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拾い読み★2012-204≪コラム記事≫

2012年07月22日 20時26分58秒 | マリーンズ2011~15
首位ターンも手放しで喜べないロッテの憂鬱
 ロッテ18日の楽天戦をサヨナラ勝ちで飾り、1970年以来42年ぶりに前半戦を首位で折り返したロッテ。「最下位脱出したら上出来」との開幕前の大方の予想を覆し、「オフに大きな補強ができなかった中で、チームはいい意味で期待を裏切る活躍を見せてくれた」と中村球団社長も安堵の笑みを浮かべていた。
 ところが、そんな快進撃を素直に喜べない事情もある。チームの成績とは対照的に観客動員数が低迷しているからだ。
 この日までの今季の本拠地観客動員数は計41試合で1試合平均1万7048人。熱狂的なロッテファンで埋まっているはずのスタンドには空席が目立ち、平均観客数では12球団中10位と“惨敗”している。東日本大震災とチームの低迷で観客減が著しかった昨年(1試合平均1万8511人)と比べても、1試合平均で約1500人減。これでは、数億円といわれる累積赤字を抱える球団関係者の表情は曇る。
 ドラ1ルーキーの「誤算」も球団の営業担当者を悩ませている。「大学ナンバーワン左腕」として鳴り物入りで入団した藤岡の人気と実力を当て込み、観客動員やグッズ売り上げへの貢献を期待していた。ところが、その藤岡は開幕当初こそ白星を積み重ねたものの、5月から「プロの壁」にぶち当たり低迷。6月は4連敗で、結局7月上旬に二軍落ち。「当初の構想は水の泡と消えた」というのだから、営業関係者も泣くに泣けないのだ。
 本来なら、後半戦が始まる7月下旬からは、夏休みの家族連れの来場が期待できる書き入れ時。が、今年はロンドン五輪が開催されるため、昨季のような観客数を期待できないと、ここでも関係者はため息をつく。
「チームが好調なのはいいが、何とかお客さんに来てもらうための方法を考えないといけない」とは中村社長。首位とはいえ、ロッテもつらい。
(ゲンダイネット)
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