うろ覚えライフ。

巷の旬な話題と情報への個人的意見、日々雑感。懐古・郷愁。漫画・映画・小説・ポピュラー音楽。

ヴェクサシオン

2023年01月29日 | 漫画ログ

 

 主人公は盲目の少女。目が見えない代わりに聴力と嗅覚が研ぎ澄まされていて超人並み。そこから得た情報で、頭脳明晰、ホームズ·金田一耕助·明智小五郎·名探偵コナン·金田一少年などなど、名だたる創作世界の名探偵の如く細かく推理して行く。

 高校生くらいの年齢だろうか、盲目の美少女はいつもさまざまな高校女子生徒の制服を着ている。毎日、いろんな制服を着替えてますね。盲学校などに通ってるシーンは描かれてないな。

 実のお兄さんが神奈川県警の平刑事で、名門大学を出ているので、警察同期に警視庁のエリート女性警視がいる。

 天才的、抜群の推理力を持つ妹が明晰な頭脳で考え、警察官の兄が実際行動して事件解決に尽力する。

 漫画のタイトル「ヴェクサシオン」は、連続殺人鬼が書いたと言われるミステリー小説。この小説の中の凄惨な殺害行為と全く同じ殺人事件が実際に行われて行く。

 数々の猟奇殺人事件を解決に導いて来た兄妹が「ヴェクサシオン」事件に乗り出す。

 同期の警視庁美人警視のキャリアの力を借りながら、謎に満ちた犯人を追い詰めて行く。

 1999年公開のアメリカ映画、デンゼル·ワシントンとアンジェリーナ·ジョリー主演「ボーン·コレクター」を思い出した。重度の障害者、リンカーン·ライムは寝たきりで現場に行かないけど、「ヴェクサシオン」の主人公の盲目の少女は、実兄か実兄の相棒の警視庁新米刑事のサポートで現場に行くけどね。

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少年のアビス

2023年01月18日 | 漫画ログ

 「少年のアビス」は、第1巻は電子書籍コミックス単行本で読んだんだけど、1巻に収録された第7話の続き、「少年のアビス」第8話からはネットサイトのジャンププラスで1話ごと、お金払って読んで来た。お金ってサイトで買ったポイントだけど。

 ジャンププラスの中には無料漫画もいっぱいあるけどね。現に「カラダ探し 異」は最新話までオール無料で読んで来た。

 「少年のアビス」は作画·峰浪りょう氏のリアリティーのある青春漫画。青春ものと言っても、主人公はモロ“陰キャ”であり、全体的トーンは暗く重い。ボーイミーツガールも「一緒に自死しよう」という、先に絶望しかない男女の出会いだし。夢も希望もない少年と、心の中が空っぽで何で生きているのか解らない少女の出会い。

 「少年のアビス」のベース設定は、前に全巻読んだ、押見修造さんの「悪の華」と同じものがある。何にもなくて、そこに縛り着けられた、生まれ育った故郷である地方の田舎から抜け出したい、という願望。

 「少年のアビス」と「悪の華」の舞台は、何にもなくて縛り着けられた田舎、だけどストーリーや内容はまた違うんだけどね。「悪の華」の方が登場人物の動機が観念的で“青春期の衝動”みたいなものなのが、「少年のアビス」の方がもっと生々しい。主人公の置かれた環境がキツい。

 「悪の華」の主人公たちには、それが最終的に死へと向かわせる、衝き動かされる、爆発的な青春期の衝動が大きいけれど、「少年のアビス」の主人公は現実的な生きる環境の絶望感が大きい。

 「少年のアビス」は2023年1月現在、ジャンプコミックス既刊11巻で、僕はずっとジャンププラスで1話づつ読んでて、第29話まで読んだからコミックス単行本換算でだいたいコミックス4巻まで読んでることになるのかな。まだまだ、これから主人公たちは恨めしき故郷を出て東京へ向かうんだろうけど、僕の読んでるトコではそれもまだ先だな。

 押見修造さんの「悪の華」全11巻を読んだ後、僕は「この漫画は文学的だなぁ」と感動したけど、シングルマザー家庭で母親が働き、祖母の介護をして兄は引き籠りという貧困家庭で、苛めのパシリ扱いされながら成長する高校生の“陰キャ”少年が、一生田舎暮らしかと夢も希望もない、黒色に近いような灰色状況から、自死も考えながら何か希望を掴もうと足掻く、リアリティーある青春譚「少年のアビス」もまた文学的だな、と思う。

 「アビス」ってどういう意味か解らなくて調べたら、直訳は「深淵」「地獄」「奈落の底」「混沌」っていう意味なんだな。

 

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カラダ探し 異

2023年01月16日 | 漫画ログ

 ネットのジャンププラスのサイトで「カラダ探し 異」の連載分10回まで読んだ。今のところロハで読めた。

 「カラダ探し」の続編っちゃ続編。

 「カラダ探し」本編の初出連載は、2014年9月から2017年12月まで。コミックス単行本·全17巻で一応完結したんだけど、本編を補うような形というか、それもあるけどパラレルワールド的な世界観で、“外伝”的な、と言っていいかな、タイトル「カラダ探し 解」が2017年12月から2019年1月まで連載されて、コミックス単行本·全5巻で刊行された。

 「カラダ探し 解」も本編「カラダ探し」の続編っちゃ続編。

 「カラダ探し 異」も続編になるけど、2022年、「カラダ探し」の実写映画が制作され、映画版「カラダ探し」が2022年10月に公開されるのに合わせて、漫画の「カラダ探し 異」が2022年9月から連載が始まった。

