笛ときどきオタク

フルートの練習記録とヲタ話、観劇やコンサートの感想など。見境なく語ってます。

無理に吹くと道理が引っ込む

2008年10月31日 | フルート
いつもの練習で「うわ、今日調子いい!」って思うことは非常にまれ。
「変な音だなぁ」って吹く事の方が多い。
が、「今日の音は一体どうして・・・。楽器に何か詰まってる?」
と、そこまで落ちる日も最近は稀少になっていた。

今日はその「稀少」な日だった。
うむ、ここまでおかしいのは久しぶり。
腹が立つのを通り越して、「お、今までどこ行ってたの?」
と声をかけたいくらい。(←「やけくそ」とも言う)

が、こういう時、は結構「無理矢理」吹く傾向にあるようで。
いつも「細い音」で吹きがちな自分であるが、
今日ばかりは、音量がやや大きめになってるような気がする。
ただ、練習の後、フルートの片付けをしている時、
えらいたくさん水滴が・・・。

そういえば、明日の午前から、
フルートの調整の予約受け付けが始まる。
メーカー調整に行く機会はこれまた稀なことなので、
早起きして備えなくては!

最近、調子が安定しないなぁ~。
昨日はできたことが今日できなくなってたり、
その逆もまたあり。
「やる気」はあるのに空回りみたい・・・。
こんな状態は少々つらい。

「JOY!」 嶽本野ばら 角田光代 他

2008年10月28日 | 本 (その他)
元ロックミュージシャンJOYの周囲の女性の話。
主人公は5人、作者も5人。
読み初め、JOYのファンの女の子が5人いるから、
主人公はその5人かと思っていたが、
そうではなかった。
物語は過去から現在まで繋がっていった。

ミュージシャンのJOYが主人公になる話も、
彼ビジョンも皆無。
なのに、
読み終わった頃には、JOYがどういう人物なのか、
おぼろげながら見えてくる。
へぇ、そんな事思っていたの?JOY。
それは辛かったね、JOYって。
実在の人間じゃないのに自分もファンになってしまったような気さえも。

5人の作家がひとつの物語を書くのってどうなんだろう。
この人物はこういう子っていう設定、
この店はこういうところで、
って事細かに打ち合わせするのだろうか。
もっとも、物語の視点が別の人物ばかりなので、
若干違っていても「Aちゃんが見るとA」のものも
「Bさんが見るとA’」になるようなものか。
その視点の違いが面白く、
物語同士が「かち合う」場面は、
戻って繰り返し何回も読み直してしまったくらいだ。
おかげで乗ってた地下鉄を乗り越してしまった。(笑

角田光代さんの小説って、何気に怖い。
そんな人はこの世の中にほとんどいないだろうが、
順風満帆な人生を送っている人が読んだら何も思わないだろう。
が、ちらりとよぎる過去の嫌な思い出、
一歩踏み外したら自分もこの主人公みたいな人生を送るかも、
という予感に似たもの。
あぁ、嫌だなぁ、と感じながらまた読みたくなってしまう。
今回のも「楽園」なんて美しいタイトルなのに、
読み進めているうちに、本にエネルギーを吸い取られ。(笑
終盤の「引っかかり」は、
最後の物語、江國香織さんの「テンペスト」
へと繋がっていく。

脱 停滞期・・・?

2008年10月27日 | フルート
昨日、アンサンブルのお稽古でみっちり吹いたおかげでか、
「コンチェルト」を吹く指が軽い!
やだ~、どうしちゃったんだろう。(笑
音も心なし軽く聞こえるような気がするが、
多分これは気のせいだ。

が、油断はまだできないし、
速く吹くなんてもってのほかだと思い、
今日もじっくり「遅め」のテンポで吹く方法をとることに。
1日1メモリずつメトロノームのテンポを上げていくようにしよう。
順調に行けば、
10日後には前吹いてた速さくらいまで上げられるのだ。
そんな順調に行くのか、そこらへんは微妙だが。

