京都新聞のHPに以下の記事がありました。
京都新聞 2012.4.3 より引用
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120403000143
首都機能、京で代行探る 府の有識者委が初会合
東京に大災害が発生した場合に備え、首都機能バックアップで京都が果たすべき役割を検討する京都府の有識者委員会が3日発足し、京都市上京区で初会合を開いた。皇室や文化庁などの移転を想定し、京都御所の活用や新たに必要な施設などについて議論する。5月下旬に中間報告書をまとめ、年内に最終報告を府に提出する。
広範囲に被害が及んだ東日本大震災の教訓から、首都機能のバックアップをめぐる論議が活発化している。国土交通省は3月に東京圏の中枢機能分担についての考え方の案をまとめ、関西広域連合も経済界と連携し本年度から本格的に調査を始める。超党派の国会議員でつくる「危機管理都市推進議員連盟」は副首都建設の法案を準備している。
こうした動きを踏まえ、府は京都としての方針や戦略を練るため、有識者9人でつくる「京都首都機能バックアップ方策検討委員会」を設置した。
歴史の蓄積がある京都の特性を生かし、京都御所における皇室機能の受け入れなどを検討する。関西分室がある文化庁の本庁も対象とするほか、バックアップに必要なリニア中央新幹線など交通インフラ整備も協議する。
初会合では座長に尾池和夫前京都大総長を選出した。今後、4月下旬以降に2回目の会合を開き、中間報告で具体案を示す方針。
首都機能バックアップを検討する京都府の有識者委員会が4月3日に発足して、初会合を開いたとの事。 皇室や文化庁の移転も考えているみたいなので、文化面でのバックアップを想定しているみたいです。 関西広域連合や関西経済界も首都機能のバックアップについて調査検討を始めるとの事で、おそらくこれらの動きはひとつになって関西全体で首都機能を受け入れようという流れになるのではないかと思います。
もしこの流れが加速し国を含めての共通認識になれば、リニア中央新幹線のルートに影響を与えるかもしれません。(京都はそれを狙ってる?)リニアは国土軸を変えるような国家的事業なので、副首都を通らないようなルートはありえないように思います。 関西広域連合や国で検討されそのままバックアップ候補になればもしや ということになるでしょう。 奈良県知事にはその政治力を生かして、奈良の存在感をアピールしてほしいですね。 奈良でもバックアップ機能の検討を始めてもいいと思います。 皇室のふるさとである奈良もその候補のひとつでしょう。 ただ京都や関西広域連合に勝つ政治力を持つのは大変だと思いますが(笑)
京都新聞 2012.4.3 より引用
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20120403000143
首都機能、京で代行探る 府の有識者委が初会合
東京に大災害が発生した場合に備え、首都機能バックアップで京都が果たすべき役割を検討する京都府の有識者委員会が3日発足し、京都市上京区で初会合を開いた。皇室や文化庁などの移転を想定し、京都御所の活用や新たに必要な施設などについて議論する。5月下旬に中間報告書をまとめ、年内に最終報告を府に提出する。
広範囲に被害が及んだ東日本大震災の教訓から、首都機能のバックアップをめぐる論議が活発化している。国土交通省は3月に東京圏の中枢機能分担についての考え方の案をまとめ、関西広域連合も経済界と連携し本年度から本格的に調査を始める。超党派の国会議員でつくる「危機管理都市推進議員連盟」は副首都建設の法案を準備している。
こうした動きを踏まえ、府は京都としての方針や戦略を練るため、有識者9人でつくる「京都首都機能バックアップ方策検討委員会」を設置した。
歴史の蓄積がある京都の特性を生かし、京都御所における皇室機能の受け入れなどを検討する。関西分室がある文化庁の本庁も対象とするほか、バックアップに必要なリニア中央新幹線など交通インフラ整備も協議する。
初会合では座長に尾池和夫前京都大総長を選出した。今後、4月下旬以降に2回目の会合を開き、中間報告で具体案を示す方針。
首都機能バックアップを検討する京都府の有識者委員会が4月3日に発足して、初会合を開いたとの事。 皇室や文化庁の移転も考えているみたいなので、文化面でのバックアップを想定しているみたいです。 関西広域連合や関西経済界も首都機能のバックアップについて調査検討を始めるとの事で、おそらくこれらの動きはひとつになって関西全体で首都機能を受け入れようという流れになるのではないかと思います。
もしこの流れが加速し国を含めての共通認識になれば、リニア中央新幹線のルートに影響を与えるかもしれません。(京都はそれを狙ってる?)リニアは国土軸を変えるような国家的事業なので、副首都を通らないようなルートはありえないように思います。 関西広域連合や国で検討されそのままバックアップ候補になればもしや ということになるでしょう。 奈良県知事にはその政治力を生かして、奈良の存在感をアピールしてほしいですね。 奈良でもバックアップ機能の検討を始めてもいいと思います。 皇室のふるさとである奈良もその候補のひとつでしょう。 ただ京都や関西広域連合に勝つ政治力を持つのは大変だと思いますが(笑)
勿論、関西圏に限ったことではありません。
ところで京都の場合、日経
http://sumai.nikkei.co.jp/news/gyoukai/detail/MMSUn5001006042012/
によれば、「京田辺市と木津川市、精華町にまたがる関西文化学術研究都市、京都市の中心部、桂イノベーションパーク、らくなん進都の計4地区を候補地として挙げ、立地条件を比較した」とあります。候補地を1つに絞るのか、役割分担を行うのか、いろんなパターンがあでしょうが、学研都市(現代の恭仁京)であれば奈良県にもその恩恵が及ぶと思います。