~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

景観と西部劇が目に浮かぶ!組曲「グランド・キャニオン」

2010-06-19 07:49:44 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日はファーディ・グローフェ作曲の組曲「グランド・キャニオン」を紹介します。
グローフェと言っても分かる人は少ないかも。
でも、この人は、皆さんがよく聴いている有名なガーシュイン作曲「ラプソディ・イン・ブルー」(ジャズ・バンド版)のオーケストラ版を作曲(編曲)した人なのです!
このグローフェさんが作曲した中で一番有名な曲が、この組曲「グランド・キャニオン」なのです。

「グランド・キャニオン」は言うまでもなくアメリカ合衆国アリゾナ州の観光地で「グランド・キャニオン国立公園」にあります。
グローフェはこのグランド・キャニオンの景観を音楽にしました。

私は、この曲を、中学校の授業で聴いたような? そして、映画館で観た記憶があります。
グランド・キャニオンの景観とコロラド川をボートで下る映像が思い出されるのです。

 
さて、この組曲は、「日の出」「赤い砂漠」「山道を行く」「日没」「豪雨」の5つの曲から構成されています。
そして、私は、この曲を聴いていると、だんだん崖のふちに近づいていき、いきなり大峡谷が目の前に広がる、そんなグランド・キャニオンの景観とともに、西部劇のドラマのシーンが目に浮かんできます。特に、第3曲目「山道を行く」を聴いていると、西部の広い草原で幌馬車隊?の隊長が「さあ、出発するぞ! 出発ーッ!」と言っている姿、そして大草原のシーンが目に浮かんでくるのです。

私が小さい頃、テレビと言えば、チャンバラか、アメリカドラマの西部劇が多かったのです。
「ララミー牧場」「幌馬車隊」「ローハイド」「ローン・レンジャー」「ライフルマン」などなど。
特に、「ララミー牧場」の”ジェス”と”スリム”の勇姿。それから、物語の終わりに話す淀川長治さんの「怖いですねえ!」「恐ろしいですねえ!」別れ際の「さよなら、さよなら」は、すごく懐かしく思い出されます。

 
話が逸れましたが、この曲を聴くと本当に懐かしい気持ちにもなります。私の大好きな曲です。

ですから、アメリカに家族(家族と家内のお母さんと)で旅行したときも、私はここを外せませんでした。
西部劇の思い出に浸るには、テレビや映画の撮影で使われた「モニュメント・バレー」の方が良いのでしょうが、交通の便を考えると、ラスベガスに近い「グランド・キャニオン」になりますね。

グランド・キャニオンは写真で見てもすごいのですが、実際に見ると、それはもう素晴らしい大迫力です。自然の力のすごさを感じますね。

  

グランド・キャニオンの売店でこの曲のCDを探しましたが、既に購入していた次に紹介するCDを販売していました。(それだけで、少し嬉しかった記憶があります)


私が持っているこの曲のCDは、
 【1】ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団
 【2】レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック
 【3】エリック・カンゼル指揮 シンシナティ・ポップス・オーケストラ
ですが、紹介するのは、売店で販売していた【3】のCDです。

グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」
1.ガーシュウィン作曲/交響組曲「ポーギーとベス」
2.グローフェ作曲/組曲「グランド・キャニオン」

  指揮:エリック・カンゼル
  演奏:シンシナティ・ポップス・オーケストラ

この演奏は、すごくポピュラー的で楽しい演奏です。

そして、ボーナス・トラックに、グランド・キャニオンで実際に録音した雷鳴と、それを組み込んだ「豪雨」(第5曲)が入っているのです。
すごい迫力です。


グランド・キャニオンの景観と西部劇を思い起こさせる組曲「グランド・キャニオン」。私には、懐かしくて楽しい曲です!

 
p.s.先週の「はやぶさ君」無事任務を果たせて良かったですね! 関連記事を読むたびに涙が浮かんできました!

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