NHKTV 眩(くらら~北斎の娘~)
いま、この国で制作される最高水準のテレビドラマだ。
江戸を再現したセットは豪華で、使い古したような衣装や小道具など細部もぬかりない。
何より俳優の芝居がなまめかしい。
今夜7時半から放送される「眩(くらら)~北斎の娘~」。そうそうありつけない極上で濃密な73分だ。
江戸の天才絵師葛飾北斎の三女お栄は、筆を握れば生き生きとする生来の絵描きである。嫁いだ先から出戻り、男ばかりの門下生が所狭しと作業する大部屋で父の手伝いを始める。髪は乱れて化粧っ気はなく、袖をたくし上げては、あぐらをかく。向こうっ気の強い女だが、かつて北斎に学んだ善次郎への恋心を胸に秘めて日々を過ごす。かたや年老いた父はある日、病に倒れ、筆を持つのもままならなくなる。偉大な父を持った呪縛と、それを乗り越えようと修練を積む娘の姿を丹念に描写。絵に魅入られた父子の業の深さから、恋のはかなさまでを、静謐な演出と演技で表現している。
色彩豊かな絵が画面いっぱいに行き渡り、影と光を巧みに用いた映像美も見応え十分だ。
(朝日新聞 きょうの番組 18日 フォーカスオンから)
原作 浅井まかて「眩くらら」新潮社
出演者 お栄 宮崎あおい
葛飾北斎 長塚京三
善次郎 松田龍平
金曜日「NHK歴史秘話ヒストリア」でも、ジャパンブームの元祖として葛飾北斎が登場した。70代で才能が開花!世界が驚く大波の絵・・・
それ以前から、「北斎の娘」のことが取り上げられていた。
冒頭の新聞記事を読み、観ずにはいられなくなった。
素晴らしい映像だった。
そして、物語も。
出演者の息づかいも伝わってくる。
前夜は、台風18号の強風のため眠れなかった。目を閉じた状態だが屋根の上を、クルクル回る風?トタン板が飛んでくる音、燐家の木材が倒れる音、いろんな音がする。 救急工作車の音も・・・
眠い・・・
夜が明けてみると、庭の木が倒れている。音にも気づかなかった。
ノウゼンカズラを這わせて、かろうじて立っていた樅の木が横倒しになっていた。ノウゼンカズラの花は、わずかだがいくつか咲いていたはずだ。今年は3ヶ月、見事に咲いてくれた。
木は家とすれすれの位置に倒れていた。
枯れる運命の樅の木だった。
父の思い出の木だった。
さようなら。樅の木。
そしてノウゼンカズラもありがとう。
町中は、風よりも雨のようだった。
八海山の地元、この地は強風による被害が結構あった。
畑もやられたが、作物も元気を取り戻してくれると嬉しい。
原作は杉浦日向子による漫画だったんだってね。でも
残念だったのは英語に吹き替えになっていたので日本語の感覚が出ていなかった。自分のことを俺と言っていたそうだけど、そういうところも英語では出せなかったし。
アニメではない映画ができたとのこと、見てみたいな。
「眩~北斎の娘~」は映画ではなく、テレビドラマです。原作は浅井まかて、直木賞作家です。文庫本になってから読むつもりだけど、何て言ったらいいかな~。 映像が素晴らしい。絵の具をポトッと落とす様も、北斎の門下生たちが作業する様も伝わってくる。お栄が俺と言ったか、あたしと言ったか忘れた・・・あぐらをかいて、キセルをふかして、酒をあおる。だけど素晴らしかった。絵筆を握るど迫力・・・観た者でないと表現出来ない・・・
ごめんなさいね。映画になるといいわね。
もみの木倒れてしまったんですね。世界的に異常気象で前代未聞の災害が起こっています。たて続けのハリケーン、メキシコでの2週間後にまた起きた大地震。私のすむワシントン州では例年なら夏でも雨がたまには降るのに、今年は2ヶ月間以上雨が降らず、山火事が多く発生し、空気が汚染されスモッグがかかったようになり、太陽、月がどんよりし、10日ほど前にはワシントン州全域に渡って、山火事による灰が降りました。人間の貪欲さがMother earth(母なる大地)を破壊し、Mother earthが悲鳴をあげています。
さすがにグローバルですね。思考が違う。偉いなあ。
日本は今日9月23日がお彼岸の中日でした。あの世から仏様が戻って来る日とされています。「秋分の日」です。長い間おはぎを作ってきたけど、近年は稲荷寿司です。昨年帰国した頃、食べてもらったわね。いっぱい作ればよかった・・・
昨夜、NHK「歴史秘話ヒストリア」という番組で葛飾北斎父娘をやっていました。とっても興味深い内容でした。よかった。
ネットで検索すると「百日紅」も、映画として紹介されていたものもありました。
樅の木は倒れる運命にあったのです。 山本周五郎や藤沢周平を読むきっかっけにもなりました。仕方ないね。思い出として心に残してゆきたいです。
メキシコ大地震も大変な被害です。
日本でも、近い将来南海トラフが予測されています。
、Mother earthが悲鳴をあげています。怖いね。
そのうちに最近出ないなと思ったら 残念ながら 亡くなられたと聞き残念に思いました。 眼が大きくクリっとした特徴ある方でしたね。
漫画家だったとは知りませんでした
杉浦日向子さん・・・漫画家だってこと気がつかなかった・・・新聞の拡大広告が出たのは、昨年?一昨年?。「百日紅」というアニメでした。素敵な絵だな。北斎の娘の物語。そのうちDVDになったら借りて観ようかな。でも、ケロッと忘れていました。杉浦日向子さんは、NHKTV「お江戸でござる」で江戸風俗解説者として拝見していたので知っていました。残念ですね。
あ、昨日の朝、大阪のはっちゃんからメールが来たの。うん十年前の上高地河童橋で赤い長袖Tシャツを着た私と同じ赤を着た同じポーズ・・・ビックリポンだったわ。長女が起きて来て私の河童橋の写真を送ってくれた。そういう技術、私には全くないの。仕方ないね。私が登った乗鞍岳の写真が届いた。つるチャンも懐かしいでしょう。彼が登ったのは前穂高でした。いいなあ。登山をする人っていくつになっても憧れです。
遅くなってごめんなさい。
種から育てた 神楽南蛮が沢山採れて友人や知人へ 今日は神楽南蛮味噌を10パック作りました(^^♪
コメントを書く前に、古いアルバムを開きました。梓川に手を入れて「歴史的対面!」と記した写真もあります。そう、私にとっては歴史的な対面だったわけです。なぜだかご存じよね。
アルバムをめくると、妹と歩いた霧ヶ峰が・・・八島高原や湿原を歩いて沢渡の山小屋に一泊。諏訪湖→白樺湖→小諸懐古園と、懐かしい思い出です。
雨ばかりで歩けなかった。つるチャンのようには歩けないけれど充足感がありますね。
鍋ややかん磨き、凄いです。つるチャンのパワーと体力ならピカピカですね。 私・・・トホホです。
神楽南蛮味噌づくりも大したものです。 それもプレゼントしちゃうんだから。
そちらもお天気よくなったでしょうか。