久しぶりの広州♪

戻ってまいりました。
広州へ

結局日本に半年も居ました

ちょっと病院通いなど色々ありまして、1か月程でまた日本へ戻る予定です。

帰ってきたのは10年に一度と言われる台風が関東にやってきた前日の夜。

雨は降り始めていたけど「国際線だし、まぁ、飛べるか。」と
旅行会社で勤務していた勘で全く問題ないと思っていました。

が・・・飛ぶは飛ぶけど、

えらい揺れる～

水平飛行になってからもベルトサインが消えず、消えたと思ったら
お客さんがトイレへ駆け込む

・・・みたいなエグいフライトでした。

過去にもホノルルから帰るときにありました。
強風の中、成田空港へ2度ランディングしようとトライしたけど結局
関空へダイバード（着陸地変更）しちゃったとき。

こん時も本当に気持ち悪くてやばかった・・・
機内食出ちゃうかとおもっちった



そんなこんなで広州へ到着。

6か月ぶりに戻ってきて感動したのは、いつもは無法地帯の入国審査場に
整列用のロープが張ってある～

今までは中国籍用ブースには審査官が数人いるのに外国人用のブースは
空いてない事もあって、並んでると一人の審査官がだらだらとやって来て、
そこに長蛇の列が出来る。

列があまりにも長くなったら隣のブースを嫌々開けて、そこに皆ダッシュで
動く・・・みたいな酷い状況でした。

広州も成長してますわ。


翌日には買い物に行きましたが、久しぶりにJUSCOに行って食材を
買いましたが早速後悔

醤油日本から持って来れば良かった・・・

ええ、分かってはいたんですよ。
高いって。

でも荷物がいままで23kgを2個まで持って行けたのが1個に変わっちゃってて
米優先にしたら醤油までは持って行けず。

66元（約1,000円）もしちゃいました。

こちらに住んでる方は皆さん結構お金を持ってらっしゃるので
気にせず買っているのでしょう。

うちは中流の上、別居して病院通っているので金が掛かってるんですわ。

たかが66元、されど66元・・・

はぁ～
日本って・・・良い

郷に入れば郷に従え的な？

近所の行きつけのカフェCOSTAでの事。


教科書を持ち込んで中国語の勉強をしていたら後ろの4人掛けの席に
ワラワラと人がやってきた。

ちなみにうちの近所のCOSTAはパソコン持ち込んで一人で仕事や勉強をしてる人が
多い比較的落ち着いたカフェ。

そこにめっちゃでかい声で話す4人。
しかも英語で。

振り返ると欧米人男性2名＋欧米人女性1名＋中国人女性1名だった。

あんま欧米人で声がでかいイメージないんだけどなぁ。
中国長い人で慣れちゃったのかな？

なんて思いながら勉強に集中。
30分ほどして彼らは出て行った。

たまたま後ろを振り返ったらテーブルの上が酷い！！！

なんとミルクや砂糖、ガムシロを山ほど持ってきて散乱させて
帰って行ったのだ。


見える限りで砂糖だけで10本以上。
ミルクが7個。
ガムシロが5個。
更に使いかけのシロップが倒れてたり・・・
っつーか、全員HOTなんだからガムシロ要らないだろうが。

さすがにこの後来た中国人も「哎呀！太脏了！（あー！汚すぎる！）」って。
店員さんを下に呼びに行って掃除してもらってた。

確かにココに居ると日本人社会からは一歩抜けた図々しさが身に付く。
でも中国人がドン引きするくらいにならないように気をつけよ・・・

ゴキゴキ。

わたしの大大大大大大大大大大大大大大大大大大大嫌いな
あいつがやってきた。

去年の夏も出会わなかったのに。

早朝。
キッチンに黒い物体。
体長約5センチ。

固まった。

殺虫剤とかなかったから取り敢えず旦那を呼ぶ。

「トースターの裏に居るから！！！」と丸めた新聞を渡すも
旦那・・・見つめたまま動かず。

5分程見つめた後、
「あれだな・・・一旦ここ（キッチンのドア）閉めてアイさん呼べば
退治してくれるよ。」
　※アイさんはいわゆるお手伝いさん。
　　うちは継続してお願いしてないけど単発でもお願いできる。

