笛ときどきオタク

フルートの練習記録とヲタ話、観劇やコンサートの感想など。見境なく語ってます。

WIENER ROYAL ORCHESTER

2013年12月29日 | コンサート
シュテファン大聖堂(Stephansdom)を見に行くと、
現地の中世風(?)のコスの人にキャッチされて(笑)。
「ドレスコードもないから、音楽好きなら来るといいよ」って。
しかも10ユーロくらい安くしてくれた。
コンサート行きたいなー、って思ってたので、
「じゃ、行きます」って感じで楽々決まった。

会場に行ってみたら、教会風(っていうか実際教会だったのかしら)の建物。
クロークに上着預けてホールへ。
あれ?ステンドグラスとかある、やはり教会?
っていうか、ホールじゃなくてパイプ椅子じゃーん(笑)。
オケも小規模だし、ぼったくられたかなー、
ってちょっと思いながら始まるの待ってた。

しかし、しかしです!!!
なんだかんだ言って、ここはウィーンなのです。
すごい!!!!!
音が違う。バイオリンの音色が違う。
こんな音聞いたことない。
すごい演奏しながらも笑顔。
もう、根本的に日本人とは違うって思いました。
やはりウィーンは音楽の街だった。
これだけ素晴らしい演奏を聴きながら、
聴衆のマナーに泣いた。
写メったり鼻かんだりおしゃべりしたり。
なんだよ、おまえらどういうこ(以下略
多分、こういうところが日本人と向こうの人の違いなんだと思う。
こういうこと思ってる時点でダメなんだよね、きっと。

演目はモーツァルトやシュトラウスを中心に、
バレエやオペラをとりまぜてたくさんありました。
こんな美しい音楽が身近で聞くことのできる環境羨ましい。
「モーツァルト好き」とか「フルートやってる」とか言うのやめよう、
って思いました。
そんなこといえるレベルじゃないわ~。
コンサートの最後はもちろん「ラデツキー行進曲」。
アンコールは「チャールダッシュ」。
少し早いニューイヤーコンサート気分でした。

っていうか、ウィーンフィルの人だって言ってたけど、
こういうレベルの方がゴロゴロおるんやろうなぁ。
すごいいいもの聞かせていただいた。

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