ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

備忘録【2/19】

2023年02月20日 06時57分07秒 | マリーンズ2023
≪2023/2/19≫

【練習試合   ロッテ8-9ヤクルト ( 2023年2月19日    浦添 )  】

 ロッテは19日、沖縄・浦添市のANA BALL PARK浦添でヤクルトと練習試合を行い、8―9で敗れた。打線はヤクルトを上回る16安打を放ったが、投手陣が12安打9失点と振るわなかった。

 先発したプロ7年目の右腕・種市篤暉(24)は3回を投げ、5安打4失点。20年9月に受けた右肘のトミー・ジョン手術からの完全復活をアピールできなかったものの、「カウントをうまくつくることができず、決め球が高かった。また次の課題として取り組んでいきたい」と前を向いた。


 初回先頭のロッテ・藤原がランニング本塁打を放った。

 低く鋭い打球が中堅右へ。中堅・丸山和の脇を抜けるのを確認すると、50メートル走5秒7の快足を加速させ、右翼のサンタナが処理にもたつく間に三塁も回ってヘッドスライディングで生還した。

 「プロで初めて」という一打に加え、3回に四球、4回には左前打と全3打席で出塁。同じ高卒5年目の山口が本塁打量産でアピールを続ける中、自身も対外試合7試合で17打数7安打の打率.412。「山口を一番意識している。負けたくないので自分もしっかりアピールできるように頑張りたい」と同期にライバル心を燃やした。


 ロッテは19日、沖縄・浦添市のANA BALL PARK浦添でヤクルトと練習試合を行い、8―9で敗れた。投手陣が12安打9失点と振るわなかったが、打線はヤクルトを上回る16安打を放った。

 1番・中堅で先発出場した藤原恭大外野手(22)は初回に「高校ではあるけど、プロでは初めて」というランニング本塁打を放った。低く鋭い打球で中堅手の右を抜き、快足を飛ばして一気に三塁へ。中継プレーが乱れた間に三塁も回って最後はヘッドスライディングで生還し、スタンドを沸かせた。

 3回には四球、4回には左前打と全3打席で出塁。今季はここまでの対外試合7試合で17打数7安打、打率・411と好調な打撃でレギュラー獲りをアピール。「5年間で一番順調に来ている。自分でも納得のいくフォームで打てている」と手応えを口にした。


 ロッテは19日、沖縄・浦添市のANA BALL PARK浦添でヤクルトと練習試合を行い、8―9で敗れた。投手陣が12安打9失点と振るわなかったが、打線はヤクルトを上回る16安打を放った。

 4番・三塁で先発出場した安田尚憲内野手(23)は初回に右前打を放つと、7回の第4打席では左中間へソロ本塁打。今季の対外試合7試合目で待望の一発に「(山口(航輝)がもう4発も打っているので、なんとか1本とは思っていました。1本出てホッとしています」と安堵(あんど)の表情。


 高く舞い上がった打球がバックスクリーンに向かって伸びた。8回2死、ロッテ・山口が尾仲から放ったソロアーチは、アーチストと呼ぶにふさわしい軌道。今季追い求めている理想に近い一打だ。22歳は「完璧だと思います。飛んだ方向も良かったし、打った瞬間はライナーだと思ったけど、映像で見たら高く上がっていましたね」と満面に笑みを浮かべて自賛した。

 4年目の昨季はチーム最多の16本塁打。自主トレではWBCに出場する西武・山川に弟子入りし、体の使い方やスイングの形、意識する打球方向などを学んだ。その山川が取り組む「風船トレ」も導入。風船を膨らませ、腹筋を意識しながらスイングするもので、山口は春季キャンプ中も継続。国内チームとの練習試合5戦で4発と結果を出した。「今は凄く状態が良くて自分の中にホームランを打てるポイントが残っている。仮に状態が悪くなっても、戻るべき“原点”があるので大丈夫」と断言する。

 精神的な余裕は打席に表れ、この日の一発もワンバウンドのフォークを空振りした後に直球を狙い一振りで仕留めたもの。「昨年までは、またボール球を振らないようにとか考えていたけど、自分の中で一つ上のランクで野球ができている」。監督代行の福浦ヘッドコーチは「自信を持って打席に入っている。どっしり感が出てきた」と目を細めた。

 今季は30本超えを目標に掲げるが、まずは昨季逃した開幕スタメンを目指す。荻野、高部、ポランコ、藤原らとの外野定位置争いを勝ち抜くには早めのアピールが不可欠。「頭一つ抜けて開幕を迎えたい」と気合を入れた。(大内 辰祐)

 ▼ロッテ・安田(7回に左中間へソロ本塁打)山口が4発も打っているので、何とか1本とは思っていました。1本出てホッとしています。


 ロッテは19日、沖縄・浦添市のANA BALL PARK浦添でヤクルトと練習試合を行い、8―9で敗れた。投手陣が12安打9失点と振るわなかったが、打線はヤクルトを上回る16安打を放った。

 6回に代打出場した山口航輝外野手(22)は右前打を放ち、さらに8回には中越え本塁打。「完璧でした。毎日言っているけど(笑)。飛んだ方向も良かったし、打った瞬間はライナーだと思ったけど、映像で見たら高く上がっていました。完璧だと思います」と胸を張った。

