野菜と花を育て美を眺め食を楽しむ
重ね煮
忙しい時、野菜を重ねて火にかけるだけのシンプルな料理方法。季節や素材の味を楽しもう。
重ね煮は野菜の旨みを最大限に引き出す調理法です。鍋に切った野菜を層にして重ね、ほんの少しの塩をふり、野菜の水分だけで蒸し煮にします。野菜の皮はできるだけむかず、食べられる部分はすべて使います。野菜が美味しくなる秘密は鍋に野菜を重ねていく順番にあります。ていねいに切った野菜を層に重ね、しっかり蓋をしてじっくりと弱火かけます。しばらくすると野菜の淡い香りが立ち上がり、時間とともにその香りが力強くなっていきます。野菜それぞれが持つ力を発揮しながら全体が調和され、心がほっとするような美味しさになってゆく。
重ねる順序は、鍋底に振り塩⇒海藻⇒茸類⇒なすやトマト⇒インゲン等の果菜⇒ブロッコリーや小松菜の葉菜⇒芋⇒大根・玉葱の根菜⇒穀物⇒魚介類⇒振り塩の順。
昨年の昨日のブログ
先日の友人の接待料理
先日、昔の会社の同僚が遠方より訪ねて来てくれたのですが、今の季節のうど・タラの芽・コシアブラの初収穫があり、それに鮒鮨を加え楽しい歓談がありました。その他のメニューは下記の通りです。
1. 鮒鮨・鮒鮨の飯の明太子和え
2. すき焼き
3. コシアブラのご飯
4. 鈍刀煮・いかなご・ツタンカーメンの豆腐・大豆の煮豆
5.野菜サラダ(チマレタス・わさび菜・淡路島の玉ねぎ)・ケールの胡麻和え
6.花山椒・菊の甘酢・奈良漬け
7.茶碗蒸し
8. コシアブラ・山ウド・タラの芽の天ぷら
9. デザート・苺・パイナップルのシャーベット・文旦の皮の砂糖煮
10. 飲み物:桂花茶・手作りのお茶コーヒー・茶の葉の水羊羹
*うど・たらの芽の天ぷら
*自生のたらの芽を収穫したので、天ぷらを試みました、収穫時期は5月の連休ぐらいが最盛期。
自生のうど・たらの芽 たらうどの芽の天ぷら
① たらの芽を洗い、天ぷら粉を水で溶き、たらの芽にまぶしす。
* 天ぷら粉は、市販品は少し高いが水で溶くだけで簡単。
*自家製の天ぷら粉は小麦粉・卵を酒でとき、氷を適当に入れ、かき 混ぜないで使う。
② サラダ油160℃くらいで揚げる。
③ 皿に盛る。
*天つゆか、塩や末茶塩でも良い