「辰巳ダムは、通常は水を貯めずに、洪水時にだけ水を貯め洪水調節をする。いわゆる「ドライダム」という先進的な方式を採用し、動植物の生態系へ配慮しているダムであると事業者の石川県は説明する。
通常のダムは、多目的であり、利水のためには貯水、治水(洪水調節)のためには水を貯めない空間があり、ダム湖は下部に水が貯められ、上部は空になっている。多目的ではなくて、治水だけが目的であれば、水を貯めない空間があるだけで空ダムになる。
辰巳ダムは治水だけが目的に洪水調節専用ダムにしたので、空ダムとなり、いわゆる「ドライダム」になったのである。先進的な方式でも何でもない。目的を治水だけにして水を貯めないので、結果的に湛水による水質悪化がもたらす、動植物への悪影響がなくなったというだけのことである。生態系へ配慮してドライダムにしたのではなく、ドライダムだから湛水による水質悪化がないというだけのことである。
辰巳ダムを正当化するための意図的な誤魔化しである。
通常のダムは、多目的であり、利水のためには貯水、治水(洪水調節)のためには水を貯めない空間があり、ダム湖は下部に水が貯められ、上部は空になっている。多目的ではなくて、治水だけが目的であれば、水を貯めない空間があるだけで空ダムになる。
辰巳ダムは治水だけが目的に洪水調節専用ダムにしたので、空ダムとなり、いわゆる「ドライダム」になったのである。先進的な方式でも何でもない。目的を治水だけにして水を貯めないので、結果的に湛水による水質悪化がもたらす、動植物への悪影響がなくなったというだけのことである。生態系へ配慮してドライダムにしたのではなく、ドライダムだから湛水による水質悪化がないというだけのことである。
辰巳ダムを正当化するための意図的な誤魔化しである。