 4年目の昨季はチーム最多の16本塁打をマークし、今季の目標に30本塁打を掲げる。オフにはWBCに出場する西武・山川の自主トレに参加し、3度本塁打王を獲得している打者から体の使い方やスイングの形、意識する打球方向などを学んだ。その山川が取り組む「風船トレ」も導入。その成果もあって国内チームとの練習試合5戦で4発目のアーチ。「凄く状態が良くて自分の中にホームランを打てるポイントが残っている」と豪語、開幕に向け、好不調の波をなくすことが課題となるが、「戻るべき“原点”があるので大丈夫」と自信を示した。

 得意の俳句は優勝を決めるまで封印中。「(俳句を)考えなくていいのも影響しているかも」と笑った。


 メジャー屈指の右腕を驚かせた。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンは、宮崎強化合宿3日目の19日、佐々木朗希投手(21)が初めて投球練習。見守ったダルビッシュ有投手(36)は、中畑清氏(69=スポニチ本紙評論家)に感嘆の声を漏らした。昨季、史上最年少で完全試合を達成した「令和の怪物」の37球に、異次元のポテンシャルを見いだした。 

 15歳年下である佐々木朗のスケール感に、ダルビッシュが最大級の賛辞を並べた。捕手後方に並んで、一緒にネット越しに投球練習を見た中畑氏に語った。「スピードも球の切れも体の柔らかさも自分とは全く違う。持久力、瞬発力も自分とは比較できない。全てを兼ね備えている」。自身をはるかに超える潜在能力を感じた。

 そんな言葉を知る由もなく、マウンドの21歳は緊張でガチガチだった。「(捕手の)後ろでたくさん見られた中で、凄く力が入って緊張した」。組分けの都合で同時間帯に投げる選手はおらず、侍ジャパンの首脳陣、ドジャースの編成部門一行、評論家らの視線を独占。中でも、16日に初対面したダルビッシュの前で初めてのブルペンで「いい球を投げないとなと思い、力みながら投げてしまいました」と振り返った。

 最速は156キロ。前日のダルビッシュと同様、球の軌道などを測定する機器「トラックマン」の数値を確認しながら投げた。変化球を交えて37球。終えるとすぐにデータ解析スタッフを交えて3人で数値を確認し合った。

 劇的な進化を遂げていたのがスライダー。合宿初日の17日、ダルビッシュに握りやリリースの指先の使い方、意識を約40分教わった。横曲がりが大きくなり、沈まない。数値に興味を持って確認した日米通算188勝右腕も「いわゆる米国でいう“スイーパー”という立派なスライダーだよ」と声をかけた。米球界で流行中の球だ。

 他の選手と練習のタイミングがずれたことで、佐々木朗は思いがけずダルビッシュを計1時間も「独占」。単独で投球チェックを受け、2人で並んで座って他の投手のブルペンを見学した。初めて山本の球を正面から見て「何の球種だった?」などと会話が弾む。夢のような時間だった。

 抜けるフォークもあったが、ダルビッシュには「凄いものを持っている」と称賛された。一方で、本人は「スライダーは良かった。自分のものにできている。ストレートは指の掛かりが良くなかったり、フォークも抜けが良くなかった」と冷静に現状を分析。わずか2日で「スイーパー」を投げた非凡な対応力で、本番に向けて全ての精度を高めていく。(神田 佑)

 ▽スイーパー 縦に落ちずに、横に大きく曲がるスライダーで、メジャーでは20年ごろから流行している球種。一般的には「10インチ(約25センチ)以上横に曲がり、4インチ(約10センチ)以上落ちない」と定義される。近年ではスライダーの握りを変えて「スイーパー」にする投手が増えており、ダルビッシュは使い手の一人として有名。他にスライダーの派生型では、カーブとの中間球である「スラーブ」、カットボールに近い「スラッター」がある。


 3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が19日、3日目を迎え、合宿初のブルペン入りをした佐々木朗希投手(ロッテ)は37球を投じた。

 ブルペンに一番乗りし、栗山監督や他の投手陣、報道陣の視線を独り占めした佐々木。「後ろにたくさんおられた中で、すごく力が入って緊張したんですけど、どうにか30球程度、投げることができてよかった」と振り返った。

 前日はダルビッシュの投球練習をネット裏で見学し、スマホで撮影。この日は“立場逆転”となり、ダルビッシュが撮影役に。「いい球投げないとなと思いながら、力みながら投げてしまいました」と照れ笑い。それでも投球後にはダルビッシュから身振り手振りで“マンツーマン指導”を受け「“スライダーが良くなってる”と言ってもらえました」と褒められたという。

 今後に向けて「自分の持っている球の精度だったり、バッターに投げる感覚だったり、あとは周りに守っている捕手や野手も違うので、景色が変わった中で自分の投球ができるように意識してやっていきたい」と話した。


 ロッテは19日、公式ファンクラブ「TEAM26」有料会員限定の来場特典である「サコッシュ&リュック」に佐々木朗希投手、荻野貴司外野手、藤原恭大外野手、松川虎生捕手、中村奨吾内野手を起用することが決まったと発表した。

 「サコッシュリュック」はリュックを小さく折りたたむと小型カバンのサコッシュとしても使用可能な2WAY機能で、モデルとなる選手は今年1月に「TEAM26」会員を対象として行われたファン投票で決定した。2022年はボブルヘッドで実施され、藤原恭大外野手、佐々木朗希投手、和田康士朗外野手の3選手がモデルに起用された。

