実際に起こった事件をモチーフに、
その背景や人間関係を描いた話。
記事を読んだ時に「そんなバカな」や
「こんな事件が起きるなんて世も末だわ」なんて思っていた。
が、フィクションとはいえ、とても生々しく、
もしかすると自分にも起こりうるのでは、
と、底冷えするような寒気さえ感じた。
主人公は女性のものが多い。
しかも自分と同じような年代だったり。
今の自分は彼女ではない、
でもいつ自分がこうなってしまうのか、
絶対に「彼女にはなりえない」と断言できない。
「ゆうべの花火」と言う話。
不倫相手の妻の殺害を依頼した女が逮捕されるまで。
たわいのない恋愛話で始まる話が、
いつのまにかまがまがしいオーラをまとった
恐ろしい毒のあるものに変質。
作り話なのだけど、話が痛い。
「愛の巣」もまたしかり。
自宅下に死体を埋めたまま生活する人間。
犯人は自首するがすでに時効を迎え、罪には問われない。
宮部みゆきの「楽園」も同じ事件が軸になっている。
が、アプローチや視点が違ったものなので、
随分印象が違う。
この話を読んだ後思わず相方に
「何か自分に隠してることあるでしょ」と問い詰めてしまった。
その背景や人間関係を描いた話。
記事を読んだ時に「そんなバカな」や
「こんな事件が起きるなんて世も末だわ」なんて思っていた。
が、フィクションとはいえ、とても生々しく、
もしかすると自分にも起こりうるのでは、
と、底冷えするような寒気さえ感じた。
主人公は女性のものが多い。
しかも自分と同じような年代だったり。
今の自分は彼女ではない、
でもいつ自分がこうなってしまうのか、
絶対に「彼女にはなりえない」と断言できない。
「ゆうべの花火」と言う話。
不倫相手の妻の殺害を依頼した女が逮捕されるまで。
たわいのない恋愛話で始まる話が、
いつのまにかまがまがしいオーラをまとった
恐ろしい毒のあるものに変質。
作り話なのだけど、話が痛い。
「愛の巣」もまたしかり。
自宅下に死体を埋めたまま生活する人間。
犯人は自首するがすでに時効を迎え、罪には問われない。
宮部みゆきの「楽園」も同じ事件が軸になっている。
が、アプローチや視点が違ったものなので、
随分印象が違う。
この話を読んだ後思わず相方に
「何か自分に隠してることあるでしょ」と問い詰めてしまった。