笛ときどきオタク

フルートの練習記録とヲタ話、観劇やコンサートの感想など。見境なく語ってます。

一応カデンツァだったらしい

2006年09月27日 | フルート
◇練習日誌◇

今日は高音が出ない。
そういう時は、くちびるのしまりがない事が多いような気がする。
あるいは気分的にたるんでいる時。(笑
気分ノリノリって訳じゃないが、いい加減にお稽古に来た訳じゃないのだが~。
ことごとく「歌のつばさ・・・」の出だしの高音でミス連続。ああ。
気を改めて高音のロングトーンで調子を整え、再チャレンジ。
どうも、前からそう言う傾向はあったのだが、
メロディ端っこの高音にミスが多いようだ。
音の終わりを意識しすぎて弱く吹こうとしてミス。
強目に吹けば高音は出る、でも強いとメロディとしておかしい。ジレンマだ。
ワタシはそのギリギリのところがつかめていないと言うことなのだ。

後半のトリル、テンポを落とすならもっと音をたくさん入れろ、との指令。
うう、音が増えるくらいなら、もうちょっとテンポを上げて
かっこよくトリルしないと!
どっちもしんどい・・・。(笑
うひゃ~。
旋律部分がやはり早くなってしまう。
もうちょっと落ち着いてカウントしていこう。

途中の山場の一部である、アルペジオとクロマティック。
「もっと練習しましょう」と。
うう~、もうこれ以上は自分には無理です~、と言いたいのをこらえて。(笑
「こういうカデンツァはいかに自分が上手いか、みんなに見せびらかす場面ですから。」
先生、ここってカデンツァだったんですか~!?
こういう風に言われたら、もっとがんばらなくてはいけない気がしてくる。
ここももっと早く吹けるようにするのが一番手っ取り早い?

時間がなくなってしまい、アルテのエチュードは超駆け足で。
リズム部分の分からないところを先生に取り合えず質問してみる。
もう、論理的にこのリズムを考えても分からない。
諦めてこの部分は耳で覚えることにする。
でも、耳で覚えると、忘れた頃に楽譜を見てもリズムを思い出せるとは限らないのだ。
先生にお手本を聞かせて頂き、しっかり耳と頭に入れ・・・。
装飾音があるところは、モーツァルトかベートーベンの「トルコ行進曲」だったかに似ている。
どっちにしても難しい。(笑
「歌のつばさ・・・」はG dur。このエチュードはB dur。
シャープとフラットの曲の両方は何だかツライ。

来週とその次のお稽古は、個人的な用事でお休みしなくてはいけない。
個人練習も10日以上できない。
発表会を前にかなり心配・・・。

リズム音痴

2006年09月25日 | フルート
引き続き「歌の翼・・・」とアルテのエチュード練習。
アルテの方で、リズムが難しくて指が止まる。
三連符と付点のついた音符の連続が・・・。
前のどの曲かでも、これと同じようなのがあって、
リズムがめちゃめちゃになったなぁ。
更に物事を複雑にする要素として、スラーがその音符達の一部にかかってやがる!
もう何がなんだか・・・。(笑
いきなり演奏しようとしてもうまくいかないのだろう。
とりあえずハミングで歌ってみる。
う~、歌でも上手く拍がとれないってことは、
多分音符を頭でも理解できてないのね。

それと弱点の「ファ・シ・レ」の繰り返し。
あ~!指痛い。

在庫処分

2006年09月24日 | 雑記
物置に置きっぱなしのパソコンを売りに行った。
ハードオフに最初持って行ったら、

「古すぎてお引き取りできません」

だと。

まぁ、仕方ないから、「いくらかお支払いしてもいいから処分してください」
と頼んだが、
「埋めるところの問題もありますから・・・。」と・・・。

リサイクル法とか絡んでるから引き取れないのも仕方ないが、
本当に面倒くさい、世知辛い世の中だ~。
と思い、向かい側のリサイクルショップへ。
ダメもとで「引き取ってください」と頼んだら、
なんとそのヘボマシンが300円になった。
聞いてみるものだ。

無料点検って・・・?

