう?専業主婦のハハも時々近所のおばちゃん達と楽しそうに話しているもんな。と思ってハハに“こういうのを見たんだよ”と話をしたら“それだったら、今度その中の人に何か集まりでもあるんですか?私は仕事をしているから全然知らなくってと聞いてみたら?”などというではないですか。そんな、仕事をしていることをひけらかすような発言、絶対にできません。当面働いている間は仲間入りする時間もありませんが、逆に決め付けてどうのこうのいう気もありません。だって知り合いが周りに誰もいないって今は職場という社会があるから孤独じゃないけど、もしここが社会になって誰とも打ち解けなかったらすごい孤独だろうなと思うから。今できることは、とりあえず当たらず触らず穏やかにマンションライフを過ごすことです。

yukayukaちゃんに“おもしろいよ~”と薦めてもらった“デスパレードな妻たち(英語名Desperate Housewives)を会社の入っているビルの下にある拡張したばかりのツタヤで借りてみました。実は今までこういうドラマシリーズって借り続けることにならないようあまり手を出していなかったので初挑戦です。



このドラマのことはタイトルだけは知ってはいたのですが、おそらく比べられやすいもう1つアメリカの有名な連続ドラマ“Sex and the City”の主婦版くらいだと思っていました。主役の女性4人の生活が次々に展開というのが似ているので。Sex and the city もつい最近まで負け犬街道驀進中だった身の上としては何となく親近感を感じて見たことがありましたが、どちらかというとこのまま独身でいることの不安の払拭で、元気を出すためのカンフルなので内容としてはそれほど深みはありません。それが主婦版なら当時独身だった自分と重ならないと思いこんでいたのでした。

デスパレード、“がけっぷち”というタイトルで気づくべきでした。決してSex and the Cityの主婦版ではなく、登場人物達がお互い秘密を抱え、テンポの良いストーリー展開は似ているものの、それぞれの登場人物が悩みを抱えてがむしゃらに何とかしようとしており、コミカルな一面もあり、そしてサスペンスの要素もある軽すぎず重過ぎない内容でした。(ってまだバージョン1のエピソード1しか見てないけど)

なかなか、おもしろいです。

ハマりすぎると寝不足になってしまい美容によくないので?少しずつ借りて見ていこうと思います。

一回、日本語訳で見ただけですが難しい専門用語が少ないので日常英会話の勉強がわりにも調度良さそうです。





引越しの準備、ちょっと休憩。

2006-07-02 01:18:29 | 映画。
新しい部屋のカーテン選びと家具をちょっと見に、マーシーと横浜のワールドポーターズへ。今月のデートはたぶんこれだけかな。最近は1ヶ月に1度のペースです。

ハマっ子のMちゃんに“家具とカーテンがいっぺんに見れてあんまりこんでいないところある?”と聞いたらここを勧めてくれたので即決定。

ワールドポーターズのあるみなとみらいといえば観光地で人だらけですがMちゃんの言葉通り家具やカーテン売り場のある4階は結構すいていました。

さくっとカーテンを選んで、せっかくワールドポーターズに行ったのだからと映画を見ることに。こんなことをしているヒマがあるのかという疑問はアタマの外に追いやります。

最近テレビでばんばん予告が流れ、こないだはトムクルーズが新幹線を借り切るハデなプロモーションをしたことで話題のMI3が先行上映していたので迷わずこれにしました。


これ、英語の映画紹介サイトから引っ張ってきました。結構良いポスターだと思いますが、日本ではあんまり見ないですね。

決まった展開、という点ではこないだのトランスポーターと似ています。主人公と仲間達は不思議なほど死なないある意味安心感と、有り得ないアクションシーンの映画みたぞぉ、という満足感。

元々私はどちらかというと勧善懲悪単純ストーリー系の映画よりどちらかというとちょっとヒネリのきいてるのとか、ドキュメントっぽいのとか、こないだのミュージカルみたいなのとか、そういうほうが好きなのですが、最近はどうもこういう系もエンターテーメントと割り切ってみるならいいのかも。と思ったりもしています。誰かの影響?ほんと、私ってA型。

さてB型のヤツ。先日メールで“こないだみたミュージカルぽいやつ、何て映画だったっけ?”と聞いてきました。前に私が選んだ“RENT”です。今頃になって何か感動でも?と思ったら、どうも酒の席で

つまらなかった映画ワースト10にあげていたらしい。

…むかつく!!!!