いやいやいやいやいやいや、隠れたら怖いだろうがっ！
どこに居るか分からないほど怖い事はないじゃないかっ！

と、必死で訴えるも、

「時間、無いな。仕事行く準備しないとな・・・。」

「・・・・・。」

逃げられた。
ゴキより先に。

仕方ないのできゃーきゃー言いながら自分で退治しようと頑張ったけど
捕まえられず行方不明。

旦那、一旦家を出たものの不機嫌な私の空気を読んだのか
下のコンビニで殺虫剤を買ってきた。

もはや逃げたことに不機嫌な私の心はちょっとほぐれたけど
これって「有効性は蚊とハエ」って書いてあんぜ・・・ざんねん。


仕方なく一先ず学校へ。
学校終わったらJUSCOに直行でアースレッドを3つも買ってみた。


あと同じくアースさんの強力そうなスプレーも。


早速帰宅後、煙を炊いて退散！
一応不動産屋に確認したら火災報知機に反応しないだろって。


家に帰れないので独りで一風堂にラーメンと餃子を食べに。


清明節（祝日）の為結構人居るなぁとラーメンを待ってると・・・
友人夫婦を発見してしまったっっ！
休日に独りラーメンを見られるなんて寂しいぜ。


その後、COSTAでコーヒー飲みながら時間をつぶして4時間。
恐る恐るおうちへ帰ってみると・・・
薬剤の横で奴がひっくり返ってる！！！

まさに虫の息の彼にスプレー発射っ。
・・・・ほどなく死亡。ごめんね。

スッキリしてルンルンでキッチンを片していたら、もう一匹ひっくり返ってた！
びっくりしたぁ！！！
つまり2匹いたわけね。
ってことは更に居そう。

でも取り敢えずはめでたしめでたし。
また時間空けてやった方が良さそうだな・・・

あ～怖かったっ！

ちなみに、旦那様は逃げた責任を感じたのか珍しく2回も電話してきた。
どうやら私がもっと虫に強くならんとアカンな。

映画「阪急電車 片道15分の奇跡」

映画「阪急電車　片道15分の奇跡」を見た。
http://hankyudensha-movie.com/

個人的にはすんごい好き。
素敵な映画だった。
何回にも分けてじんわりとした。

宮本信子さんの貫録と説得力のある話し方が響いた！


----------------------------以下ネタバレ（反転）-----------------------

始まりの・・・
「人はそれぞれ皆、色んなやりきれない気持ちを抱えて生きている。
　死ぬほどつらい訳ではないけれどどうにもならない思いを抱えて生きている。
　そしてその気持ちは誰にも言えない。
　誰かに言っても仕方のない事だと諦めるしかない、皆そう思っている。
　自分自身で解決するしかないんだ。」
で色んな想いが出てきた。
ずっしり。

この話では小学生からおばあさんまで皆心に秘めた悩みがあり、
全く他人の互いが阪急電車を通じで出会い、心を軽くしていく物語。

だから見た後は変な心残りもなくスッキリした。

響いたのが、宮本信子さんの
「泣くのは良い。でも自分の意志で涙を止められる女になりなさい。」ってやつ。

私は結構泣き虫で自分の意志で涙を止められないカッコ悪い大人。
自分でもうんざりする事がある。
でも我慢してウジウジして少しずつ泣くより一気にわーって泣いて
自分で止められる女になりたいって思った。

残念な点は関西弁が怪しい残念な俳優さんが居たことと、最後の中谷美紀さんと
戸田恵梨香さんが出会ったところ。
ありえないっしょ・・・って思っちゃった。

常識じゃないのが常識？

電車の中の注意看板。


・唾を吐かない。
・ぶら下がって揺れない。
・登らない。

中国人はよく唾を吐く。
空気が悪いから喉がいがらっぽいのかなぁ。

いずれにしても上記の看板を掲げないと電車の中で唾を吐き、ぶら下がり、
登ってしまうのかっ！？


ちなみに旦那が発見した看板inシンガポールのチャンギ空港。
よく空港にある「〇〇へようこそ！」の看板で。

日本語で「ようこそ！」
英語で「ＷＥＬＣＯＭＥ！」

中国語で「ようこそ！そこいらに痰を吐かないで。」だって。


広州では地下鉄でも90％位の人はちゃんと並ぶし、70％位の人は
降りる人を優先する。

唾を吐く人もそんなに多くないし、道も比較的きれい。

ここはかなり国際的だからそんな大それた人もあまり見かけない。
皆温厚で常識的だと思うんだけど。
私が慣れてきちゃってんだろうか。


今まで一番タマゲタのは、大通り沿いのおしゃれな噴水で人が全裸で
身体を洗ってた事。
泡をモコモコさせながら・・・

誰か注意してやれ、それはさすがに常識じゃないっ！
日本だと捕まるぞ。