2006年09月22日 | フルート
パールフルートからの「無料調整会」のおしらせ。
名古屋会場は今日から受け付け開始なのだ。
時間は10時半から。
あいた~、仕事中だよ。(笑
とりあえず早休憩にしてもらい、11時半に急いで電話!
電話嬢によると、調整会2日目はまだほとんどの枠が残っているようだった。
よかった~。
まぁ、人気コンサートの受付でもあるまいし、
そこまで受付が殺到するとは思えなかったが。(笑

ところで、こういう無料の調整ってどこまでやってくれるのだ?
簡単な点検くらいかなぁ。
こちらが持って行くものって、フルートだけでいいんだよなぁ。
一応枠は1人あたり20分とって頂いているようなのだが。
特に楽器に支障はないし、キレイに磨いてくれるだけでもいいんだよね~。

どなたかこういう無料点検に行かれた人、情報求む!(笑
↑他力本願・・・

プログラム(下書き)ができてた

2006年09月20日 | フルート
◇練習日誌◇


お稽古に行ったら、いきなりプログラム(下書き)を見せられた。
う~ん、できればお稽古の後に見せてくださってたら・・・。(笑
だって中身が気になってお稽古に集中できないんだもの。
パラパラっと見た感じ、子供さんが結構多いようだ。
平日昼間に通ってるから、どうも大人だらけだと思いこんでいたが、
実は子供の生徒さんも多いのかと。

「歌のつばさ・・・」は、テンポを少し落とすように指導が入った。
中盤の展開部分の速さが丁度いいらしく、
これに合わせると序盤と終盤の旋律部分は、かなり遅めにすることになる。
「もっと歌え」と・・・?(笑
もしや展開部分のできが悪いからこっちに合わせるのか・・・?とちと心配になる。
が、そうではないようなので一安心。
ただ、ゆっくりになった分、ミスると目立っちまうので今以上に気をつけねば!
自分的にはちょっと早めにさくさくかっこよく吹きたかったが。(笑
ちなみに家に帰って、指導通りのテンポ(メトロノーム使用)で計速したところ、
ちょうど4分30秒だった。長い・・・。
30秒伸びか~。

アルテのエチュードもまぁOKであった。
強弱は本当に毎回どの曲でも言われるなぁ。特に一回目に吹く時。
次はアルテのエチュードにするか、二重奏曲にするか迷うところだ。
どちらにしても新曲を見てくるのは大変なのである。

お稽古後にプログラムの下書きをもう一度見せて頂く。
ピアノが多いなぁ、それから声楽、バイオリン。
やはりフルートは1人。(笑
どうやら3部形式で、ワタシは3部の2番目。
おや?みた名字だと思ったら、ワタシの前のハープ演奏者が、
以前フルートレッスンの見学させて頂いた時の生徒さんだ。
その時から「ハープのお稽古してます」と言っていたが、
そっち1本になってしまったのね~。(笑
声楽もオペラの曲がほとんどで、大変楽しみ~。

家に帰ったら、パールフルートから郵便が来てた。
やった~!楽器の無料点検のおしらせだった。
発表会前に一度見てもらいたかったので、渡りに船とはこのことか。
何周年記念とやらで演奏会も開催されるようだ。
何かとお楽しみ盛りだくさんの秋になりそうだ。

課題はまだ山のように

2006年09月19日 | フルート
発表会のお稽古を始めてから、
積極的に地味練習もこなすようにしてる今日この頃。
「歌のつばさ・・・」、できなかったところが吹けるようになってくるが、
今度は前は難なく吹いてたところができなくなっている。
まるで「もぐらたたき」的な・・・。(笑
一応最初と最後は通し練習して、ひっかかりをチェックするようにはしてるんだが。

アルテのエチュード、この曲は表現を豊かにしすぎてもし足りないタイプ。
あう~、かといって高音の弱音は難しいし、中音と高音が混ざっちゃったりするし。
何回吹いてもうまくいかないところはダメなまま。
表現はダメはダメなりに、せめて音だけは綺麗なのが出ますように・・・。

とても気になる曲

2006年09月15日 | 音楽
友達に沖縄三線をお稽古している子がいる。
彼女のブログにてちょっと気になる曲名が~!
その名も「ちょんちょんキジムナー」。
タイトルがめちゃめちゃツボに~。
聞きたい!早く聞きたいっ!