 サコッシュリュックはTEAM26有料会員を対象に、6月8日のヤクルト戦、7月1日の楽天戦の2試合で計2万人に贈られる。
(以上 スポニチ)



開始早々に大歓声を浴びた。ロッテ藤原恭大外野手(22)は1回、ヤクルト竹山の138キロをたたいて中堅右へ。球足の速い打球に俊足の丸山和も追いつかない。「センターが後ろにそらしたのが見えたんで、全力で走ろうという意識でした」。右翼サンタナがカバーにもたつき、大塚三塁コーチが腕を回した。藤原はヘッドスライディングで一気に生還した。

かつて「1打席目の初球から常にホームランを狙っている」と明言し、プロ1号も2号も先頭打者アーチだった「先頭弾男」。それでもランニング本塁打は大阪桐蔭時代以来だった。3回は四球で出塁して暴投で生還、4回も左前打と全3打席で出塁した。

走攻守そろったスター候補として入団してから、はや5年目になる。「この5年の中では一番順調っていうか。自分の納得いくフォームで打てている感じです」。昨年は1軍出場49試合にとどまったが、細かな修正を重ねて試合用の打撃を構築。石垣島キャンプのシート打撃では佐々木朗から安打性の当たりを放った。15日の練習試合(糸満)では1学年上のヤクルト村上の元にあいさつに駆け寄り、テイクバックについて直接助言をもらった。

外野手争いでは同い年の山口が、5戦4発と打ちまくっている。藤原は「一番ライバル意識が強い。今日も打ってましたし、気にするところもありますけど。自分もしっかりアピールして負けないくらい頑張りたい」。バットで、足で、まだまだ“見せる”時間はある。【鎌田良美】

◆藤原の初回先頭打者本塁打 通算9本塁打のうち2本打っており、20年10月14日楽天戦でプロ初アーチとなる先頭打者弾。2日後の16日日本ハム戦でも再び放ち、プロ1、2号が先頭打者本塁打という史上3人目の珍しい記録をつくっている。ちなみに、公式戦で先頭打者ランニング本塁打を打った選手は、18年青木(ヤクルト)まで過去9人いる。

▽監督代行を務めるロッテ福浦ヘッド(藤原について) あれだけいいものを持っているし、人気もあるんで。そこが一番かもしれないですけどね(笑い)。頑張ってもらいたいなと思いますね。

▽監督代行を務めるロッテ福浦ヘッド(藤原について)「あれだけいいものを持っているし、人気もあるんで。そこが一番かもしれないですけどね(笑い)。頑張ってもらいたいなと思いますね」

▽ロッテ種市(ヤクルトとの練習試合に先発し、2被弾含む3回5安打4失点)「カウントをうまくつくることができず、決め球が高かった。また次の課題として取り組んでいきたい」

▽ロッテ安田(ヤクルトとの練習試合で左中間への“1号”ソロ含む3打数2安打1打点)「山口がもう4発も打ってるので、何とか1本とは思ってました。1本出てホッとしてます」


ロッテ藤原恭大外野手(22)が先頭打者ランニング本塁打で大歓声を浴びた。

1番中堅で先発。1回、1ストライク1ボールからヤクルト竹山の138キロをたたいて中堅右へ。球足が速く、丸山和が追いつけずにフェンスまで転がった打球を右翼サンタナがカバー。中継プレーがもたつく間に一気に本塁を狙い、ヘッドスライディングで先取点をもぎ取った。

◆藤原の初回先頭打者本塁打 通算9本塁打のうち2本打っており、20年10月14日楽天戦でプロ初アーチとなる先頭打者弾。2日後の16日日本ハム戦でも再び放ち、プロ1、2号が先頭打者本塁打という史上3人目の珍しい記録をつくっている。ちなみに、公式戦で先頭打者ランニング本塁打を打った選手は、18年青木(ヤクルト)まで過去9人いる。


ロッテ山口航輝外野手(22)がバックスクリーン弾含む2打数2安打と連日の絶好調だ。

6回から代打で出場して左前打、8回2死ではヤクルト尾仲の140キロを中越えソロとした。NPB球団との練習試合は5戦4発。前日の楽天戦(金武)に続いて「完璧です」と繰り返した。昨春はオープン戦で調子を落とし「開幕スタメンで出られなかったのが一番悔しかった。今年は絶対最初から。人より頭1つ抜けて開幕を迎えたい」と話した。


ダルビッシュ直伝の成果が出た。侍ジャパン強化合宿第1クール最終日となった19日、佐々木朗希投手(21)が今合宿初めてブルペン入りし37球。

テーマにしていたスライダーに手応えを得た。合宿初日にアドバイスを受けたダルビッシュ有投手(36)はじめ、他の投手たちが見守る中での投球だった。3月のWBCでは1次ラウンド3戦目、11日のチェコ戦先発が有力。東北出身右腕は「3・11」に世界大会デビューを飾る公算が大きい。
   ◇   ◇   ◇
視線の先、受ける甲斐の後ろにいるあの人は“昨日の自分”だった。佐々木は1人だけでブルペンのマウンドに上がった。その姿を、ダルビッシュをはじめ、戸郷、伊藤、今永、湯浅、宮城たちが見守った。ダルビッシュはスマホで撮影も。前日にダルビッシュの投球を、ほぼ全ての投手陣が見学。佐々木はスマホで撮影をした。そっくり“お返し”された格好だ。「後ろにたくさんいて、緊張したり、力が入ったり」と正直に打ち明けた。

