植物スッイチ遺伝子
植物が、寒さ等の厳しい環境に対応するか、病原菌の感染を防ぐことに注力するかを切り替えるスイッチとなるたんぱく質を作る遺伝子を、京都府立大学生命環境科学研の佐藤雅彦準教授がシロイヌナズナで付き止められた。冷害や病に強い作物の開発に役立てることを期待できるという。
写真はシロヌイナズナの野生株(左上)とVOZ遺伝子欠損株。氷点下6℃で育てると、野生株(左下)に比べてVOZ株(右下)欠損は枯れにくかった。
植物スッイチ遺伝子
植物が、寒さ等の厳しい環境に対応するか、病原菌の感染を防ぐことに注力するかを切り替えるスイッチとなるたんぱく質を作る遺伝子を、京都府立大学生命環境科学研の佐藤雅彦準教授がシロイヌナズナで付き止められた。冷害や病に強い作物の開発に役立てることを期待できるという。
写真はシロヌイナズナの野生株(左上)とVOZ遺伝子欠損株。氷点下6℃で育てると、野生株(左下)に比べてVOZ株(右下)欠損は枯れにくかった。
買い歩き 鹿児島(霧島)新洗い牛蒡
我々のごぼうの栽培の収穫は年に2回栽培しますが、宮崎産(霧島)は今が収穫時期とか、スパーで先日鹿児島産の新洗いごぼうを買い求めて来ました。京都のブランド野菜17品目のうちの堀川ごぼうも美味しいですが。
*きんぴら牛蒡・たたき牛蒡(酢ごぼう)
●きんぴら牛蒡
① 牛蒡を洗い、笹がきにしながら、薄い酢に晒す(鉛筆を削る要領)。
② 切り終われば水切り、油でいためながら砂糖・醤油で味付けして出来上がり。
*好みにより種を取ったタカ爪輪切りにしたものを味付け時に加える。
●たたきごぼう
① ごぼうを洗い、4~5cmの拍子木切りにし、薄い酢に晒し茹でる。
② ザルで水切り、熱いうちに二杯酢(砂糖:酢)に浸け、味が染みればゴマをまぶし出来上がり。
本来ごぼうはたたいて繊維に沿ってほぐし、適当な大きさに切って調理したので、たたきごぼうと言われたらしい。
*酢に入れるのは、洗って置いておくと、表面が黒く成るのを防止する。
長い間浸けるのは禁物、香り・味が抜けていく。
*酢の濃度は適当な酢っぱさで良い。
*ごぼうの熱いうちに味付けするのは味を浸みこませる目的です。
この辺の栽培
ごぼう・・ごぼう抜き・あの人はごんぼ掘やな、とは、どんな意味の言葉でしょう。押し合いへし合いごんぼと云われるように、栽培は別に間引きする必要はない。
ごぼうの収穫時、土から掘り出すのは大変で、土の上に囲いをして、土を盛り種を播き、収穫時期に囲いを潰すと、収穫が楽に出来る。又、ビニール袋や廃材の紙のドラム缶(ファイバードラム)だと、収穫時期には紙が腐り、足でけるだけで簡単に収穫出来る。
*春の種播き
3月下旬に床を作成し、3~5月中頃に種蒔き、収穫は9月上旬から。地方により4月の種蒔きは、死にごんぼと言い、親の死に目に会えないと、忌み嫌う所がある、その場合は4月を外し5月に播けば良い。
*秋の種蒔き
種蒔きは、9月中旬~10月下旬、収穫は翌年6中旬~9月上旬。
畑は前もって深く掘り起こし、土の温度13℃位の頃から秋播きが適当で、畝幅70cm・株間10cm位。1箇所に3~4粒播く。肥料は1平米当たり元肥に石灰100g・化成肥料50g、追肥化成肥料5ずつ3回ほど施して、土よせを6月までに行う、梅雨明けまでに畑一面に葉が畝を覆い隠すように手入れをする。根瘤線虫に掛ると13年ダメと言われている、連作は避ける。
*ダイエットサラダごぼう(生食用)
ドレッシングをかけて生で食べられるごぼうで、肉質は非常に柔らかく、繊維分も多く、香りが良い。
*栽培要点
露地では、種蒔きは3~10月、裁植距離は畝幅45~60cm、株間3~5cm、株間が広すぎると太くなり過ぎるので密植が良い。収穫期は、種蒔き後75日、太さは小指程度、長さは30~40cm。収穫は雨の後、手で簡単に抜ける時にする。