職場の同じ部屋には「ケーブルテレビ」の部署がある。
部屋のテレビはいつもテレビの「天気予報」のチャンネルがつけっ放し。
大抵「クラシック」がBGMで流れており、
モーツァルトの「オーボエ協奏曲」やらベートーベンの「ピアノソナタ」やら
気持ちのいい曲が聞こえてくる。
が、今日何やらフルートの音がするなぁ、
この曲知ってる曲っぽいなぁ、なんて思ってたら、
「ザ・フルートカルテット」のアルバム「猫」の曲だった。
なんとまぁマニアなCDを、と感心した。
「ローエングリン」の前奏曲を聞きつつ、
向かいの席の女性に「この人たちの曲好きなんですよ~」
と話したら、
「さっき『懐メロ』かかってましたよね?」ととぼけた答えが。
いや、ずっとクラシックがかかってるし、この曲はフルートだし。
なにがどうなったら「懐メロ」になるのか、
自分がそんな年代に見られてるのか?
はたまた彼女の「懐メロ」というものの概念は?
とかいろいろ考えさせられる一幕だった。

もうすぐデビュー!con brio

2008年10月26日 | フルートアンサンブル
フルートアンサンブルの練習日。
1週間くらい前から、「もしかして」って思ってたけど、
やはりそうだった。
今回も練習前に「お楽しみ発表会」があった。(笑
シュターミッツで手一杯で、こちらの発表会の曲まで
手が回らず・・・。
piccolo様は「童謡とかでいいんんですよ」なんて優しく仰るが、
他のお二方がかっこいい曲を颯爽と吹いてる横で
自分だけあきらかに「しょぼい」のも、ねぇ。(笑
とは言え、今回は本当に何もできなかったので、
6月の発表会のアマデウス先生の「アンダンテ」を。
しかも前半だけ、って謎の長さ。
でも、前半だけにしてもらってよかった、と思った。
多分、あれ以上吹いてたら、
また手が震えて前回の鉄を踏む事になっただろう。
今の自分に、そんな荒療治はヤバイので、あれ位で丁度いい。
ちなみにpiccolo様はヴィヴァルディを、
tomomi-aloooha様はガリボルディをご披露。

さて、今回は来月の初デビュー、
「病院ボランティア」の練習がメイン。
時間を計る、というところまでできればよかったのだけど、
そこまでには至らず・・・。
各自のパートの吹く箇所を再チェックし、
合わせて吹いてみて、おかしい部分をもう一度楽譜を見直して、
吹く部分の手直し、とか。
そんなこんなで、あっという間に時間が~!
あわわ、本番まであと1回ですよっ!!!

まぁ、通常のアンサンブル練習の時も、
1回目よりはるかに2回目の方が出来がいいので、
大丈夫だと思うんだけど。(笑
今日の練習で「自分のヤバイ所」もよく分かった事だし。
来月、アンサンブルデビューなんだなぁ、としみじみ思う。

練習後、会場の近くのお好み焼き屋でランチを食べた。
関西人のpiccolo様の手つきの鮮やかさに目を見張る女性二人。(笑
やはり大阪出身はダテじゃない!

うんと遅くしてみた

2008年10月24日 | フルート
「コンチェルト」の指示速度は「アレグロ」。
もちろん、そんな速さで吹けるはずがない。(笑
伴奏合わせでもフルートの先生に
「アレグロでには到底及ばないので、ちょっと遅く弾いてください」
と伴奏の先生に指示が・・・。(笑

そして演奏がメチャメチャな今、
初心に戻って、うんと遅い速度からやり直してみようと思った。
伴奏と合わせるまでは、頑張って「速さ」を追及してきていて、
およそ「アレグレット」くらいまで到達していたのではないかと。
今日はとりあえず「モデラート」くらいで吹いてみようか。
もうちょっと遅くするのもあり?と思ったけど、
これ以上だと、ブレスが全く持たなくなるので。

やはり、黒い楽譜の部分以外は、
「スローすぎてアクビが出るぜ(@北斗の拳)」って感じ。
だが、一旦16分音符に差し掛かると、
必要以上に慌て、音が転がっていく・・・。
もっと落ち着いて吹いていいのに、なんで?
結局、スローテンポでもきちんとできていないことを
速いテンポでやろうとしてもできてない、ってことなのだ。

もっと遅くしてもいい。
正しい運指で美しい音で。
速さは二の次だ!
もし速さについていけないのなら、
もうこの「モデラート」で吹いてやる。←情けないが仕方ない・・・
次のお稽古までの2週間は、
こういう地味な特訓でやり直すことにしよう。