だからかは分からないが「ストレートは指のかかりが良くなかったり、フォークは抜けが良くなかったり」。最速156キロが出た直球は上ずる場面もあった。一方で大きな収穫もあった。「スライダーは良かったと思います」。合宿初日、ダルビッシュからスライダーの握りを教わった。投球練習を終えると、ロッテ監督でもある吉井投手コーチも交え3人で話し込んだ。「(ダルビッシュに)スライダーは良くなっていると言ってもらいました」と、うれしそうに打ち明けた。

実は、佐々木の投球をみんなで見学したのはダルビッシュの提案だった。メイン球場での投内連係後「プレッシャー、かけにいこうよ」と呼びかけた。昨日の今日で、愛ある振る舞い。初見同士も多かったチームの雰囲気は、強化合宿3日目にして、ほぐれている。

佐々木は計37球のうち、3分の1ほどはクイックで投げた。途中でボールを交換したのは「試合になったら新しいボールが来る。慣れるように」。1球1球の差異が大きいWBC使用球を意識。大会本番を見据えながら準備を進め、チェコ戦先発が有力だ。父功太さん、祖父母を津波で亡くした右腕が「3・11」に世界大会デビューへ。「チームのために自分ができることをやるだけ」ときっぱり言った。チェコ戦の後は、4戦目オーストラリア戦先発が有力な山本とともに米国での登板に向かう。勝負の時へ、歩みを止めない。【古川真弥】

▽栗山監督 いろいろ心配事もありますけど、ボールの強さだけがあれば、いろんな修正が利くと思っていた。最初のブルペンは見たかったので、そこは全く問題ない。これからさらに状態が上がると思います。

▽ダルビッシュ すごくいいスライダー。横曲がりが本当に大きくて、本人は違和感なく投げているので自分のものにしてると思う。スピードがあるのはもちろんですけど、やっぱりストライクを取るのに困らない。この前もヤクルト戦に投げたと思うんですけど、春のキャンプにかかわらず、3ボール2ストライクからスプリットを投げたり。なかなかできないことなので、あの年齢でできるのはすごいと思います。

▽甲斐 強い球が来ていた。スライダーは良かったです。何度か対戦しているけど、イメージしていたスライダーよりもはるかに良かった。曲がり方がキュッと一気にブレーキがかかって曲がっていた。こんなすごいスライダーがあるんだと思った。

▽宮城 真っすぐとフォークが良かった。(自分自身に)欲しいです。ボールが違いますけど、強さを感じますし、対応能力もすごい。僕はできないんで、見守っていきます。

▽伊藤 すごくボールが強いし、フォークがすごい。浮かないというか、そのまま加速して落ちていく感じなのですごかった。まねできないですね。
▽湯浅 フォークが(スライダー変化の入った)“フォースラ”みたいだった。すごいっす。


ダルビッシュ直伝の成果が出た。第1クール最終日に、佐々木朗希投手(21=ロッテ)が今合宿初めてブルペン入りし37球。テーマにしていたスライダーに手応えを得た。合宿初日にアドバイスを受けたダルビッシュ有投手(36=パドレス)はじめ、他の投手たちが見守る中での投球だった。

視線の先、受ける甲斐の後ろにいるあの人は“昨日の自分”だった。佐々木は1人だけでブルペンのマウンドに上がった。その姿を、ダルビッシュをはじめ、戸郷、伊藤、今永、湯浅、宮城たちが見守った。ダルビッシュはスマホで撮影も。前日にダルビッシュの投球を、ほぼ全ての投手陣が見学。佐々木はスマホで撮影をした。そっくり“お返し”された格好だ。「後ろにたくさんいて、緊張したり、力が入ったり」と正直に打ち明けた。

だからかは分からないが「ストレートは指のかかりが良くなかったり、フォークは抜けが良くなかったり」。最速156キロが出た直球は上ずる場面もあった。一方で大きな収穫もあった。「スライダーは良かったと思います」。合宿初日、ダルビッシュからスライダーの握りを教わった。投球練習を終えると、ロッテ監督でもある吉井投手コーチも交え3人で話し込んだ。「(ダルビッシュに)スライダーは良くなっていると言ってもらいました」と、うれしそうに打ち明けた。


侍ジャパンの佐々木朗希投手(21=ロッテ)が“単独ブルペン入り”でファンの熱視線を集めた。今合宿で初めてのブルペン入り。同時間帯は他の投手陣が別の練習を行う中で1人だけ投球練習が組まれたことで、ファンの視線もくぎ付けとなった。捕手は甲斐が務めた。

栗山監督、ダルビッシュ、戸郷、伊藤、湯浅、宮城、今永や、ドジャース編成トップのアンドリュー・フリードマン編成本部長(46)らも捕手の後方から見守った。ダルビッシュ、ドジャース関係者は投球を動画で撮影し、日本の至宝を自らの手で映像に収めた。昨季限りで引退した杉谷拳士氏も見つめた。

フォークや、セットからのクイックも交えて37球を投じた。前日18日のダルビッシュと同様に1球ずつ、トラックマンの数値を確認しながら投球した。最後の投球を終えると、甲斐とグータッチして感想を伝え合った。甲斐は「持ってるものはすごいんで、それを感じました。(この時期としては)いいんじゃないですか、十分」と話した。

