奈良の未来

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奈良公園南(高畑町)に高級ホテルを誘致

2016-12-27 08:01:26 | ホテル関係
「吉城園地区」と一緒に整備を検討していた「高畑町裁判所跡地」の公募が始まったみたいですね。
こちらも高級ホテルを誘致する方針とのこと。
W誘致が実現すれば奈良の観光にとって、相当なインパクトがあるでしょうね。
頑張って欲しいです。


読売新聞 2016.12.27 http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20161226-OYTNT50185.html

以下引用


奈良公園南に宿泊施設

◇高級ホテル想定 県有地 事業者を公募

県は26日、大正時代に別荘地だった奈良公園南側の県有地(奈良市高畑町)を、宿泊施設の用地として活用することを決め、事業者の公募を始めた。日本庭園が残る落ち着いた雰囲気を生かした高級ホテルを誘致する考えで、2019年度の開業を目指している。

奈良公園の浮見堂南側に位置する1・3ヘクタール。明治維新までは興福寺の子院があ り、大正時代には銀行家の別荘などとして使われ、茶道家、芸術家らが集ったという。戦 後、奈良家庭裁判所の分室などが建った。05年に県が所有し、活用方法を検討していた。

県は公募に際し、1室あたりの広さを平均で50平方メートル以上とし、高級ホテルを想定している。宿泊施設の近くには、県が大正時代にあった茶室などを再現して一般公開する。公募は、提案内容を評価するプロポーザル方式で行い、来年4月上旬までに事業者を選ぶ。

県は、県庁東側の知事公舎一帯(3・2ヘクタール)でも宿泊施設を整備する事業者を公募中。奈良公園室の担当者は「高級ホテルを誘致し、観光地としての奈良の価値を高めたい」と話している。



「吉城園地区」の方は「国際級」を打ち出していましたが、こっちの方は記事には書かれていませんね。高級ホテルというだけで「外資系」というのにはこだわっていないのでしょうか。
僕としてはやはり「外資系高級ホテル」に来てもらいたいですね。
奈良の国際化にとって必要ですし、充分「外資系」が狙える場所だと思います。

それにしても奈良の「ホテル環境」は変わってきましたね。
失敗の無いようお願いします(笑)

奈良の知事公舎周辺 ホテル誘致へ

2016-12-14 09:56:32 | ホテル関係
以前奈良新聞にかかれた、吉城園地区(奈良公園)の整備に関する記事ですね。
やはり外資系高級ホテルの進出の可能性があるとのこと。
是非とも成功して欲しいですね。



読売新聞2016.12.14 http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20161213-OYTNT50327.html

以下引用


知事公舎 ホテル誘致

◇昭和天皇 条約批准の間

県は、大正時代に建てられた和風建築の知事公舎(奈良市)を含む一帯を、ホテル施設として民間に貸し出すことにした。世界遺産・東大寺近くの一等地で、公舎には昭和天皇がサンフランシスコ講和条約などの批准書に署名された部屋も残る。超高級ホテルを誘致し、京都や大阪へ流れる富裕層の取り込みを目指す県の「切り札」で、既に海外の大手ホテルチェーンが関心を示しているという。(近藤修史)

◇海外大手チェーン 関心

奈良公園の鹿が闊歩し、外国人観光客らが行き交う奈良公園の玄関口。緑に覆われ、古びた門構えが古都の風情を漂わせる。
1922年建設の木造平屋約670平方メートル、敷地は約2840平方メートル。
51年11月に宿泊された昭和天皇は、応接間でサンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約の批准書に署名し、両条約の認証を行った。

計画では知事公舎のほか、県所有の日本庭園「吉城園」など一帯約3・2ヘクタールを一括で貸す。和風建築の趣を残しつつ、2階建て程度のホテルの建設を想定。来年2月23、24日に事業者からの企画の提案書を受け付け、3月下旬までに優先交渉権者を決め、2019年春の開業を目指す。荒井知事は来年以降、県庁近くの別の場所に転居する。

県はホテル・旅館の客室数が全国で最も少なく、昨年の宿泊者数はワースト2位の255万人。国宝の寺社や仏像、史跡など全国屈指の観光資源を持ちながら、近隣の大阪や京都に宿泊客を奪われている。

現状を打開するため、県は海外の高級ブランドホテルの誘致に力を入れ、今年4月には米ホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」が、最高級ブランドのホテルを2020年春に奈良市にオープンさせると発表した。

今回、戦後史に残る場となった知事公舎を貸し出すことで、誘致に拍車を掛ける狙い。関係者によると、既に海外の複数のホテルチェーンと接触し、高級リゾートホテルを展開するアジア系の大手チェーンのトップは2回訪れたという。荒井知事は「超トップグレードのホテル進出も可能だ」と自信をのぞかせている。

◇趣の邸宅 他府県でも転用例

他府県でも、知事が公舎とは別の場所に住んでいるケースが増え、主を失った公舎は各地で姿を変えつつある。大正、昭和初期に建てられた趣ある邸宅が多く、観光施設などに転用される例もある。

大阪府では2008年、当時の橋下徹知事が、故横山ノック氏らも住んだ府公館の廃止を 表明。その後は会議の場などとして利用され、今年9月からは週1回の一般公開を始めた。

岡山県は、老朽化などを理由に昨年3月、知事公舎を民間に売却。香川県も既に売却しており、総務学事課によると、現在はマンションが建っているという。

宮崎県の知事公舎は03年に完成したが、07年に当選した東国原英夫・前知事は入居せ ず、一般公開して人気を呼んだ。現在の河野俊嗣知事は公舎に住みつつ、公務スペースを貸し出すなどしているという。




「奈良」という観光地がやっと世界に認知され出したみたいです。
世界遺産を数多く持ちながら京都に圧倒的に負けていた「奈良」が本気を出し始めたのでしょうかね(笑)
でもまだまだその差はかなりあるように思います。
誘致をしなくても相手が進出したくなるような、そんな観光地にならないといけませんね。

奈良公園周辺にはあと「高畑町裁判所跡地」の整備があります。
奈良新聞記事によると、荒井知事はこの地区でも国際級ホテルの進出の可能性があると考えているみたいです。
実際にそうなれば「奈良公園」は世界の著名な公園になるでしょうね。
楽しみです。