 だから連載漫画「カラダ探し 異」のストーリーは、劇場版映画「カラダ探し」の内容に準ずる。

 というか、僕は実写映画の「カラダ探し」を見ていないので、映画のストーリーが、今、ジャンププラスで回数話ごと10回まで読んで来た漫画「カラダ探し 異」と同じ内容なのかはっきり解らないけれど。

 「カラダ探し」本編、「カラダ探し 解」、「カラダ探し 異」とも同じ登場人物で、登場人物みんなの基本性格も同じなんだけど、三編それぞれの人間関係とか立ち位置が微妙に違う。章というかお話によって主役が入れ代わるし。この三つはパラレルワールドっちゃパラレルワールドだな。

 「カラダ探し 異」を10回まで読んで来たけど、「カラダ探し」本編に比べるとだいぶはしょってる感じ。シーンを割愛してるトコ多し、省いてるトコ多し、って感じだな。「カラダ探し」本編は説明が細かく丁寧だよな。

 「カラダ探し」本編読んでたら「カラダ探し 異」は解りやすい。

 「カラダ探し」シリーズは都市伝説ふうな怨霊ホラーで、呪いが日常繰り返しもの。謎解きホラーでもありますね。サバイバル味も大きいな。

 橋本環奈·山本舞香の実写映画「カラダ探し」が配信になったら見るかどうか。ネット配信で見るかも知んないな。

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霊媒探偵 城塚翡翠

2023年01月15日 | TVドラマログ

 日テレの2022年秋冬ドラマで「霊媒探偵 城塚翡翠」のmediumとinvertをやっていて、けっこう主演の若手女優、清原果耶が好きなんでドラマ見ようと思ってたけど、実際にドラマで見たのはmediumの方の第1話とinvertの方の第1話、3話、4話、5話の合計5回だけだった。

 相沢沙呼さんの原作小説は「medium 霊媒探偵-城塚翡翠」のみ読んでいて、続編の「invert 城塚翡翠倒叙集」と「invert Ⅱ 覗き窓の死角」は読んでいない。もっと若い頃なら多分、3冊とも読むんだろうけど、爺さんになって目が悪くて活字だけの本がキツい。特に縦書きの書物。

 まぁ、だから最近は漫画ばっかり読んでるんだけど。

 原作小説「medium 霊媒探偵-城塚翡翠」は面白かったなぁ。テレビドラマのストーリーはほぼ小説原作に忠実みたいですね。

 ドラマの「invert 城塚翡翠倒叙集」も面白かったな。テレビの視聴率は奮わなかったらしいけど。今の時代は録画視聴もTverもあるしな。だいたいテレビ自体が昔に比べてかなり見られなくなってるし。

 主役·城塚翡翠の清原果耶と、元探偵業に就いてて今は城塚翡翠に雇われてアシスタントをしている、翡翠の親友のマコト役の小柴風花のドラマの中でのやり取りが可愛くて良かったですね。

 medium の方が1話だけしか見てないので、ストーリーは原作小説で読んでいるけど、medium の2~5話と、invert の見てない1話を機会があれば視聴したいですね。

 小柴風花といえば、2020年の夏期ドラマの「妖怪シェアハウス」は見てたなぁ。だいたい全話見たんじゃないかな。続編は見なかったな。

 

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カラダ探し

2023年01月14日 | 漫画ログ

 「カラダ探し」のコミックス版、全17巻もあるけど、読み始めると続きが気になって、次から次、あれよあれよと続巻続巻読んで行って、昨年2022年11月中に全17巻を5日間くらいで読んでしまった。

 電子書籍漫画だから、続きが気になって続き読みたいとなると、ワンクリック購入だからね。早い早い。実物コミックス単行本だと実物本は手元に残るものの、長編漫画の続きが気になると続巻をイチイチ本屋さん実店舗まで買いに行かないとならないし。

 もともと「カラダ探し」は原作者·ウエルザード氏の書いた小説なんだね。コミカライズして作画者が村瀬克俊さん。

 ホラー漫画なんだけど、都市伝説タイプの物語でサバイバルと言えばサバイバルものだな。何度も生き返るけど。

 都市伝説タイプのホラーだから、“掟”みたいないろいろな決まりごとがあって、この制約は絶対なんだよね。このへんはゲーム感覚だな。サバイバル·ゲームの決まりごとぽい。

 最初、馬鹿馬鹿しいような気がして読んでたんだけど、その内、続きが気になって次々、続巻を購読して行った。

 何というか、毎日異世界迷い込みサバイバルものプラスの幽霊の怨霊怪物襲撃全力逃走ものプラス都市伝説怪異謎解きのホラー作品。サバイバル味が一番強いかな。パラレルワールド味も入ってるな。いろいろ詰め込んだ感はあるけど、読み始めたら面白くて続きが気になる漫画。

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GIGANT -ギガント-

2023年01月14日 | 漫画ログ

 「GIGANT -ギガント-」は面白かったなぁ。

 一応SFなんだけどコミカルに物語は進んで、全体的テーマは“ボーイミーツガール”恋愛~純愛もの。

 “純愛”って男女絡みのエッチシーン、いっぱい出て来るけどね。

 面白くて、続巻続巻、あれよあれよと次々読んで行って、全10巻、何かあっという間に読み終えた感じ。ホントは3日くらい掛けてるかな。

 ベースは映画の「ターミネーター」シリーズだね。シュワちゃんとかの。

 メチャ面白かったです、「GANTZ -ガンツ-」が有名な奥浩哉さんのSFロマン大作。

 ラストは感動的でした。

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