佐々木は同合宿初日の17日に“ダル塾”入り。午後の個人練習の時間で宮城大弥投手(21=オリックス)とともに、大先輩のダルビッシュ有投手(36=パドレス)と約40分、キャッチボールしながらコミュニケーション。佐々木はスライダーの感覚や握り、リリースをアドバイスされていた。


ロッテは19日、公式ファンクラブ「TEAM26」有料会員限定の来場特典である「サコッシュ&リュック」に以下の選手を起用すると発表した。

モデルになるのは佐々木朗希投手、荻野貴司外野手、藤原恭大外野手、松川虎生捕手、中村奨吾内野手の5人。1月の会員対象ファン投票で決まった。「サコッシュリュック」は、リュックを小さく折りたたむと小型カバンのサコッシュとしても使用できる。

22年はボブルヘッドで実施し、藤原、佐々木朗、和田康士朗外野手の3選手がモデルで起用された。

6月8日ヤクルト戦、7月1日楽天戦の2試合で合計先着2万人の有料会員に、シークレット袋に入れて5選手ランダムで配布される。デザインは後日、球団公式サイトで発表。
(以上 日刊)



 ロッテの藤原恭大外野手(22)が19日、ヤクルトとの練習試合(浦添)で先頭打者ランニング本塁打をマークし、レギュラー定着へ猛アピールした。

 三塁コーチャーが腕を回すのを確認すると藤原は一気にホームへ突入した。「センターが後ろにそらしたのが見えたので全力で走った」。初回、竹山の直球をはじき返した。右中間寄りの打球を、最短距離で追った中堅手が追いつけず、さらに中継がもたつく間に生還した。50メートル5・7秒の俊足を生かし、プロでは初体験のランニング本塁打。昨季は49試合に出場し1本塁打、打率は2割9厘にとどまったが14日からの対外試合では全て1番で出場するなど首脳陣の期待は高く、福浦ヘッド兼打撃コーチも「あれだけいいものを持っているし、人気もある。頑張ってもらいたい」と期待した。

 この日は同期の山口が対外試合4号をマークし「自分もしっかりアピールして負けないくらい頑張りたい」と藤原。荻野、高部、山口らとの外野手争いを勝ち抜き、今季こそ花を咲かせる。(小田原 実穂)


 ロッテの藤原恭大外野手が先頭打者ランニングホームランで先制点を奪った。

 初回、竹山の138キロを中前へはじき返すと中堅手が後ろに反らし、そのまま三塁を目掛け全力疾走。だが中継が多少乱れると、その間に一気にホームイン。神走塁の先頭打者ランニングホームランで先制点を奪い、球場は大歓声に包まれた。


 ロッテの先発・種市篤暉投手がヤクルト打線に2発を浴び3回5安打4失点。最速は148キロだった。

 今季対外試合初先発だったこの日は、1点リードの初回2死二、三塁から長岡に2点適時二塁打を浴びると、2回には元山に右中間スタンドへ、3回にはオスナに左翼スタンドへのソロ本塁打を浴び、毎回失点の3回5安打4失点でマウンドを降りた。20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け今季は先発ローテ復活を目指す種市は「カウントをうまく作ることが出来ず、決め球が高かった。また次の課題として取り組んでいきたい」と振り返った。


 侍ジャパンで先発候補のロッテ・佐々木朗希投手(21)とオリックス・山本由伸投手(24)が19日、ブルペンで投球練習を行った。その様子を捕手後ろから見守ったパドレス・ダルビッシュ有投手(36)は、2人の投球を分析して絶賛した。
 * * * *
 力が入らないわけがない。捕手の後ろでスマホを向けたダルビッシュが嫌でも佐々木朗の視界に入った。「いい球投げないとなと思って、力みながら投げてしまいました」。投球練習前のキャッチボールでは、捕手・甲斐が捕れないほど高めに大暴投するほどで「すごく力が入って緊張した。ストレートは指のかかりがよくなかったり、フォークも抜けがよくなかった」と物足りなさそうに振り返った。

 前日の18日には朗希がダルの投球練習を撮影したが、この日は立ち位置が逆転。その中で輝いたのは、直伝のスライダーだ。合宿初日の17日に、全体練習終了後に宮城とともにダル塾に入門。握り、投げ方などの助言をもらい、ひたすらスライダーばかりを投げ続けた。その後初めてのブルペンで5球を投げ「スライダーは良かった。感覚的なところ、意識的なところで聞いたことをうまく自分のものにできているかなと」。直球、フォークのほぼ2球種のみで昨季は完全試合も達成したが、第3の武器へ手応えをつかんだ。

 何度もうなずきながら見つめていたダルビッシュは、投球練習後に朗希にさらにアドバイス。トラックマンのデータなどを見ながら、合格点を与えた。
「『よくなっている』と言われました」とうれしそうに明かした朗希。ロッテの監督でもある吉井投手コーチも「本人は『調子悪かった』と言っていましたけど、順調だと思います」とホッとしたように見つめていた。

 15日の練習試合で160キロを計測も、この日は最速156キロ止まり。栗山監督は「これからさらに状態が上がると思う」と期待を込めた。本人は不満顔も、視察したドジャースのフリードマン球団社長は「最高の才能の持ち主だ」と目を丸くした。大会初登板は11日のチェコ戦(東京D)が有力。“世界デビュー”へ向けて、怪物がさらなる進化を遂げる。(安藤 宏太)


