只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

他人を批判するのは「思考自我」です。

2018-05-22 09:59:53 | 日記
私(自我)が居ると認識しているかぎり安心はできませんね。

つまり私(自我)は不安の塊りであるのです。

そもそも、不安とか安心などこの世には“無い”のです。

しかし私(思考)は、“無い”ものを「在る」とする
ものですから苦悩が生じるのです。

当たり前のことですが“無いものは無い”のです。(笑)

それで私(思考)は、このことがわからないから安心を創り、
不安を創って迷いの中へ入っていくのですね。

このブログを読むときは、「なるほどな~」と一瞬わかる
のですが、物を見たらあるいは音を聞いたら幻想世界へと
入っていくのです。

例えば、子猫を見たら「かわいい」となるのです。
そして「カア~、カア~」と、音を聞いたら鴉と認識する
ので、一瞬のうちに思考に繋がるということです。

幼少の頃は、そう簡単に繋がらなかったのですが、長年の
繰り返しにより「思考癖」が完璧に付いたのです。

それが“無い”ものを「在る」とするようになったのです。

当たり前の“無いものは無い”は、「思考癖」が無いという
状態と言えるのです。

ですから「思考癖」を溶かしていくには、“只なる実践”の
持続が必要です




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