しかし彼女は千葉に住んでるのでおいそれと聞くことはできない。
たとえ楽譜を送ってもらったとしても、
三線の楽譜は五線のそれとは違って、ワタシにとってはまるで暗号。
全く読むことができないので、結局曲の全貌は不明なのだった。

「グエムル~漢江の怪物~」

2006年09月14日 | 映画
怪物退治モノかと思ってたら、意外や意外。
家族愛、それと大国(米の国)の権威を皮肉るシニカルなものだったりして。
うう~、後味が悪くて何故か見終わった後に頭痛が・・・(寝不足ともいう)。

平和な河川敷に突如現れるバケモノ。
日常に交差する異形。
直接的残酷な描写はそこにはない。
けれど、逃げまどう人々の姿にリアルさを、
車体の下に見える怪物と、逃げ遅れた人の足がちらりと見える所に恐怖を感じる。
が、怪物の姿が昔スーファミでやった「ぷよぷよ」の
すけとうだら(だったか?)のキャラに激似なのを見て、思わず失笑。
いやだって、魚に手が・・・。

終わり方がやや唐突で、「え?終わりですか?!」・・・とか。
アーチェリーのお姉ちゃんが素敵だったなぁ。
とりたててかっこいいわけでもなく、そこらへんにいそうな普通の家族だったり、
たまたまそこに居合わせてしまった人がターゲット。
総合葬式の場面で、取り乱す家族にカメラのシャッターをきり続けるマスコミ達。
なんだか全てがリアルな映画だった。
あんな怪物が現実にいるわけではないが、
映画を見た直後、河川敷に夜1人で行ってこいと言われたら、
ちょっと怖かったかもしれない。

何分の曲?

2006年09月13日 | フルート
◇練習日誌◇


お稽古開始後すぐに先生に「この曲(歌のつばさ・・・)って何分くらいですか?」と聞かれた。
えええ~?!そんな、計ったことありませんよよよ~!(笑
どうやら事務局に発表者の演奏曲の長さを申告しなくてはいけないらしい。
ここの事務局、作業早いなぁ。
確か申込締め切りは昨日だったと思うけど。
と言うわけでいきなり計速することになった。
いや、せめてロングトーンくらいはさせてください。
気が小さいので、いつもと違うことがあるだけで、
もう音が上ずってら。(笑

久しぶりに嫌な汗をかき、出したタイムは4分だった。
もう少し後半は早めに吹くのを目標にしているので、やや短縮傾向で!
今日の仕上がりはぼちぼち。
小さくまとまってる・・・?かもしれない。
前から言われてるけど、強弱等のメリハリがきいてない。
それからトリルやアルペジオ、クロマティックの小技部分中心に練習を進めよう。

それからアルテ。
高音は相変わらずダメ。
でもエチュードにはこの高音は出てこないから。(笑
それと中音のFisから高音のFisにスラーで続けるのもダメ。
高音のFisの代替運指を裏技として教えて頂くが、
できれば正規の指使いで演奏したい。
高音のBとかも以前聞いてるけど、
正直、そんな余分な運指を覚えるキャパはもうワタシの頭の中にはない。(笑

先生の指導、「この部分でためて、テンポは一定じゃなくても・・・」など聞いてたら、
このH mollのエチュードってチェロで演奏するのを聞いてもかっこいいんだろうなぁ、と思った。

家に帰ってからちょびっと練習。
何故か「歌のつばさ・・・」じゃなくてこのH mollエチュードが頭から離れない。
もっと練習せい、ってことかいな。(笑
昨日バイト先で「重い!」なんてもんじゃない荷運びが大量にあった。
おかげで今日は筋肉痛でお稽古。
アイタタタ・・・。

「ゲド戦記」

2006年09月13日 | 映画
酷評をよく耳にしてたけど、正直「それ程じゃないじゃん」と思った。
序盤はテーマは何なのかよく分からなかったけど、
徐々にアレン(現代人)へ向けての制作側のメッセージが浮かんできた。
とは言え、テルー・・・、新人なのね。じゃ仕方あるまい。(笑

ところでタイトルの「ゲド戦記」ってなんじゃ~。
大賢人ゲドが大活躍するのかと思いきや、終盤は全くヘボヘボで出る幕なかった。
テルーも正体がアレなんだったら、序盤のピンチは自力で切り抜けられたのじゃ・・・。
今気がついたけど、結局主人公(?)アレンは映画のテーマ「生と死」が伝わったけど、
他の大多数の登場人物には何も変わらないのではないかと思った。
結局ラストシーンの後も、世界はバランスを崩したまま・・・?

テーマが思いの外重かった。
「生きることと死ぬこと」・・・、何となく「銀河鉄道999」を思い出した。
人物の表情も良かったが、水のや街、空等背景の美しさはピカイチだった。