只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

そろそろ玉ネギが収穫できそうです。

2016-10-13 09:49:20 | 日記

【私には両親が亡くなったけど以前いたのです。妻も子供もいます。
それでいいのですが真実には私も無く“真の自分”だけです。】


風呂場には大抵、鏡が付いていますね。
男性は主に顔の髭剃り、女性は主に洗顔に
利用されると思います。

この鏡に写っている自分は果たして自分でしょうか。?
本来は“鏡は何が写っても間違いなく鏡”です。
ですから写っている自分は幻想ということです。

約0,01秒で頭脳が自分と認識するから
本来の“真の自分”がわからなくなったのです。

そして本来とはなんじゃ、“真の自分”とはなんじゃと、
約0,01秒で頭脳が、わからないことはでたらめであると認識するのです。(笑)

これが癖となって当たり前のようになったのですね。
これを「思考癖」ともいい幻想ともいうのです。

ほとんどの方が、このように目には見えないものを
現わすと拒絶するのです。(笑)

また「幽霊は幻想である」というのが事実ですと
言ったら、「そんなことはない、あちらこちらで
幽霊が出たと言う話があるぞ!」とくるから、
幻想になったらとり止めがつかなくなるのですね。(爆笑)

ですからしっかりと事実を見極められるよう
只なる実践”の継続です。



只の道…淡々と歩く

心の研究もされている禅師、井上御老師のホームページから
一節ずつを、私(思考)が観てみましょう。
あくまで私(思考)から観たものです。
このことは信じないで、常に“実践”で明らかにしていってくださいね。

・・祖師方が伝えた本当の坐禅であり本当の修行なのです。…前回まで

  『最も尊い「道」「法」なのです。全く同じことですから、
  「只吐き只吸う」。この何でもない単純なことを飽きもせず、
  時間も見ず素直にやっていれば自ずから道が現前するのです。
     煩悩妄想に関わらない道が現れるのです。
     ここは努力の結果ですから只々素直にやって下さい
。』

いかがでしょう。
実践で腑に落とされたでしょうか?
何でもない単純なことを飽きもせず只、継続してやっていると
煩悩妄想という「思考癖」が確実に離れていくのです。

「思考癖」が落ちたら“これはこれ、あれはあれ”に
なってきて一瞬、一瞬で何事も“始終”していきます。
これほど“お気楽”なことはありません。

今、今、今を離さずということは、幻想に入らず、
迷いと遊ばず、事実そのものに居るということですね。

それが出来る出来ないを超えて“只、やっている”ことです。