ごぼうは、一度植えると13年ダメと聞いている。その原因は、ごぼうの根
に根瘤線虫が発生し、その虫が消滅するのに、13年かかると云われている、連作する場合は、バーナーで土を焼いて殺虫する方法がある。
冬場にバーナーで土を焼いている農夫の光景をみた記憶があるが、多分この作業だったのでしょう。
畑の天敵モグラ対策
モグラ・・・冬は畑の至る所に、モグラ塚が現れる、この辺の人は、「おごろもち」とか云い、モグラの通路に捕まえる道具を据え付けて捕獲し、皮を使い財布にするとか良いと云われています。
マンガの中では愛嬌があるが、水田の畦を破ったり、栽培している根を傷つけたり、甚大な被害が生じます。
モグラの餌は、ミミズや昆虫が主食で、作物を食べたりはしないが、野菜作りには嫌がられる。
有機栽培をすると、ミミズが多く住みつきモグラが現れる。モグラ対策は、振動に敏感で、ミミズを検知できる凄い能力を持っているそうです。その性質を利用して、ベットボトルで作った風車を利用してその力で支柱をコツコツと叩いて、モグラを近づけない商品や太陽電の応用した商品があるとか。昔は農夫が畑を歩き回り足音で撃退したとか。でもそのような雑音にもすぐ慣れてくる。
モグラは複雑なトンネルを作り、毎日通る主な道と、たまに通る支線の道があり、餌を求めて地上に出る場合があるが、地上にはめつたに出て来こない、毎日通る道に、ばね式の挟む道具や両開き筒型捕獲器を仕掛けて捕獲。臭いに敏感で、設置する場合は手袋をはめて、手の臭いなど禁物。
猪の被害
裏庭の崖下のみょうがを猪に掘り返され、それが元で大々的ながけ崩れが発生、こんなひどい事になるなんて思いもよらない猪の被害、もうすぐ筍の季節になるとまたそこらじゅうに穴だらけの季節になる。
畑鹿の被害
前回、大根の鹿の被害をお話ししましたが、今回は網をしておいたブロッコリーが被害にはがっかり、鹿が入らない様に大々的な対策をただいま考案中。
ホウレン草の種播き
2月8日に石灰と肥料をまき耕して、昨日(2月22日)ホウレン草の種を播きましたす。昨年は3月12日でしたが、今年は低温なので種まきを遅らせました。今年最初の種まきです。収穫が楽しみです。
今年の猪の出没数激減の話
猪のウンチ
先日、猪の肉の販売が出来ないほど猪の出没が激減しているとのテレビ放送があった。このニュースがほんとなら野菜栽培者には朗報です。
出没激減の理由は山のドングリなどが豊作で里に出てこないとの事、でも野菜栽培者は油断のならない話で、充分猪や鹿の対応を・・・・。
隣の畑の大根
我が家の大根は、全部食べ終わりましたが、隣の畑の大根、葉っぱに根元が隠れ寒さの中でも生き生きと健全、隣の畑は2段階に種を播かれ、最初の物はもう既にありませんが、2回目の大根は太く立派で、生でも甘く、先日頂き、今の時期おでんに最高。
玉ねぎに寒肥料
先週、玉ねぎに寒肥料(8:8:8)を施しました。その後のは元気が出て来たようでほっとしています。赤玉葱300・白400本苗を植えましたが、鹿に齧られたり踏まれたりで、苗を植えた90%が元気で育ちつつあります、そのうち1回目の草抜きを来月は実施。
グリーンピースの苗
昨年暮れからグリーンピースの豆の種をポットで育ててきましたが、いよいよ春近し、地植えの時期がきました。
今まだまだ寒い畑小屋のつらら
先日、冬野菜のわさび菜を収穫に行きましたが、畑小屋はまだまだ寒くトタンの屋根は写真の様につららがトユをまたいで伸びていいる。まだまだ春は遠い感がする。でも冬野菜のわさび菜とほうれん草は元気で貴重な野菜の収穫。
今年初めての種まき・・ホウレン草