2週間、2週間・・・。
発表会まであと1ヶ月なのか・・・。
「必死モード」になってきた。(笑

ここまで

2008年10月23日 | フルート
昨日の伴奏合わせが悲惨だったからか、
何となく練習に対する熱が・・・。
とは言え、やらねば~!と思いフルートを出した。

が、吹けない。
スケール部分、こんなにぺたぺた吹いてたっけ?
指、こんな動かなかったっけ?
次の伴奏合わせまでに何とかしないと・・・。

そう思えば思うほどおかしくなっていった。
伴奏合わせはともかく、
本番にこんな風だったらどうしよう。

前、この「コンチェルト」が吹けなくなった時って・・・。
過去ブログを見てたら丁度1ヶ月くらい前だった。
多分、ネガティブになってるから、
余計ヘタになってるんだと思う、いや思いたい。(笑
ヘタ周期、1ヶ月毎なのかぁ~?
発表会にかかったらどうしてくれよう。(何を?)

こんな時の練習は苦痛以外の何物でもない。
「ずいぶん長く吹いたような・・・。疲れたなぁ」
って時計を見たら30分しかたってなかった。
また明日、地味練習から始めよう!

気、使い損(笑

2008年10月22日 | フルート
伴奏合わせだった。
シュターミッツの「コンチェルト」の伴奏合わせ・・・。
今日が初回。

しかしながら、一昨日くらいから風邪に感染!
まぁ、歌うわけじゃないから、と言いながらも、
昨日は自宅のお稽古を休んでしまった。
今日は早く準備をして余分に朝練習だ~!
って気合を入れてたけど、
なんかだるい。
うわ、体調をいい訳にしたくない・・・。

伴奏の先生のレッスンのご都合により、
今日のお稽古は午後から。
早めに行って、音出しをしていたら、
フルートの先生が到着した。
前奏、間奏、後奏の打ち合わせをした。
前奏と後奏、ほとんど全部カット、ってはなしだったけど、
一部残したほうがバランスいい?って。
その分、間奏を一部カット。
うん、よさそうな感じ。

って話していたら伴奏の先生到着。
「こういう風にお願いします」って、伝えたら、
「こうした方がいいんじゃない?」って。
フルートのメロディや第一主題、第二主題、
いろんな事を頭に入れてバランスよく考えてくださった様子。
そのご意見も聞きたかったけど、
フルートの先生が「いや、フルートの部分をカットしたくないです」
と一旦は聞いたものの、すげなく拒否。
えええ、なんか雰囲気が・・・。
しかも、今まで「カット」って言ってた部分が復活して、
伴奏の先生が「初見ですか、弾けないかも」なんて言ってるし。
間の自分、一体どうしたら・・・。

道化る?自分ひとり浮いてしまってもバカみたいだし。
気付かない振りで音出しでもしてる?
それも感じ悪いし・・・。
一人で焦っていたら、いつの間にか「合わせてみよう」
って話になっていた。

・・・、結果は酷いもので。(笑
初回だし、今日は軽く合わせるくらいだろう、
なんて甘く見ていた自分。
・・・でも、ヤバイわ、これ。
指回ってないし、ブレスの位置確認どころか、
呼吸が浅くなって、全然持たないではないか。
いつも自分が吹く時より、
テンポが遅めに弾いてもらってるせいも・・・?
でも仮に今、速くしてもらってもおそらく曲自体が崩壊するだろう。

しかし、そんなヤバさにもそこで気付かなかった自分。
伴奏の先生に帰りがけ「もっと練習してきてね(笑)」
みたいな感じに一言。
いや~、酷かったですかねぇ、やはり。
まぁ、「演奏がイマイチで仕方ない」って
先生同士意見が一致して、それで雰囲気が和らぐなら、
私がヘタな演奏をした甲斐もあったというものだ。

でも来週、お稽古が休みなんだよねぇ。
そしてその次はまた伴奏合わせ。
一抹の不安は残るものの、
次回は是非とも「身」になる伴奏合わせにしたいものだ。

帰りにレッスン場の近くに新しく出来る予定の
図書館施設の内覧会に行ってみた。
美しい!広い!素晴らしい~!
図書館だけじゃなく、コンサートホールやスタジオ、
会議室やちょっとしたカフェ、展示スペースなんかもあった。
何より、まだ貸し出しされていない図書館の、
ぎっちり詰まった本棚が一面に・・・。
なんかいいなぁ、この景色。
今日は人も少なかったし、ゆっくり中を見ることが出来た。
オープンは来月初め。
これからもお稽古帰りに寄り道していこう。

