永谷園さんから届いた、一足早めのクリスマスプレゼント!
ハリオ フタがガラスのご飯釜 3合用 です。
今日はその使用感をレポートします。
このご飯釜は土鍋の部分に2合用と3合用の水位の線が入っています。
基本は 2合なら 2カップ400cc
3合なら 3カップ600cc ということだそうです。
一度やってみて、後はお好みに合わせて増減したらいいと思います。
我が家はやわらかめ好みなので、今までstaubで炊いていたとおり、
3合で3カップ+50~60cc でスタートです。
研いだお米を一度ざるに上げ、しばらく水を切ってから
水を計って入れ、1時間以上浸水させておきます。
点火 強火です。
5分経過
10分経過
説明書では強火10分で沸騰すると書かれていましたが、うちはガスが弱いのか(横で別の鍋が調理中、グリルでもお魚を焼いていたし。)10分ではまだまだ。
12分経過
ここでようやく、鍋の中が沸々して泡もブクブク。
フタの穴から勢いよく蒸気があがり、
合図の笛がピィ~というよりヒュ~という感じで鳴りました。
この状態で1分待って(おこげが欲しいときは3分)、火を止めます。
消火時点
鍋の中はまだ沸騰状態が続いています。
消火直後の天穴付近。吹き出したおねば有り。
フタと鍋の間にも、液体状のおねばが貯まっています。
コンロから降ろして 15分放置します。
(ここが鋳物staub鍋と土鍋の違うところ。
staubでは、最弱火に落として15分間加熱していました。)
これで、空いたコンロで次の調理が出来るので、助かります。
火から下ろしても、まだ水分の多いおかゆのようで、グツグツ沸騰は続いています。
この高い蓄熱効果が肉厚な土鍋の特徴なんですね。
かまどで羽釜を使ってご飯を炊く時代を知っている義母も、こんな風にブクブクお米がご飯に変わっていく様子を目の当たりにしたのは初めてらしく、一緒に感心して見ていました。
フタと鍋の間に貯まったおねばは、staubでは経験ないのでどうしたものか?と思ったけれど、そのまま放置して様子を見ていたら、5分ほどして沸騰が治まり圧が下がった頃に自然に中に引き込まれていったようで、無くなっていました。
15分後 カニ穴のあいたつやぴかごはんの炊きあがりです。
上下にほぐして、さらに10~15分蒸らしてから、いただきます。
沸騰後1分で消火した場合は、鍋肌へのこびりつきもありませんでした。
このごはん鍋でも、フタからの水滴がご飯に落ちないよう、炊きあがり後はフタと鍋の間にお布巾をかませています。
使用後は簡単に分解して隅々まで洗えるのがとても気持ち良いです。
鋳物と違って、こわれ物なので取り扱いは要注意ですが、ガラスの蓋と樹脂部分は、パーツ販売もされています。
炊飯器も開発者の方々が研究を重ねて、どんどん進化・高級化していますが、かまど炊きとか、土鍋釜とか、結局昔ながらのやり方が美味しいようですね。
電気を使って、いろいろなパーツを増やして複雑な機械を作り上げなくても、『お鍋でごはんを炊く』経験は、シンプル イズ ベスト ということに気づかせてくれました。
というわけで、引きつづき毎日美味しいごはんを楽しんでいます。
ただ、今唯一困っていることは…
土鍋のあまりの蓄熱性に、コルクの鍋敷きが火傷してしまったことです。
金属製のものか、もっと熱に強いものにしなきゃね。