笛ときどきオタク

フルートの練習記録とヲタ話、観劇やコンサートの感想など。見境なく語ってます。

ベートーベン第九交響曲演奏会

2007年12月09日 | 
考えてみれば、こういう大きな演奏会に出演するのって、
随分久しぶりのような気がする。
それなのに文句ばかり言っていた自分。
いかんなぁ・・・。
意見は言わず、影で文句ばかり言うのって最悪だ。
反省しなくては。

午前中は発声練習や合唱部分の最終確認など。
そして早めに昼食を取って、舞台の出入りの練習。
その後、合唱部分の第4楽章をオケに合わせて歌う。
うかつにも、この後にゲネと、勝手に思い込んでいたのだが、
実はこれがゲネだった。
オケに合わせて歌うのは本番前にこの1回だけ。(笑

楽屋に戻り、プログラムを見たり、
他の団員と交流会。(笑
って言うか、あまりにも待ち時間が長すぎ。
ここから待つこと約2時間。
辛いわ~。

そうこうするうちに出の時間も近くなり、
着替えたり化粧を直したり。
ゲネの時に近くの人に「ノーメークですか?」と
ショッキングな事を言われたので(笑)ちょっと厚めに・・・。

始まってしまったらあっという間に終わってしまった。
一箇所、練習の時とテンポが激しく変わったところがあって、
ゲネの時から注意していたけど、本番でついうっかり・・・、
ってやらかしてしまった。
しっかり指揮者を見ていたんだけど、
周りの人と自分だけ歌詞をしゃべる速さが違ってたので、
自分が大間違いしたのは確実・・・!?
しまった~、不覚!
これも忘れていたのだけど、オケの演奏になると、
自分の声が全然聞こえない。
音程が合ってたのかどうか、それも心配だった。

が、歌っていてとても楽しく、前日まで文句ばかり言ってたけど、
4楽章を歌い終わり、オケの後奏も終了すると、
じんわり心の中に感動が訪れてきたのだ。
これは自分でも予想外のことだった。
第九に何回も参加する人は多いと言うけれど、
こういうのが病みつきになるんだろうか。
でも、自分はしばらく「第九」はいいや、って感じがする。
他の演目はちょっと歌ってみたいような気はするけれど。(笑
モツレクとか挑戦したいところだが、
悲しいかな、近いところじゃこういうのを練習してる団なぞないのだ。

終演後、ロビーでちょっとした「解散会」があった。
実は、今日出演していたテノールの方が同じ町内の住人で、
一つ年下の近所の子の父親だった。
もちろん先方に面識はないし、
スーパー等で会っても分からないだろうけど。(笑
ちなみに、今日「第九」と合わせて演奏されたのが
ハイドンの「交響曲第55番『校長先生』」と言う
聞いたこともない曲だった。
が、これが何でも「市制55周年記念」
とをかけた駄洒落的なものだったらしい。
一体誰が選曲したんだ。(笑
マエストロも「初めて振った」と仰っていた。

これで水曜日の夜の歌の稽古は終了してしまうわけだ。
正直、午前中にフルート、昼から映画館の事務(隔週)、夜は合唱、
そういう忙しないのは困っていたので、
歌の練習がなくなるのは、ある意味ほっとしている。
けれど、また機会があったら歌の練習はしたいなぁ、
と思う公演終了後の自分だった。
でも、映画館の事務は年内で辞めてしまったので、
水曜日は結構ヒマになることに今気づいた・・・。

段が足りない・・・?

2007年12月08日 | 
「第九」の公演前日。
マエストロは来ないけど、合唱指導者のお稽古。
大丈夫かいな。(笑

昼間、公演の会場準備がされていたようで、
雛壇が完成されていた。
が、段が足りない。
合唱団は9列になっていたのだけれど、
実際の段数は8段。
7,8列の人が同じ段に乗り、
互い違いに並ぶ、と言う指示だった。
が、段は狭い。
とてもじゃないが、こんな狭いスペースに40分とかってきついなぁ。
I野は8列目だから、2列の段の後列なのだった。
が、ここで7,8列の人の不満が密かに炸裂。
指揮者が見えないとか、狭いとか云々。
どうりで、6列目の人の並びの方が背が高いわけだ。
以前から何故7列目の人より6列目の人の方が高いのか?
とぼんやり思っていた。
って言うか、段が足りないなら、もう少し横に長く並べばいいんじゃない?
実際にある段数に合わせて人を並べる方がいいと思う。
狭いのはどうにもたまらない。

合唱指導者が「今日はあまりテンションを上げないで、マイペースで歌ってね」
なんていいながら、ガンガン歌わせる指導。(笑
前日にこんなフォルテフォルテで歌っていいのか?
まぁ、楽しいからいいか~。

