~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

ウラディミール・ホロヴィッツさんの演奏で元気を!

2011-03-26 07:36:44 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

大地震、原発事故の被災者の皆さんの御苦労、並大抵ではないでしょう。改めてお見舞い申し上げます。
我が家でも出来る事として、節電、必要以上に買いだめしないこと、そして義援金を皆でやっています。
それからガソリンがないので、買い物も自転車か徒歩で。。


さて、今日は皆が少しでも元気を出せるように、チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op23」の白熱した演奏を紹介したいと思います。

以前に、少し触れたことがありますが、この曲は私がクラシック音楽を好きになって購入したメディア(LP)第1号なのです。
そして、カップリングされていたラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」も大好きになったことを紹介しました。

このチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」については、その後、ランランさんのベルリンフィルの『ピクニックコンサート2004』の演奏でも紹介しました。

チャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」の序奏はとても有名で、きっと誰でも”ああこの曲か”と分かります。
確かにかっこいいのです。
ただ、序奏を過ぎると二度と再現されないのがとても残念です。。

さて、この曲はステレオ録音でもいろいろ名盤があるのですが、今回はモノラル録音の少しマニアックな演奏の紹介になります。

紹介するのは、ウラディミール・ホロヴィッツさんがピアノを弾き、アルトゥーロ・トスカニーニさんが指揮をした演奏です。

ホロヴィッツさんは、トスカニーニさんの娘さんと結婚しましたので、義父の指揮による競演ということになります。

そう考えると、ちょっと照れくさいのではと思うのですが、二人の演奏はテンポも速く、白熱した演奏になっています。


私の音楽ライブラリですが、二人の競演のCDを次の3種類持っています。
いずれも、
  独奏:ウラディミール・ホロヴィッツ
  指揮:アルトゥーロ・トスカニーニ
  演奏:NBC管弦楽団
の演奏で、モノラルの録音です。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
 【1】1941年5月6,14日、ニューヨークのカーネギー・ホールでのスタジオ録音

私が最初に買って良く聴いていたLPはこの演奏でした。

聴きやすいスタジオ録音です。
演奏もスタジオ録音の割には熱気を帯びています。


チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番 / ブラームス : ピアノ協奏曲第2番
 【2】1943年4月25日のカーネギー・ホールでのライブ録音

二人の凄まじい熱気に、第1楽章が終わったところで聴衆が拍手をしています。
感動的な演奏ですが、残念なことに録音がよくありません。
本当に聴きにくいのが残念です。



 【3】1941年4月19日のカーネギー・ホールでのライブ録音

案外、このCDが一番よい演奏かも知れません。

ダイソーからホロヴィッツさんの演奏した協奏曲のCDが2種類でたので、即購入(1枚100円)しました。

実は、いつのどういった演奏か分からずに購入したのですが、その後、1941年のライブ録音と分かって、お買い得な1枚だったと改めて感激したものです。

 
ホロヴィッツさんのチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」の白熱した演奏は、地震や原発事故で気分が落ち込みがちな私自身も元気が出る素敵な演奏です。


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