音源&新しいメンバーがきた

2008年10月20日 | 神楽
昨日、神楽の練習だった。
お祭り後、初めてのお稽古。
時間が少し早まって、18時半から。

が、社務所に着いたら閑散としてた。
お祭り終わったから巫女さん達は来ないのか。
これからしばらく来ないのかしら。
楽団(笑)のメンバーも少ない。
ちびっこ練習隊も3人しかいないし。(笑
って思ったら、一人は「今日で辞めます」
って連絡したら帰っちゃった。

が、去る人がいれば来る人もいる。
ちびっこの親が「やってみたい」って言ってきた。
若い団員がいなかったので、すごい嬉しい~!!!!
I野のところと一緒で、
ご夫婦で挑戦されるようだった。
(が、ご主人は今日きてなかった)

閑散としていたので、
みっちり自分たち新人の練習を見てもらえた。
I野の方が若干入るのが早かったけど、
実際練習を見てもらうのはほぼ2回目。
後は「見て盗め」方式だったからなぁ。(笑
数日早いのと、フルートのおかげで音だけは出るが、
いつその新しい人達に追い抜かれるか、
そう思うとドキドキしてきた。(笑
今までのようにのんびり練習してるわけには行かない!

今日は笛のもち方から見てもらった。
フルートみたいに構えていたけど、
指の置き方が少しばかり違っていたようだ。
帰りがけに曲の入ったCDをもらった。
今日、通勤のときに聞いてみた。
楽譜がない以上、耳で覚えるのか~。
脳細胞総動員で音符の形だけでも、
と考えながら聞いたけど、
やはり無理っぽい。
つか、この演奏誰がやってんだ?
リーダーたち団員かな。
メロディーが2つ聞こえるんだけど、
どっちを参考にしたらいいんだろう。
装飾音っぽいのが多いけど、
どこまで真似したらいいんだろう。
もう、分からない事ばかりだ。
かといって、どう質問していいのかも分からない。
いきなり曲を吹こうとするのって、
まるで基礎が出来てないのに、
高校入試に挑むようなものか・・・?

できなかったりできなかったりできたり

2008年10月17日 | フルート
昨日できるようになった箇所は問題ないが、
今まで余裕のところ、吹けなくなってしまった。
なんで?
よし、今度はここを地味練習だ!
と張り切って実践したものの、
今までどうやって吹いてたか分からなくなってきて・・・。
音もなんだかおかしくなってきたし。
吹き方云々より、楽器の調子が良くないような・・・。
↑楽器のせいにしてるわけじゃなく。(笑

調整、来月行こうと思ってたけど、早く行った方がいいカナ。
調子の悪い時は潔く練習をやめてしまう自分。
あきらめ早すぎ?(笑

昨日健康診断に行ったのだけど、
その病院の職員の女子が、
あまりにも美人が揃っていてたまげてしまった。
問診の女医など、
「他に何か気になるところはありますか?」
と上目使いで見つめられてしまい、
吸い込まれそうな大きな瞳に「ズギューン」って。(笑
絶対に「見かけ」重視で採用してるに違いない。
検査の仕方が何となく信用できなかったから、
多分来年はここに行かないだろうけどさ~。

不安要素はまだある

2008年10月16日 | フルート
曲に対しての不安なものはまだたくさんある。
と言っても先生が「不安」。(笑
自分はまだそれほど実感が無い。

ひとつは「曲の頭」の音程。
伴奏と同じ音でフルートのメロディーが入る。
ピアノは音程を合わせられない。
必然的にフルートだけが音程を合わせることになる。

通常のお稽古で、I野の先生は伴奏をしてくれない。
音程を合わせるという事が苦手な自分。
普段から心がけてないから当然と言えるかも。

特にこの部分は、
自信なさ気に吹いてると、
「ぶらさがってる感」ありありになってしまうので、
やはり強めに吹くのがヨシ。

それから姿勢も。
昨日のお稽古で、1回目の通しの時、
あまりの姿勢の悪さに先生に
「絶対、うつむいちゃダメ!」って止められた。(笑
↑しかも演奏もへぼくなって、「先細り」って言われたし。