ザ・娯楽映画かヾ( ̄・・ ̄)ォィォィか

2006-06-11 22:04:11 | 映画。
“トリック2”を見ようと映画館に来たのですが、なかなかの人気のようでみなとみらいのワーナーマイカルシネマズはお話にならないくらいの混雑、慌てて移動した高島町の109シネマズも次の回は一番前の席しか空いてません。さて、どうしよう。

私 “ねーねー、トランスポーターってどんな映画だったっけ?”

マーシー “…運び屋の話。”

そのまんまやんけ!!

けど、ちょうどあまり待たないで見れるのはそれだけだったので気づけば席に座っていました。

さて、どんな映画かというと

やっぱり運び屋の映画でした。
リュックベッソン監督ってフランス人だからちょっと小難しいのかと思いきや、ハリウッドも吃驚の勧善懲悪&単純明快ストーリ、インディジョーンズも吃驚の不死身の主人公。



映画は娯楽。有り得ないからこそ面白い。これにストーリー性とか現実らしさを求めるほうが愚かしいのかもしれないと思わせる映画です。

けれど、水戸黄門を映画で見ようとはあまり思わないようにあまりにもお決まりの展開に1800円だせるかいっつ!っていう方にはかなり不向きです。

あ。マーシーのような“サスペンスドラマファン”は結構好きかも。








ワタシの務めは?

2006-06-02 00:17:53 | 映画。
映画の日なので見てきました。そう、あのダヴィンチ・コードです。原作を読もうと思いながら、読まないまま映画を見てしまいました~。

小説の映画化というのは非常に難しいのです。小説なだけに読む側は勝手にいろんな想像が膨らんで自分でイメージが出来上がっています。だからそれとちょっとでも違うとすごーい裏切られた気分。あとはそれを2時間やそこいらに収めなければならないので大変。だから原作では私にとって非常に心に残るシーンであっても映画では端折られているケースがあってガッカリすることもしばしば。“こんなシーンは(撮影が)難しいだろうなあ・・・”ってのも案の定。無理やり原作にない登場人物が登場して強引に話が進んだりとか。

という点では、あの原作の量から考えるとおそらくですが端折っているんだろうなあというのが容易に想像できます。だから逆に読んでなくてよかったのかもと思いました。純粋に映画として楽しむことができました。


ちょっと、怖いよ~って場面もあったのですが。

この映画を見てふと考えたのは、勝手な私の解釈ですが私が今生きていて与えられた務めは何だろう?ってことです。特に何が長けているというわけでもないので、というより何が長けているのかというのを未だに見つけられないので、本当にわからない…。すごく時間がかかるだろうけど、まあゆっくりと考えるしかありません。生きてる間に見つかるのだろーか…


この映画を単純におもしろいとか、つまらないとかで括るのはちょっと難しい題材であり内容ではないかというのが感想です。私のように初詣と機会があれば神社でもお寺でも教会でもどこでも行く典型的日本人(無宗教とも違うけれど、何か特定の宗教を積極的に信仰しているわけではない)には純粋にサスペンス映画として楽しむ作品ですが、もし私がキリスト教信者だったら基本となる教典が根本的に覆される内容なのでかなり複雑かも。

偶然にも先日オウム真理教の麻原被告の死刑が確定したことに対して弟子であった林被告が“(執行されることによって)余計に神格化してしまう”というコメントをしていたのをふと思い出してしまいました。





How Do You Measure A Year In The Life?

