長田家の明石便り

皆様、お元気ですか。私たちは、明石市(大久保町大窪)で、神様の守りを頂きながら元気にしております。

神を味わう(ヘンリー・ブラッカビー&クロード・キング、ICM出版)

2015-01-24 12:14:04 | 

近年、どちらかと言えば、自分自身の聖書理解、信仰理解を広げる書物に取り組んでいますが、時にこういう本を読むと、正直、ホッとする自分自身を見い出します。保守的な聖書理解に立ちつつ、霊的覚醒、リバイバルをも視野に入れ、チャレンジに満ちた内容でありながら、健全さ、バランスの良さを感じさせる本だと思いました。

帯には、本の内容について、
「あなたと神との関係を一新する本!
神は本当に語られる
神を味わうことに関する7つの真実」
と紹介されています。

「神を味わうことに関する7つの真実」とは、以下の内容です。

・神は常にあなたの周りで働いておられます。
・神は現実的かつ個人的な愛の関係をあなたと絶えず持つことを求めておられます。
・神はご自身の働きにあなたが共に携わるよう招いておられます。
・神はご自身とそのみこころ、その道を現わすために、聖書、祈り、状況、教会の中で聖霊を通して語られます。
・神と共に働きに携わるという招きは、常に信仰と行動が要求される信仰の危機にあなたを導くことになります。
・神のされていることに加わるためには、あなたの人生を大きく調整し、適当させなければなりません。
・神に従っていく中で、神を味わい神を知るようになっていきます。そして神があなたを通してその働きを成し遂げてくださるのです。

心に残った箇所、考えさせられた箇所をいくつか抜き書きしてみます。

「神は、あなたが神のためにどのようなことができるのかということよりも、はるかにあなたと愛の関係を持つことに関心を持っておられます。神の願いは、あなたが神を愛するようになることです。」(84頁)

「多くの人々は、神が大きな任務を与えてくださることを望んでいます。けれども愛の関係を飛ばそうとしてしまいます。」(143頁)

「何らかの理由で、神と自分の関係が現実的で個人的な、そして実際的なものであった時を思い出せないという場合には、少し時間をとって神と自分の関係を評価してみる必要があるでしょう。」(182頁)

「座り込んで、まず自分が神のためにしたいことを考え、それからそれを実現できるよう、神に助けを求めるというのではありません。自分たちが神に従い、そして神がこれからなさろうとしていることを示してくださるまで待ち望むか、または神が自分たちの周りでどのようなことをしてくださっているのかを見きわめ神に加わるというのが、聖書に見られるパターンです。」(197頁)

「近所の人や友人、あるいはあなたの子どもの一人が霊的なことにつじて質問をし始めたと考えてみましょう。神がその人を引き寄せようとしておられるのだろうかなどと自分する必要はありません。そうしたことは神だけがおできになることです。その人の人生の中で神が働いておられない限り、誰も神を求めることはありません。」(228頁)

「神との親しい愛の関係こそが、神の御声を聞き分け、神が語られる時に聞き取るための秘訣です。愛の関係の中で、神を味わうことによって神の御声を知るようになります。(中略)ある人々は、愛の関係を飛ばしてしまおうとします。奇跡的なしるしを求めたり、「方式」やあるいは神のみこころを知るためのステップといったものに頼ろうとする人もあります。けれども神との親しい関係に取って替えられるものはありません。」(253頁)

「私たちが抱えている最大の問題は、神だけが決定権を持っておられる点において、自分たちの知恵に頼って計画を立て、それを実行していってしまうことです。」(284頁)

「神にあることについて願い求め、そして何か違ったことが起こるならば、私は必ず起こり始めたことに対して応えていくことにしています。」(318頁)

「神が沈黙されるのは、ご自身に対するより深い理解へあなたを導く備えをしておられるからなのです。沈黙が訪れるならば、神が最後に命じられたことをやり続けてください。そして、神との新しい出会いを見守り、待ち望んでください。」(326頁)

「悲劇や困惑させられる状況の真っ直中にあって、祈りの中で、自分でも本当は真実ではないとわかっていることを、神のせいにして、神を非難し始めてしまったという経験はないでしょうか。(中略)ではどうすればよいのでしょうか。まず神のみことに行き、自分の状況を神の視点から見せてくださるよう願ってください。」(337頁)

「困惑させられる状況に出会ったとしても、神を責め始めてはいけません。神についていくことをあきらめてしまってもいけません。神のみもとに行ってください。自分の状況に関する真理を教えてくださるよう、神に願ってください。神の視点を示してくださるよう願ってください。それから主を待ち望んでください。」(343頁)

「神は私たちを互いに依存する者としてお造りになりました。私たちは互いに必要とし合っています。(中略)ですから神にどのように応えていけばよいのかを知るためには、神がからだの中で、またからだを通してどのようなことをしておられるのかが重要になってきます。」(364頁)

「神にしかおできにならないことに関わろうとする信仰が神の民に欠けていることが、この世の大多数がキリストとその教会に魅力を感じない理由なのです。」(395頁)

「神がご自身に加わるようにあなたを招かれ、あなたが信仰の危機に直面する時、その次にとる行動があなたが神について信じていることを教えてくれます。ことばよりも行動の方がより多くを語ってくれるのです。」(401頁)

「神が語られたことに従い、ついていくために必要な調整をする心構えがない限り、あなたは神にとって役立つ者となることはほとんどないでしょう。そうした調整の時こそ、神についていく上でもっとも困難を感じる時からもしれません。」(415頁)

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