 侍ジャパンの宮崎強化合宿は19日に第1クール最終日となる3日目を迎え、ロッテ・佐々木朗希投手(21)が、今合宿で初めてブルペン入りした。
 ブルペンにはダルビッシュ、戸郷、湯浅、宮城、伊藤、栗山監督、吉井投手コーチらが集結。ダルビッシュは前日の“お返し”とばかりに、スマホを向けた。甲斐がボールを受け、フォーク、スライダーを交えて37球を投げ込んだ。

 直球、フォーク、スライダーを投げ、最速156キロもマーク。佐々木朗は「今日に関してはストレートとフォークはあまりよくなかったけどスライダーがよかったのかなと思います」と振り返った。

 スライダーは合宿初日の17日に、ダルビッシュからアドバイスをもらった球種。この日の投球練習後にはダルビッシュから「スライダーがよくなっている」と褒められたという。捕手後ろのネット裏からダルビッシュが動画撮影をしていたことについては「いい球を投げないといけないな、と思いながら、力みながら投げてしまいました」と苦笑いで振り返っていた。

 ロッテの監督でもある吉井投手コーチは「順調です。本人は『調子悪かった』と言っていましたけど、順調だと思います」と及第点を与えた。


 侍ジャパンに“ダルスラ”が新たな武器として加わっている。

 この日ブルペン入りしたロッテ・佐々木朗希投手は、直球、フォーク、スライダーを計37球。宮崎強化合宿初日の17日にはパドレス・ダルビッシュ有投手からアドバイスを受けたスライダーに手応えがあったようで「ストレートとフォークはあまりよくなかったけどスライダーがよかったのかなと思います。(ダルビッシュに)スライダーがよくなっていると言ってもらえました」とうなずいた。

 巨人・大勢投手も「ダルビッシュさんにスライダーを教わって、そこから新しい感覚というか、今までの自分の持っていなかった感覚だったり考え方を教えて頂いて、きょう後ろに立って見てくださいましたし、ああやって見てくださっている中でやって、また感じ取ったことを教えていただけたらと思って投げました」と話した。

 チーム最年長36歳で、今合宿に参加する唯一のメジャーリーガーのダルビッシュ。多くの選手と積極的にコミュニケーションを取って意見交換をし、チームに新たな風を吹かせている。


 侍ジャパンの宮崎強化合宿は19日に第1クール最終日となる3日目を迎え、ロッテ・佐々木朗希投手(21)が、今合宿で初めてブルペン入りした。

 ブルペンにはダルビッシュ、戸郷、湯浅、宮城、伊藤、栗山監督、吉井投手コーチらが集結。ダルビッシュは前日の“お返し”とばかりに、スマホを向けた。甲斐がボールを受け、フォーク、スライダーを交えて37球を投げ込んだ。

 佐々木朗は合宿初日だった18日に、宮城(オリックス)とともにダルビッシュ(パドレス)から助言をもらった。スライダーの握りや投げ方などを修正。160キロ超の直球、鋭く落ちるフォークに加え、第3の武器として試行錯誤した。前日18日は、ブルペンで投球練習をしていたダルビッシュの様子を、捕手後ろのネット裏で見学。「記録として撮りました」と、スマホで動画を撮影し「どの変化球もすごかったと思いました。本当にすごいボールを投げていたし、器用に投げ分けていてすごい」と驚いていた。


 侍ジャパンの宮崎強化合宿は19日に第1クール最終日となる3日目を迎え、ロッテ・佐々木朗希投手(21)が、今合宿で初めてブルペン入りした。

 ブルペンにはダルビッシュ、戸郷、湯浅、宮城、伊藤、栗山監督、吉井投手コーチらが集結。ダルビッシュは前日の“お返し”とばかりに、スマホを向けた。甲斐がボールを受け、フォーク、スライダーを交えて37球を投げ込んだ。

 甲斐は「持っているものはすごい。それは感じました。(仕上がりは)いいんじゃないですか。十分調整できていると思います」とたたえていた。投球練習終了後には、朗希とダルビッシュが話し込む場面もあった。
(以上 報知)



ロッテ・藤原恭大外野手(22)が「1番・中堅」で先発出場し、一回先頭でランニング本塁打を放った。

先発・竹山に対し、カウント1―1からの3球目。138キロを捉えると、打球は右中間へ。中堅・丸山和が追いつけずに後ろに逸らし、右翼・サンタナが処理にもたつく間に快足を飛ばし、最後は三塁も駆け抜けヘッドスライディングで本塁に生還した。


WBC日本代表強化合宿(19日、宮崎)〝第3の球種〟に磨きがかかった。侍ジャパンの先発の一角として期待される佐々木朗希投手(21)=ロッテ=がブルペンに入り、投球を見守ったダルビッシュ有投手(36)=パドレス=からスライダーの精度に太鼓判を押された。

「よくなっていると言ってもらえました。(捕手の)後ろにたくさん(人が)いて、すごく力が入って緊張したけど、どうにか投げることができてよかったです」

合宿初の投球練習。ただ一人マウンドに立った「令和の怪物」に熱視線が集まった。投じる先にはダルビッシュや球界OBらがズラリ。それでも淡々と37球を投げ込み、視察した米大リーグ・ドジャースのフリードマン編成本部長は「最高の才能の持ち主」と評した。

ダルビッシュは佐々木朗のスライダーについて、握りやリリースポイントの助言を送ってきた。この日はスマートフォンで投球の動画を撮影し、投げ込み後にマンツーマンで指導。「アメリカでいう『スイーパー』のような(曲がりの)大きいスライダーになっていた。『立派なスライダーだよ』と言いました」とたたえた。