2006-05-01 22:09:01 | 映画。
私ってやっぱり音楽好きかも。そう思った今日の映画、“RENT”でした。

1日だし(映画の日で1人1000円!)映画を見ようとマーシーに誘ってみたものの特にこれといってこれ見たい!というのがなかったので金曜に慌ててリサーチしたところひっかかったのが、これです。

この映画、好き嫌いが普通の映画以上にはっきり分かれると思います。音楽、ミュージカルを好きな人はすごく見ごたえがあって受けるけれど、映画にストーリ性を求めるタイプだと訳がわからないかあまりにも脈略がない(あるいは無理がある)ように見えてしまうかも。ミュージカルの映画化って結構難しいなあと思うのは、以前CHICAGOのDVDを借りて見たのでわかってはいたのですけど、まあRENTも突拍子もないところで歌ってばかりいます。歌舞伎を映画化したようなもんだもんね。予想はしていたけど隣でマーシーのアタマの上に?マークが5個くらいのっかっていました

けれど、音楽はとてもすばらしく私はすっかり1000円でニューヨークでミュージカルを見た気分です♪本当は本場でやっぱり生のミュージカルで見たかったなー。

ストーリーは本当はすごく単純で過酷な環境の中で若者達が純粋に真剣に生を見つめる内容です。(短かっ!)もちろん私は内容に感激したけれど、自分がアメリカ人で貧困やエイズやドラッグがもっと身近なところにあったならもっと実感として感動することができたかもしれません。自分ではどうやっても変えられない貧困も同性愛もHIVも薬物中毒も当事者にとっては他者から対岸の火事として同情してほしくないものばかりなのに私自身も周りにもない以上想像の域を超えることはできません。けれどどれも飛行機に乗れば10時間ちょっとで行くことのできる場所で実際に同じ時間を生きている人達なのです。

映画で繰り返し流される曲ですっかり魅了されてしまった曲“Seasons of love”というのですがこのような歌詞です。私が好きな節は今日のタイトル“How Do You Measure A Year In The Life? ”1年間をどうやって数えるの?-ついつい人と比較して落ち込んでばかりいる私ですがかなり直球ストライクにきました。自分らしくしっかりしなくちゃね。オフィシャルサイトのSOUNDTRACKで聞くことがます。

Seasons Of Love - RENT
COMPANY
Five Hundred Twenty-Five Thousand
Six Hundred Minutes
Five Hundred Twenty-Five Thousand
Moments so dear
Five Hundred Twenty-Five Thousand
Six Hundred Minutes
How Do You Measure - Measure A Year?
In Daylights - In Sunsets
In Midnights - In Cups Of Coffee
In Inches - In Miles
In Laughter - In Strife

In - Five Hundred Twenty-Five Thousand
Six Hundred Minutes
How Do You Measure
A Year In The Life?

How About Loooooooove?
How About Loooooooove?
How About Loooooooove?
Measure In Love

Seasons of Loooooove.
Seasons of Loooooove.

Joanne
Five Hundred Twenty-Five Thousand
Six Hundred Minutes
Five Hundred Twenty-Five Thousand
Journeys To Plan

Five Hundred Twenty-Five Thousand
Six Hundred Minutes
How Do You Measure The Life
Of A Woman Or A Man?

Collins
In Truths That She Learned
Or In Times That He Cried
In Bridges He Burned
Or The Way That She Died

ALL
It's Time Now - To Sing Out
Though The Story Never Ends
Let's Celebrate
Remember A Year In The Life Of Friends

Remember the Loooooooove
Remember the Loooooooove
Remember the Loooooooove
Measure In Love

[JOANNE]
Oh you got to remember the love,
You know that love is a gift from up above
Share love, give love, spread love
Measure, measure your life in love.


ALL
ohhhhh!!!!
Seasons Of Love~~~~~~~~~~~~
Measure Your Life In Love

笑い声や、夜明けや、愛で数えられますように。


そこがB型。

2006-01-24 00:22:54 | 映画。
私とマーシーの共通の趣味は映画で、一日に2作品を見ることもあります。が、映画といってもいろんなジャンルがあるのですが、2時間ドラマの好きなマーシーらしく彼の好みは一環してハリウッドのような単純なストーリーのもの。私はどちらかというとヒューマンドラマ系か恋愛もの。以前は周りが大ブームになるずっと前に韓流映画にハマって見ていたこともあり先見の明があると自負しているのですが、この時は本流が来る前にマイブームが終わってしまいあそこまでになるとは予測できませんでした。