明日が本番。
いろいろ思うことはたくさんあったけれど、
楽しんで歌う事ができればいいなぁ、と思う。

マエストロ稽古だったのに・・・【注意・愚痴ばかり】

2007年12月05日 | 
気が付いたら「第九」も今週末が本番だった。
うわ、衣装とか準備全然してないし。

合唱の指導も、楽器の演奏に通じるものがとてもたくさんあるなぁ、
と最近気が付いてきた。
ごく当たり前のことだったのだけど、
自分はそれに全く気づいてなかった。
合唱とフルート、
両方やってみて初めて分かったことはまだ他にもあるんだろうな。


「ブレスはその後の音を支配する」

いかにブレスを甘く見てはいけないということだ。
その後の音楽を勢いづけるも、抑制するもブレス一つ。
フルートの演奏も同じ。



本番前に、こんなことを思っているのは自分だけなのだろうか。
演奏会に対してとてもモチベーションが下がっている。
お稽古はとても勉強になるし、歌うのは楽しい。
合唱団のレベルも目覚しく上達して、
かなりいいところまで出来上がっているのだと思われる。
でも、なんと言うか、「心」のあり方が・・・。

とても納得できないことが多くて、
I野は折にふれ、一人で考えてきた。
一つは練習中に携帯電話をバイブにしておかない人が多い事。
稽古の時にどこかで鳴っている携帯。
音楽の稽古なのに、他の音が鳴るって、ありえないと思うのだけど。
集中力がその音一つで削がれるのって自分だけなのか?

それから練習中の私語。
ちょこちょこっと小さい声で話してしまうのはわかる。
自分も多分話してしまう。
でも、先生が大事なことを指導してる時に話す?
間奏や、他のパートが歌い進めているちょっと空いたところでおしゃべりする?
他の人が歌っている所も、きちんと聞くのが筋だと思う。

楽譜に指導されたことを書かない人がほとんど。
本番直前のマエストロ稽古なのに、いつもの稽古より重要なのに、
誰一人楽譜に指導を書き込んでないんだけど・・・。
大丈夫なのか、この合唱団、と後から2列目で思った。

子供。
小さい幼児を連れて練習に参加してる若いママさん。
微笑ましいんだけど、がんばっているんだけど・・・。
託児があるんだから、そっちに任せたらいかがでしょう?
練習中にお子様の声がするのはまぁ、気になるけどいいとして、
でも走り回ったり、機材を触ったり、
ホールの舞台だから、危ないものが回りにたくさんあると思うんだけど。
そんな管理はしてないと思いたいけど、
ライトが落ちてくる可能性だってあるんだから。

っていくつか思うことをこんなところで書き連ねてはいるものの、
表立って提案する勇気も持ち合わせてない自分。
まぁ、所詮田舎の合唱団ってことなのかなぁ。
張り切って参加してみたものの、ちょっと残念。
本番、大丈夫かな、自分。
笑ってフィナーレを迎えることができるといいのだけれど。

眠すぎる夕方

2007年11月14日 | 
睡眠不足だからか、練習中に眠くて倒れそうになった。
ひな壇の上だから、寝ると落ちる。
しかも両隣に団員がいるので、
倒れたら人を巻き込んで大変なことになる。
すんでのところで寝ないようとどまる。(笑

先週休んだからなのか、それともこの眠さのためか、
ノリがイマイチだった。
どういうわけか、ノリがイマイチなのは他の人も同じようで、
先生のテンションについていっていないように思えた。
ずっと遅めに指揮を振っていたのに、
最後の最後に急に速くして、
「みんな着いてきてよ」的なことをいわれたような感じだったけど、
自分達の速度がきっと遅かったのだろう。

こっちの発表会ももうすぐだなぁ。
全然緊張してないし、そんなに盛り上がってないので
結構冷静な自分。
こんなんでいいのかしらん。

マエストロ稽古!

2007年10月31日 | 
フルートのお稽古は今日は休み。
そして旅行に行っていたので、中3日。
覚悟はしていたけど、3日は大きかった・・・。
旅行前のところに戻すのって、間に合う・・・?(笑

「第9」では今日初めて、指揮者の山下一史先生がいらっしゃる日だ。
本番前にマエストロ稽古はたったの2回。
時間がない!と言うことで、サクサク練習を進めていかれる。

ご指導はとても勉強になった。
いつもの練習は和やかムードで楽しいのだけれど、
一変今日は小気味いいテンポで、一部スパルタ、一部はユーモアを交えて、
久しぶりにこういう雰囲気を味わえて、楽しいやら勉強になるやら。

「第九は合唱までも器楽的だ」と言う言葉を、
今日はじめて実感として捉えられたような気がする。
このパートのこの部分は金管楽器のようなファンファーレ、
それからこの部分はまるで弦楽器の動き、
ここから先は管楽器のように、など。
一部は自分で勝手にそう思い込んでるところもあるだろうけど、
先生が「ここではボウイング大きめに」など、
オケ指導?って思うような節もいくつかあった。

自分のパートではないけど、急にテンポが変わる部分で、
「前の速さを引きずらないでブレスを!」と言う指導があった。
なんか聞いたことある、デジャブか?なんて思っていたら、
先週フルートで「テンポが変わったらその変化後のテンポでブレスをしないと伴奏が入りにくい」
って言われてたんだった。
これって全く同じ事だよねぇ。

