びぼうろく@広州

2012年夏、中国広州と日本行ったり来たりの生活を開始☆
今しかない大切な時間。
感じたことを忘れぬうちに。

あれから2年。

2013-03-11 | 日本
東日本大震災から2年。


かの時間、わたしは千葉県船橋市に居た。
古いマンションの8階で買ったばかりのテレビが落ちないよう
気にしつつ、何の助けになるはずもない床の絨毯にしがみ付いた。
キッチンの調味料はすべて床に落ち、棚からは土鍋が降ってきた。

その後、余震に恐怖を感じながらニュースを見て愕然とした。
街が無くなっている、人が逃げ惑っている。
独りで号泣した。


私も地震の直後、かけがえのない大切なものを失った。
地震のせいなら仕方ない・・・と思う反面、守れなかった自分を
散々責めた。
誰にどんな慰めを言われようと一生自分を責めると思う。
私にとって2011年3月は絶対忘れられない月なのだ。


家がなくなっても、家族を亡くしても、復興に向けてがんばっている
人々をテレビで見るたび、自分の弱さを感じ、そしてその姿が私の力になる。
がんばれ、なんて偉そうな事は言えないけど「ありがとう」と言いたい。


当時、世界中の人々の声からも力を貰った。
日本人は決して忘れてはならない。
世界中たくさんの人々が日本に力をくれたことを。

ネット上で応援メッセージを流してくれる。
大国だけでなくアフリカなどの途上国すらも義捐金を出してくれる。
内戦で苦しんでる国すらも。

何年経とうとこの日には思い出そう。
亡くなった人やご家族の辛い思いを少しでも分かち合い、
人の強さと優しさを思い出そう。


改めて亡くなった方のご冥福と少しでも早い復興をお祈りします。