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寒いぞ、木曽川沿いの上松宿@旅ラン「中仙道走膝痛シ」

2022年03月31日 | 中山道走膝痛シ(旧中山道ランニング)
朝食は予定より早く用意が出来ていたので、早めに頂き6:30に出発しました。
外に出た途端、冷たい空気を全身に浴び、すぐさま雨具の上下を着ました。

この日は一日中寒かったです。


桟の跡

国道の下に石垣があるが、これが桟の跡です。
桟は川を渡る橋ではありません。



戦国時代に断崖絶壁の際を通るために作られた桟道のことです。
波計桟道(はばかりさんどう)と呼ばれていたようです。

波計は「憚る(進めないでいる。 行けないでいる。)」の当て字でしょうか?

桟道といえば蜀の桟道が有名ですよね。


蜀の桟道

ですから、ここは中仙道でも難所でした。

桟温泉を早朝出発しました



上松宿 宿場北入口の十王橋


玉林院 この左裏手に木曽氏舘跡(19代木曽義昌の弟義豊が上松蔵人と称して居館を構えた)

といっても誰のこっちゃと思うのですが、後々でここはなんだっけ?と思って調べると色々なことが分かります。

この上松蔵人ですが、この人物は木曽氏が武田氏から織田氏へ寝返った際に、信長の元へ人質として預けられる人物で、しかも、信長から義昌へ与えられた鈴虫を奪ったという話を見つけました。
そして、義昌の子の義利が怒って、上松蔵人を殺害したそうなんですが、
たかが虫一匹で人を殺すか?
と疑問をもちました。

ですが、よくよく調べてみると、鈴虫という名前がついた馬具(轡:くつわ)で、名器だったそうです。

鈴虫とは鳴き声が違って優美じゃないですが、ガチャガチャと鳴くクツワムシからきたんですかね?


広辞苑無料検索より




古い古民家の蔵を改造したとおもわれる和菓子屋のようです。
和心という店名がついていました。





本陣跡(歯科医院になってました)


本町の一里塚跡(日本橋より72里目)


尾張藩直轄材木役所陣屋跡

この上松宿は木曽五木の集散地だったそうで、材木役所というのがあり、番所を設けて常に監視をしていて、盗伐、伐採違反は「木一本首ひとつ」といわれるほど厳しい管理、取り締まりをしたそうです。
ただし、山を守るための住民については炭を作るための材木の確保や木曽五木以外の伐採は認めるなど、その生活を配慮し、実際に厳罰に処せられたものは少なかったみたいです。

木曽五木:ヒノキ・サワラ・アスヒ(アスナロ)・コウヤマキ・ネズコ

二軒の立場茶屋がありました。

-----------世界大百科事典の茶屋より
客に茶を出して休息させる茶店(ちやみせ)から発展した各種の飲食遊興店をいう。江戸時代,旅行者を対象として道中筋に出現した茶店は,途中の休息所であったから,当初は宿場を離れた山中などに開店したが,しだいに宿はずれ(棒鼻(ぼうはな))にまで進出して,これを立場(たてば)茶屋と呼んだ。宿駅保護のために,立場での食事や宿泊は禁じられたが,力餅などの名物とともに酒やさかな(肴)を提供するようになり,やがて給仕女を置いて客をひく店もできた。
-----------





多瀬屋


越前屋 創業寛永元年(1624)国内で三番目に古い蕎麦屋
名物寿命そば(そば切り)の老舗だったそうです。
蕎麦屋の方は新たに別の場所(国道沿い)で営業しているとか・・・越前屋



残念ながら両方とも営業はしていないようでした。



名勝、寝覚ノ床が近くになってきました。

とりあえず、日程、および宿泊先の関係で
寝覚ノ床はココでは立ち寄らず、
そのまま旧中仙道を進みます。

そして、上松宿に続く須原宿、野尻宿まで行って、今日はそこまでとし、
JR野尻駅から電車でJR上松駅まで戻り、駅からバスに乗って
寝覚ノ床のそばの「ねざめホテル」に泊まることにしました。





樹齢約300年以上の大桂

自分はカツラが黄葉してくるときの愛らしいハート形の落ち葉とキャラメルのような甘い香りが好きです。


滑川橋そばの石畳


滑川橋からの眺め


(つづく)



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