この冬公開されている韓国の“B型の彼氏”、B型の男とA型の女って同じ組み合わせだ!と(私のA型はサギといわれるくらいA型というよりはO型らしい性格なのですが)思い、“見にいこーよー”と言ってみました。が、韓流映画に興味がないのとあまり恋愛系は好きではないとあえなく却下。(←たまにはこっちの希望に付き合えばいいのにこのあたりですでにB型の片鱗が)

しかし、私が珍しく自己主張したからか作品は憶えていてテレビでこの映画のコマーシャルをしていたときにじっと見ていました。そしてぼそっと一言。

“B型って一番いい性格してると思うんだけど。おかしいっしょ、これ”

…その根拠のない自信がB型なんだってばーっっ!!

去年9月に結婚した友達のTちゃんのダンナもB型。彼女はA型。年末に忘年会で結婚式以来会った彼女に“新婚生活どぉ?”と聞いたら、“うーん、やっぱり自分とは違う人と生活しているって感じだね”と意味深な発言。でも、すごい納得。きっと私もこーな(る)んだろーな。

笑える、けど感傷的にならないのはなぜ?

2006-01-22 23:11:59 | 映画。
三谷幸喜さんが 最近やたらとテレビ出演して頑張って宣伝しているTHE有頂天ホテル、見てきました。名古屋で。

金曜に広島に出張が入ったので、これ幸いと名古屋で途中下車して週末を過ごしてきました。

名古屋で有頂天ホテルをやっていたのは、伏見ミリオン座、どちらかというと単館系の映画を多くやっているらしい映画館でしかも去年の12月オープンしたばかりです。渋谷でいうとロフトの後ろにあるジョイシネマと雰囲気が似ているなあと思ったら同じグループ映画館に栄のパルコにある映画館。なるほど。。

シアターの入り口がせまくて(マーシーによると以前は違う施設だったらしい…レストランかゲームセンターとかだったのかな?)入り口と出口が一緒なので今回のようにヒットしている映画だと終わった時間、せまい館内は人であふれかえってしまいました。

ビックリしたのは年齢層の幅広さ。まさに老若男女とはこのこと、というばかりに家族連れあり、カップルあり、ご年配の夫婦あり、おばちゃん軍団あり。映画館の席の階段を登るのも大変そうなご老人まで!こんないろんな年齢の人の映画は初めてです。これが三谷映画なのでしょう。

内容は、まさに三谷作品らしく、上品なドタバタ映画という感じです。ドタバタしている映画やドラマってただ騒がしいだけなのと、そうでないのと何かが違うんでしょう?私個人的には伊丹十三監督の映画もこれに当てはまるのではないかと思います。主役クラスの出演者がそれぞれいい味だしてます。

さて、私ですが実は新卒で最初に入ったのは某大手のチェーンホテルでした。大学のときにバイトをやったのがきっかけで全くわからない業種よりは、と親の反対を押し切ってホテル業界に入りました。ホテル専門学校より何故か大学や短大のほうが優先していわゆる人気のある部署に配属されました。その結果、家政科という全く違う専攻だったにもかかわらずフロントにいきなり配属。英語の勉強をしようと奮起して会社を辞めるまで3年間、いろんな失敗もしまくり、いろんなお客様に会いました。

自分が体験しているせいか、どうもホテル関係のドラマに弱いのです。あの、高島弟の“ホテル”なんてまさにそれ。このドラマ、時々スペシャルでやっていましたがそこで新人が失敗して泣くシーンを見るたび、一緒になって泣く始末。別に“お涙ちょうだい”でなくても妙に感傷的に今でも見てしまいます。同時にありえない設定、例えば同じ時間に何故かフロントもベルも客室係も、社員食堂でお昼を食べてて“この時間、誰が接客してるんだよー”とツッコミいれることもしばしば。結局、第三者として見れないんですね。

