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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム備忘録【8/13】

2019年08月14日 00時34分26秒 | マリーンズ2019
≪2019/8/13≫

ロッテ荻野「今年は特に痛いところがない」 プロ10年目で初の規定打席到達

通算200盗塁までもあと2つ「行ける時にしっかり行けたら」

 ロッテ・荻野貴司外野手が12日、本拠地での西武戦(ZOZOマリン)に「1番・中堅」でスタメン出場。9回2死一塁で四球を選んだ第5打席で、シーズン443打席をクリア。10年目にして、自身初の規定打席到達となった。

 9回2死から9番・平沢が左安打で出塁。1番・荻野にこの日の5打席目が回ってきた。この打席が今シーズン443打席目、10年目で自身初となる規定打席到達の瞬間だった。「本来なら、もっと早くにというのはありますが、怪我をしながらでもここまで来られた。本当にいろんな人に感謝したい」と周囲へ感謝した。

 過去9年間、1シーズンをフルで戦った経験はない。「疲れてはいるが、去年の方がしんどかった。去年は体の方がしんどいところも多かったのですが、今年は特に痛いところがないので、それが一番大きい」。自らのコンディションに不安なところなく、ここまで戦ってこられているという。

 これで1つの節目を通過したリードオフマン。「ちょっと(スタートが)遅れました」と初回に二盗失敗したが、あと2つで通算200盗塁に到達する。「行ける時に、しっかり行けたら」と、盗塁記録ももちろん視野に入っている。

「嬉しいことは嬉しいです」と、初の規定打席到達に喜びを感じながらも、「この先があるので、そこはしっかりやっていきたい」と語った。し烈なペナントレースの真っ只中にある今、チームの勝利のため、自らの役割を果たす覚悟だ。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

(フルカウント)

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≪2019/8/13≫

「目標は勝てる捕手」 つくば市出身のロッテ柿沼友哉捕手

 後半戦まっただ中のプロ野球。混戦のパ・リーグで、ロッテ浮上のカギを握る一人が、茨城県つくば市出身の柿沼友哉捕手(26)だ。高校は県内の強豪チームとは縁がなく静岡へ。大学時代には肘の手術から再起し、プロでは育成選手からスタート。努力の末1軍デビューを果たした。数々の逆境を乗り越えた男が、さらなる飛躍を目指す。

 平成5年生まれ。つくば市立松代小4年のとき、軟式チームで野球を始めた。「最初から捕手をしていました」。手代木(てしろぎ)中時代は硬式のシニアチームでプレーしたが、3年でも身長163センチと体格に恵まれなかったこともあって県内の強豪私立から声は掛からず、知人の紹介で静岡の誠恵高(沼津市)へ進んだ。

 初めて親元を離れての寮生活となったが、「自分で身の回りのこともやらなければいけない。おかげで自立できましたね」。3年夏の静岡大会は3回戦で敗れたが、身長は180センチ近くまで伸び、「ずっと野球を続けていきたい」との思いを強くした。

 同じ静岡の日大国際関係学部(三島市)への進学後、2年の春に右肘を痛め、8月にトミー・ジョン手術=肘の内側側副靱帯(じんたい)再建手術=を受けた。「1年間試合に出られず、その時期が一番つらかったですね」

 リハビリのかいあって自慢のスローイングは復活。4年秋のリーグ戦で1試合に3つの盗塁を刺したことがロッテの小野晋吾スカウト(現2軍投手コーチ)の目に留まり、育成ドラフトの2位指名を受けて平成28年に入団した。背番号122でのスタートだった。


 「どんどんアピールしなければ」と春のキャンプでは一人居残り練習を続けたためスタッフが帰れず、「周りのことも考えろ」とコーチにしかられたこともある。若手の登竜門でもあるこの年7月のフレッシュオールスターで二塁打を放つなど、勝負強い打撃が認められて支配下登録に。背番号は99と軽くなり、1軍での出場に道が開けた。

 4年目の今シーズンは1軍での先発出場が増え、種市篤暉(あつき)投手(20)ら2軍で受けていた若手とバッテリーを組むことが多い。

 「そういう投手を勝たせてあげれば(首脳陣も)僕を使いたくなるはず。一番の目標は勝てる捕手です」

 6月22日、ヤクルトとの交流戦(神宮)ではレフトポール直撃のプロ初本塁打を放ち、勝利に貢献した。

 「代打を送られると思ったら井口さん=資仁(ただひと)監督=が『打ってこい!』と。何とか塁へ出たい思いでした」と笑顔で語る。取手市に住む両親は偶然この日が結婚記念日で、ホームランボールをプレゼントできた。

 自然が残り、都市も整備されたつくばを「とかいなか」と表現し、「子供のころは『つくばエキスポセンター』によく通いました」と懐かしむ。「心の故郷でもある茨城の人に僕を知ってもらい、ロッテを応援してほしい」と願う。

(水戸支局 三浦馨)

(産経ニュース)
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