今年初めての野菜の種まきを開始します、それがホウレン草です、まずは石灰で畑が白くなるほどまき、肥料もかき耕して1~2週間経てば種を播きます。昨年は3月12日でしたが、今年は低温なので20日ごろ播きます。4月ごろ収穫が出来ます。
畑鹿の被害
鹿の足跡 大根の葉を食いちぎった跡
先日久しぶりに畑に野菜の収穫に行きした。収穫物はねぎ・ブロッコリー・ケールでしたが、今までここの畑では30年程野菜を栽培していましたが、昨年の暮れから突然鹿や猪の出没で農作物の被害がではじめました。至る所に糞や農作物が食べられている光景が、今後鹿や猪が食べない野菜の種類の作付をするか、周り一面ネットを構築するか農業を止めるか手がないか、苦しい選択が迫られてきました。なんとか今後とも継続を考えてみます。
葉ごぼう
先日、葉ごぼうを買い求めてきました。春を告げる若ごぼうは、関西中心に出回り、収穫は2~3月、葉・軸・根の全てを食べることができ、シャキシャキとした独特の歯ざわりが心地よく、早春の香り豊かな野菜です。
食物繊維や鉄分、カルシウムが多く含まれている、栄養価の高い野菜です。
また近年、葉の部分に毛細血管を強化する働きや血栓を防いで、血流をスムーズにする働きを持ち、高血圧や動脈硬化などのリスクを軽減する
機能性成分として期待されている「ルチン」が含まれているとの事。
これまで、ソバやダッタンソバ、アスパラガスにルチンが多く含まれることは知られていましたが、若ごぼうの葉に含まれるルチンの含有量は、なんと、ルチンの王様と呼ばれるダッタンソバに匹敵し、食物繊維はサツマイモの約1.4倍鉄分はほうれん草の約1.6倍。
調理方法・・・煮てよし!炒めてよし!炊いてよし
葉・軸・根の全てを食べられる八尾若ごぼうは、1束で和風ごぼう膳(葉の煮浸し、軸と根のかき揚げ、炒め煮、炊き込みご飯、味噌汁、洋風フルコース(葉・軸・根のコンソメスープ、肉と卵いため、軸を使ったパスタ、軸・根のささみサラダ)など、たくさんのアレンジが楽しめます。
葉ゴボウは、根が短くて茎や葉を主に楽しむゴボウ、丸ごと食べ尽くせます。フキのように薄い皮をむかなくてもよいし、水につけたりするだけでアクが抜けて、茎は歯ごたえがたまらなくよい病み付きになりそう。フキのように茎にも穴があります。
短い根っこは、ささがきにしておみそ汁。茎はきんぴらに。ニンジンと炒めて、エビの佃煮をトッピング、油と相性がよい。
太めの茎はベーコン・長芋と炒めて、みりん、醤油少しをたらして、黒こしょうをたっぷりかけるとシャキシャキして美味しい。
葉っぱは、ごま和え・葉で巻いたロール葉ゴボウ、中はロールキャベツのように、鶏ミンチ・すりおろしのレンコン・ゴボウ・ニンジン。茹でて水にさらした葉っぱを巻いて蒸し、銀あんをかけ等。
文旦
先日、兄から土佐の分旦が送られて来た。毎年ありがたいことですが、実の部分は大変美味しいですが、皮もジャムマレードなどとして美味しく食べ、捨てる所はありません。皮の苦味のある表面を取り去り、ジャム・ママレードや簡単な砂糖煮が美味しい、皮の表面の薄皮は苦くて食べられないので取り除くこと。うす皮はお風呂に入れる。
大きさのクラスは5段階あり、小さい物はM(10cm)写真の物は3L(12cm以上14~15個で10kg8000~10000円)。
分旦は高血圧の薬で、ビタミンC・Pやその他のミネラルを多く含み、特に土佐の分旦は糖が果糖で蜂蜜の成分の甘みで上品な甘さである。
分旦の皮文旦は高血圧の薬で、ビタミンC・Pやその他のミネラルを多く含み、特に土佐の分旦は糖が果糖で蜂蜜の成分の甘みで上品な甘さである。原生地は東南アジア・中国南部・台湾などであり、日本には江戸時代初期に渡来した。ブンタンは、清国広東省の通商船船長「謝文旦(しゃぶんたん)」の名前から取ったと言われている。