面白かったのが、ffでガ~っと歌う場所を、
「mfで宗教曲っぽく、これはコラールだ、賛美歌だ!」って歌わせるやつだった。
あまりにも盛り上がって、最後まできちんと指導が終わらなかった・・・。

しかしながら、指揮者と言う人種って全くもってすごい。
老若男女、団員すべてのものの心を鷲つかみにして帰っていった山下先生。
まるで突風のようだった。

練習そっちのけ

2007年10月24日 | 
いよいよ来週は「第9」もマエストロ稽古だ。
楽しみ~!
来週は本番差ながらの並び順で行うようで、
それに先駆けて、今日の練習は半分で終了し、
プログラムの写真を撮るのと、並び順の確認をするようだ。
っていうか、来週マエストロ稽古なのに、
練習しないでいいのか~?と思った。

I野は結構背が高いので、当然後の方ね。
実際並んでみたら、自分の後ろに人が!
いや~ん、自分より低い人っぽい。
列、代わって欲しいなぁ・・・。

フルートと同じ日に歌の練習があるのってしんどい。
次に何かお稽古増やすとしても、
もう水曜の午後に入れるのはやめようと思う。
時間の使い方が下手だからなのだが、
ここのところ空いた時間が全然ない。
1日ゆっくり休める日が欲しいなぁ。

立ち位置

2007年10月17日 | 
団員の舞台の立ち位置を、
パートマネージャーの人たちで考えていただいたようである。
張り出された表を見ると、後ろの列から2番目だった。
うむ、こんなものかな。
自分の背が高いから、後ろに立つ人のことが気になる。
指揮者、見えなくならないかなぁ・・・。
できれば自分が一番後ろの方がいいんだけど。

仕上がりも佳境。
暗譜の宿題は出されるけど、宿題以外の部分を歌っていても
もうあまり楽譜を見ている人は少ない。
自分もうろ覚えの部分がまだ多いから、復習に入らないといけないなぁ。

今日は先生が「第9」の各楽章のストーリーを聞かせてくださった。
いや~、楽章ごとにテーマのようなものがあったのにも驚いたけど、
第4楽章の「合唱の意味」にこんな意味が!?
先生はどこかの本で読んだのか、以前音大時代に勉強されたのか、
出所を話しておられたようだったがよく聞いてなかった。(笑

衣装とか並び方とか

2007年10月10日 | 
今日は歌のお稽古の合間に、ドイツ語講座があった。
今回で最後だそうだ。
リズムの取り方なんかも一緒に指導してくれる方だったけど、
今日は「何ゆえ、そこのブレスを省略?!」ということがあった。
楽譜にブレスのマークが書いてあったから、
息すっていいはずの箇所だったんだけど、
ドイツ語の指導者によれば、「ここでブレスするとスムーズさがなくなるから」
ということらしい。
多分来週どうするか、改めて指示があるかな。

いろんなことが親切で細かいこの「第9」合唱団であるが、
またもや「うわ、親切~」と感心することがあった。
来週、衣装の例をいくつか見せてくれるらしい。
別に黒のロングスカートと白のシャツということなので、
そこまでやる必要ってあるの?って正直思ったけど、
全く初めて合唱に参加する人は、そういうことも心配だからなぁ。

本番当日の並び方もそろそろ決めるみたいだ。
指揮者が来る時には、本番さながらの並び方で挑むそうだ。

衣装

2007年10月03日 | 
暗譜の宿題があったところから、フーガ前までの練習が中心だった。
ドイツ語の発音って難しいなぁ・・・。
本番がだんだん近くなっているからか、
「衣装はこういうもの」など、会報に載せられていた。
大抵の「第9」がそうであるように、トップは白のシャツでロングスカート。
最近太ってしまったので、スカートは買いなおさなくてはいけないだろう。
シャツも多分着られないだろうなぁ。

今回はフーガ前までのところを暗譜してくる宿題だった。(笑

宿題が出た

2007年09月26日 | 
正直言うと、最近フルートより歌の方が楽しい。
パート練習も終わり、合同練習に入ったからだろうか。
指導者にもよるのだろうが、
久しぶりに「歌って楽しい~」と気持ちよく堪能できる。
もちろん練習はちょっとハードで疲れるんだけど。(笑

今日は後半1/3の残りの仕上げ。
強めに歌う箇所が多かったので、いつもにもましてハードだった。
最近発声練習の時間も減ってきているし、
合同練習に力が入ってるなぁ、としみじみ思う。

この後半の部分を歌うのは久しぶりだ。
すっかり忘れてしまっていて、初っ端ではかなりでたらめに歌っていて、
隣近所の人に大変な迷惑をかけたかもしれない。(笑

さて、練習も詰めてきたことだし、
前半の1/3の暗譜の宿題が出た。
この部分はまだいい。
中盤から後半、覚えられるのか?
まだ時間はあるけれど、とても不安である。