けど、三谷さんの今回の映画はあまりにもエンターテーメント性が強くて感傷的になる余地は全くありませんでした。きっと舞台を見ているのと同じ感覚なのでしょう。

そうそう、作品の中で特に私がいい味でてんなーと思ったのはオダギリジョーさん。二枚目俳優がよくもまあ。あっぱれです。

ちなみに、

2005-12-31 00:17:02 | 映画。
こないだのSAYURIの映画の感想の中にでてきたアネゴ、ミッシェル・ヨーとはこの人です。このブログは、同じ記事の中に2つ以上写真が掲載できないのでこちらで。

私は天海祐希っぽいかな?って思ったけど、SAYURIの感想ブログを見ていたら浅野温子、真矢みきっぽいと書いていた人がいました。なるほど。このアングルは確かに浅野温子っぽい!いずれにしても、宝塚の男役っぽいという点では共通してません?(浅野温子は別としても)

映画のはしご。

2005-12-26 23:28:40 | 映画。
マーシーと私の共通の趣味は映画鑑賞です。かといって終わってから批評しあうとかはありません。まあウンチクたれまくったり、“だったらあなたがやってみれば?!”っていいたくなるような悪評ばっかりする素人よりはずっと楽です。

マーシーのお誕生日だった12/18、やっぱりコースは映画でした。最近関東で映画を見る場合はもっぱら、みなとみらいのワーナーマイカルシネマズか川崎のチネチッタ。人ごみ嫌いのマーシーはどちらかというとチネチッタのほうが好きです。けれどもこの日、企画担当の私はあまりにもそれまでの仕事が忙しかったのと家のパソコンが壊れて使えなかったので、全く予習も準備もする時間がなく“とりあえず、みなとみらいのワーナーに行けば、何かしら(見たい映画が)やってるだろう!”というあてずっぽな理由で行ったのでした。

この日私は初めて映画のはしごをやってみました。“SAYURI”と“Mr&Mrsスミス”さゆりが1番目、Mr&Mrsスミスが2番目。実はSAYURIは2番目のスミス夫妻(?)までのつなぎのつもりで見たのでした。

SAYURIは、やっぱりノンジャパニーズの描く“外国からみたジャパン”になるのはどうしようもないですね。主役がチャン・ツィイー、両脇を固めたのがミッシェル・ヨーとコン・リーなのだからしょうがない。このような重要な役どころが日本人じゃないのに対し主役級の男優が2人共日本人なのは、渡辺謙、役所広司クラスの女優さんがいないってことなのでしょうか。個人的には、ミッシェル・ヨーのようなアネゴ系好きです。実は予習をしないでこの映画を見たので、マレーシアの女優さんとは思わず“宝塚出身(っぽいような気がして)かなあ。誰だったっけ?”とマーシーに話していたのでした。
マーシーは何か言おうとしてたけど(おそらく日本人じゃないけど名前が思い出せなくって)黙っていました。

ブログで、SAYURIの感想を探してみましたが、一番好きだったのは八ちゃんさんの“八ちゃんの日常空間”でした。八ちゃんさんが書いているように、チャン・ツィイーさんはやっぱり“中国美人”で、ミッシェル・ヨーもコン・リーもやっぱり中国系の美人なのがなんとなく日本人としてはしっくりこない…けど、今、SAYURIや豆葉をできるだけの日本人の女優さんがやっぱりいない。天海祐希さんがもう少し年齢を重ねたら豆葉役、できるんじゃ・・と思うのですがいかがでしょうか。

前述のように期待していなかったせいか、私は以外と面白かったと思います。もっとも映画らしい起承転結を期待するとはずれるかもしれません。私はもともと江国香織さんやよしもとばななさんのようなマッタリ系の小説が好きなので、原作は読んでいませんが、彼女達の小説のような展開は楽しめたと思います。多くの日本人が気になるという英語と日本語がちゃんぽんも、自分が普段会社でちゃんぽんなせいかあまり気になりませんでした。

さて、Mr&Mrsスミスですが、これはもう一言“娯楽映画”ですね。5年(あるいは6年)夫婦生活やってお互職業がバレてない…なんて実際、あり得ないと思うんですけどー(笑)