佐々木朗は25日から始まるソフトバンクとの壮行試合で先発する見込み。「景色が変わる中でも自分の投球ができるように」と打者との対戦を見据えた。自慢の剛速球と鋭いフォークボールに引けを取らない宝刀で、世界の猛者に挑む。(鈴木智紘) 


ロッテは19日、公式ファンクラブ「TEAM26(チームにじゅうろく)」有料会員限定の来場特典である「サコッシュリュック」のモデルに佐々木朗希投手、荻野貴司外野手、藤原恭大外野手、松川虎生捕手、中村奨吾内野手を起用することを発表した。

モデルとなる選手は今年1月に「TEAM26」会員を対象として行われたファン投票によって決定。「サコッシュリュック」はTEAM26有料会員を対象に6月8日のヤクルト戦、7月1日の楽天戦の2試合で計2万人に贈られる。
(以上 サンスポ)



 ロッテ・藤原恭大外野手が初回先頭打者ランニング本塁打をマークした。

 竹山の速球を中前にはじき返すと、中堅手が止めきれずに打球が転がる間に快足を飛ばし、本塁生還。四回には左前打を放つなど、キャンプで打撃の手応えを感じている。「この5年の中で一番順調だし、納得のいくフォームでできている。しっかりアピールしていきたい」と意気込んだ。


 ロッテ・藤原恭大外野手が先制の先頭打者ランニングホームランを放った。

 1回の先頭。先発の竹山が投じた3球目の速球をたたき、打球はセンター方向へ。速いゴロに中堅・丸山が追いつけず、右翼・サンタナのカバーや中継プレーがもたつく間に藤原は本塁に頭から突入。初回から泥だらけのユニホームで福浦監督代行やナインとタッチをかわした。


 佐々木朗希投手(21)が3月11日のWBC1次ラウンド・チェコ戦(東京ド)に先発することが19日、有力となった。この日はサンマリンスタジアム宮崎で行われている、野球日本代表「侍ジャパン」の強化合宿で初のブルペン入り。ダルビッシュらが見守る中、直球にフォーク、スライダーと37球を投じた。世界デビューへ向けて、若き才能の進化は止まらない。

 「3・11」。佐々木朗にとって忘れることのできない日に、運命の一戦を迎えることになりそうだ。今年で東日本大震災から12年。「チームのために自分ができることをやるだけかなと思っています」。注目の世界デビューは、くしくも3月11日の1次ラウンド・チェコ戦が有力となった。

 震災当時は9歳。津波で自宅が流され、父の功太さんと祖父母が他界した。悲しみを乗り越え、今では球界を代表する投手に成長。侍の14番を背負い、強力な投手陣の一角を担っている。

 この日は、ブルペンを独占。無数のフラッシュを一身に浴びた。「いい球を投げないとなと、力みながら投げてしまいました」。ネット裏からはダルビッシュや栗山監督、ドジャースのスカウトも視察。1球ごとに球の威力や球筋、佐々木朗を丸裸にするように目を見開いた。

 その1球目。きれいなフォームから直球が放たれ、甲斐のミットに「ズドン!」。ダルビッシュも思わず首を縦に振る。続けて、フォークにスライダーと一級品の球を投げ続けた。「指のかかりが良くなかった」と言いながら、最速は156キロを計測。スライダーには誰しもが酔いしれた。

 見事なまでに、横方向へ大きくスライド。初日に室内練習場で助言を送ったダルビッシュも「いいスライダーを投げていました。自分のものにしている」と絶賛。ドジャースのフリードマン社長も「最高の才能の持ち主」と賛辞を贈った。

 ただ、本人は納得せず。「少しずつ良くなっている」と発展途上に過ぎない。投球後には、ダルビッシュとトラックマンデータを入念にチェック。山本らの投球も見学し、技術を吸収しようという意欲もあふれる。

 大谷、ダルビッシュ、山本に並び、先発4本柱としての期待がかかる。「自分ができることをやることが一番。そこに集中して、自分のプレーをする」。日の丸を背負い、世界へと羽ばたく時。「3・11」での快投が、天国の家族、そして日本中を明るく照らす。


 今合宿初めてブルペン入りした佐々木朗希投手は、変化球を交えながら37球を投じた。捕手後方にはスマホを構えたダルビッシュ、栗山監督、若手投手、メジャースカウトらがズラリ。「後ろにたくさんおられた中で、すごく力が入って緊張したんですけど、どうにか30球程度投げることが出来てよかったなと思います」と初々しく語った。

 この日はブルペン一番乗りで、1人だけの投球練習。甲斐の心地よい捕球音が響き渡る中「しっかり球数を投げることと、変化球だったりストレートの確認。いい時、悪い時、色々あるので、あとはスライダーをしっかり投げられるように」とテーマを持ってボールを投げ込んだ。

 終了後にはダルビッシュともに、トラックマンのデータをチェック。さらにメジャーリーガーから身ぶり手ぶりのアドバイスを受け、山本の投球練習を2人で見つめるなど濃密な時間を過ごした。

 「全体的な感覚、感想の話。そういうところです。スライダーがよくなっていると言ってもらえました」と明かした佐々木朗。前日にはダルビッシュの投球練習を動画撮影していたが「いい球投げないとなと思いながら、力みながら投げてしまいました」と逆パターンに緊張したという。

