奈良の未来

かつての賑わいを取り戻すため、「奈良」の可能性を考える
「固定観念」「現状維持」「自己満足」をやめてみませんか

県営プール跡地の交渉権者に「森トラスト」が決まる

2014-12-19 22:19:41 | ホテル関係
ホテル誘致を計画している県営プール跡地で、優先交渉権者になんと「森トラスト」が選ばれました。
「奈良の価値」が東京にも浸透してきている、ということでしょうか。


NHK奈良ニュース 2014.12.19 http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2053983171.html?t=1418988108132

以下引用

県営プール跡地の交渉権者決定

奈良市内の県営プールの跡地に、国賓が宿泊できる大型ホテルを誘致する計画について、奈良県は優先的に交渉する事業者に不動産大手の「森トラスト」が、決定したと発表しました。 「森トラスト」が県に提出した事業計画によりますと、ホテルは地上およそ30メートルの7階建てで、デザインは 丸い柱や校倉造りなど天平時代の寺社建築の様式をモチーフにしています。

客室は151室で、このうち5室は国賓が宿泊できるス イートルームになるということです。 選考の理由について、県は、森トラストがこれまでに4つ 星以上の格付けのホテルを手がけてきた実績を評価したとしています。

県は今後、森トラストと計画の詳細について交渉を進め、 東京オリンピックが開かれる平成32年までにはホテルの開業を目指したいとしています。 県営プールの跡地へのホテル誘致をめぐっては、これまで、ほとんど応募がなく、客室数などの条件を緩和して3回目の公募で、ようやく交渉事業者が決まりました。 荒井知事は「まだう余曲折はあると思うが、この計画が進めば大変立派なものになるのではないか。 開業に間に合うよう、観光施設の整備なども進めていきたい」と話していました。



とりあえず、開発業者が決まり後は本契約ということですね。
まあ、ここまでよくこれたな、と思います。素直に。

景気が上向いてきた事もありますが、今回はNHKの移転等の「まちづくり」にプラスになるような条件が整ったことが大きかったでしょうね。
奈良県が進める「大宮通りプロジェクト」も理解されたのだと思います。

でもまだ業者が決まっただけ。肝心のホテル名は明らかにされていません。

今後の経過を見ながら、奈良の最後の「チャンス」かもしれないこの案件が成功で終わるように祈ってます。



追記:

奈良県HPに今回の「森トラスト」の提案が載ってます。

提案概要(優先交渉権者)

これまで奈良県が主張してきたプロジェクトに沿った提案になってます。
今回は「森トラスト」の提案であり、東京からみた「奈良の価値」が示されたのは大きな事だと思います。

是非とも成功してもらいたいですね。