眼鏡の縁枠と
目の上に霞んでいる前髪と
赤いボールペンを
無造作に持ち
左手はほお杖となって
身体を椅子に傾けている
何ということもない
放心状態
眼球から見える自分自身
そして
冷静な魂の眼が
ちがう自分自身をみつめている
音は遮断されているかのようだ
私は一体何だというのだ
放心している自分自身に問いかける
答えはない
何もありゃしない
空っぽの時間はいつまで続くのだろう
(無題 azumi)
隣家の屋根から滑り落ちる落雪の轟音に
はっと我に返る。
12日午前11時過ぎ、読んでなかった今日の新聞にパラパラと眼を通しただけで、お昼ご飯の時間が近いと気もそぞろ。
大雪情報の切れ間がない。
豪雪地南魚沼は、現在その枠には入ってはいない。
寒さだけは厳しいが・・・
机の上のPCで、空っぽの思考で文字打ちをしていた。
へんてこな詩が出来た。だから「無題」。
赤い風船 F20
仲間たちとのイベント帰り、大崎のトンネルを抜けたら真っ赤な夕陽に出会った。ゆるやかな下り坂。夕陽はゆっくりと山の向こうに沈んだ。以来、夕陽色に魅せられてきた。赤、朱色、赤い風船など・・・
ファイルを見ると、描いたのは1995年(平成7年)とあった。それすらも忘れている。
平成3年頃絵画教室に入会。翌年は入らなかった。
その当時の教室の仲間は大ベテランになっている。
絵画教室は平成元年に発足。
今年は30周年なのだ。
平成22年に再入会。
8年がまたたく間に過ぎてしまった。
何度か記念展示会に出展しているが、筆力もなく、お粗末な絵ばかりだ。
「赤い風船」は、写真を元に描いている。勿論自分自身ではない。子供たちも、風船も異なる。
悠久山公園での花見会、マイクロバスで出かけたような気がする。
花見会の一団の中にいた。
写真を撮ったのは夫ではない。
娘たち、2歳と3歳。
遠い日となった私と・・・
昨日も雪はほとんど降らなかった。
夫が外に持ち出した温度計は8時16分でマイナス6・5℃となっていた。
痛いような寒さとはこのことである。
あちこちで積雪情報が・・・
大学入試センター試験も始まった。
毎年のように、この時期になると積雪で大わらわ。
はっちゃんから画像が届いた。
実家に近い金剛山のようだ。
雪が積もっている。
あちこちで雪・・・
そして今日、夜明け前除雪車の音がした。
積雪30㎝。
ふんわりとやわらかい雪なので、歩いてきた。
歩道も凍結がなく歩きやすかった。
裸木
八海山
キャンバスを前にして、頑張ろうと心を新たにした私がいる。