 さらに「由伸さんの後ろで見たことなかったので、どういう感じなのか見ながら、ダルビッシュさんとは今の球種がどうだったか、何の球種だったか、そういう話です」とどん欲に一流投手のボールを見つめた令和の怪物。直球の最速は156キロを計測したといい、次の課題には「自分の持っている球の精度だったり、バッターに投げる感覚だったり、あとは周りに守っているキャチャーや野手も違うので、景色が変わった中で自分の投球が出来るように意識してやっていきたいなと思います」と力を込めた。


 ロッテは19日、公式ファンクラブ「TEAM26(チームにじゅうろく)」有料会員限定の来場特典である「サコッシュ&リュック」に佐々木朗希投手、荻野貴司外野手、藤原恭大外野手、松川虎生捕手、中村奨吾内野手を起用することを発表した。

 「サコッシュリュック」はリュックを小さく折りたたむと小型カバンのサコッシュとしても使用可能な2WAY機能であり、モデルとなる選手は1月に「TEAM26」会員を対象として行われたファン投票で決定した。

 サコッシュリュックをTEAM26有料会員に配布する日程と対象選手は以下の通り

 ◆6月8日・ヤクルト戦、7月1日・楽天戦。2試合合計先着2万人のTEAM26有料会員にシークレット袋に入れてランダムに配布。
(以上 デイリー)



「アメリカで言ういわゆるスイーパー」
 野球日本代表・侍ジャパンの佐々木朗希投手(ロッテ)が19日、代表合宿では初めてブルペン入りし、スライダー、フォークも交え37球を投げこんだ。

 今回のブルペンでは、合宿初日にダルビッシュ有投手(MLBパドレス)からアドバイスを受けた「スライダー」をテーマに掲げていたようで、「感覚的なところで、聞いたことをうまく自分のものにできている」と納得のコメント。

 捕手の後方ネット裏から見守った“師匠”のダルビッシュは「球もすごく速いですし、フォークも落ちてましたし、スライダーもすごくいいスライダーだった。本当にすごいものを持っているなと思いました」と“令和の怪物”の才能を再確認し、直伝したスライダーについても「単純に横の曲がりが大きくて、本人も違和感があるようには投げていないので、本当に自分のものにしているんじゃないか」と評価した。

 投球練習後には、タブレットを手に「トラックマン」で計測したデータを振り返り、話し込む場面も。

 ダルビッシュは「僕が興味があったので見てました。あまり今日はトラックマンが読めてなかったですけど、ただ1球スライダーを読めていて、アメリカで言ういわゆる『スイーパー』というスライダーになっていたので、『これは立派なスライダーだよ』という風には言いました」とやり取りを振り返った。

 昨季まで佐々木の投球の軸になっていたのは、160キロを超えるストレートと、140キロ台で鋭く落ちるフォークのコンビネーション。これらに次ぐ第3の球種であるダル直伝スライダーも“超メジャー級”となれば、さらなる飛躍につながる。

 佐々木のみならず、多数の投手たちがダル式スライダーで新たな感覚を掴みつつある今回の代表合宿。日米通算188勝の実績を誇るダルビッシュの存在感は、ファンのみならず選手たちにとっても絶大だ。 



ダルビッシュからは「スライダーが良くなっていると」
 侍ジャパンの佐々木朗希投手(ロッテ)は19日、今回の合宿では初めてとなるブルペン投球を実施。計測機器「トラックマン」で球質を確認しながら、変化球を交えて37球を投げ込んだ。

 練習後、取材に応じた右腕は「後ろにたくさんの人がおられた中で、すごく力が入って緊張したんですけど、どうにか30球程度投げることができて良かったなと思います」と感想を吐露。

 「スライダーをしっかり投げられるように」と掲げていたテーマに関しても、投球後にダルビッシュ有から「スライダーが良くなっていると言ってもらえました」と明かしたように、「感覚的なところで、聞いたことをうまく自分のものにできている」とコメント。周囲からのアドバイスも活かしながら、WBC公式球への順応も含めて順調に歩むことができているようだ。

 今後については、「自分の持っている球の精度や、打者に投げる感覚」を意識して取り組みたい事に挙げ、「捕手や周りを守る野手も違うので、景色が変わった中でも自分の投球ができるようにやっていきたい」と意気込みを述べる。

 プロ4年目のシーズンの前にやってくる大舞台。注目を浴びながらも例年以上に早い仕上げが求められるなか、「良い時・悪い時がもちろんありますが、少しずつは良くなっているかなと思います」と、ここまでは着実にステップを踏んできた。

 この後に控える実戦、そして3月8日に開幕する本番ではどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。“令和の怪物”のWBCデビューが待ち遠しい。 


MLB関係者も熱視線
 侍ジャパンの佐々木朗希投手(ロッテ)が19日、代表合流後では初めてとなるブルペン入り。計測機器「トラックマン」で球質を確認しながら、変化球を交えて37球を投げ込んだ。

 捕手の後方にあるネット裏には栗山英樹監督やダルビッシュ有ら侍投手陣6人に加え、初日から今キャンプを視察しているドジャースの球団関係者の姿も。

 ボールを受けた甲斐拓也選手(ソフトバンク)は「持っているものはすごいので、それは感じました。(状態は)良いんじゃないですか。十分調整できていると思います」と話した。
(以上 ベースボールキング)

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