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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2011-160

2011年06月09日 06時22分50秒 | マリーンズ2011~15
ロッテ ついにリーグ、交流戦でダブル最下位
瀕死(ひんし)の虎を救ってしまった。ロッテは先発の吉見が今季最短1回2/37安打6失点KO。「試合をつくれず申し訳ない」とうなだれた。
いきなり6点を追う厳しい展開に西村監督は「はっきり言って打つ方の状態が良くない。立ち上がりをしっかり抑えてくれないと試合にならない」と語気を強めた。3連敗で今季ワーストの借金7。交流戦負け越しが決まって広島と並ぶ最下位。楽天に抜かれてリーグでも最下位転落に指揮官は「それはやめましょう」と語るにとどまった。
 ▼ロッテ・小林(ドラフト3位は6回にプロ初登板して1回1安打無失点)緊張はしなかった。せっかくもらったチャンスで悔いの残らないよう思い切っていきました。


ロッテ、借金今季最多7…最下位転落
ロッテ・先発の吉見が序盤に崩れ、借金は今季最多の7。3連敗で楽天と入れ替わって最下位に転落した。「最下位? それ(その話)はやめましょう。あと102試合あるわけですから」と西村監督。だが、交流戦の負け越しも決まり、広島と並ぶ最下位に沈むなどベンチには重苦しいムードが漂った。

ロッテが最下位転落
先発が早々と崩れた。ロッテは3連敗で最下位に転落した。開幕10試合以降に限れば2009年9月4日以来となった。
先発の吉見が1回2/3で7安打を集められ、6失点。打線が低調で多くの援護が望めない中、力みもあったのか制球が乱れた。西村監督は「気負いもあると思うが、立ち上がりを抑えてもらわないとゲームにならない」と厳しい表情。左腕は「試合をつくれず、申し訳ない…」と言葉が続かなかった。浮上の兆しがないまま、交流戦の負け越しも決まった。




ロッテ・西村監督、投手陣に「コントロールが悪すぎ」
千葉ロッテは8日、阪神に3対6で敗れた。先発の吉見祐治は1回にマートンの先頭打者本塁打などで2点を先制され、2回には自身の暴投などで4点を失った。打線は6回に大松尚逸のタイムリーなどで3点を返したが、7回以降は1安打に抑えられた。
以下は西村徳文監督のコメント。
「今までは投手陣が試合をつくってくれていたんですけどね。今日の展開だとちょっと厳しいでしょ。コントロールが悪すぎですよ。力みはあると思いますけどね。何とか、立ち上がりを抑えてくれないとゲームにならない」


【ロッテ】3連敗で最下位「吉見悪すぎ」
ロッテが3連敗で、4月17日以来の最下位に転落した。先発吉見が2回途中でKO。序盤から6点を追う厳しい試合展開となった。西村徳文監督(51)は「今は打つ方の状態が良くない。ピッチャーがゲームをつくれないと、今日のようになってしまう。吉見はコントロールが悪すぎた」とコメントした。

ロッテ・吉見、序盤6失点「申し訳ない」
先発が早々と崩れた。ロッテは3連敗で最下位に転落した。開幕10試合以降に限れば2009年9月4日以来となった。
先発の吉見が1回2/3で7安打を集められ、6失点。打線が低調で多くの援護が望めない中、力みもあったのか制球が乱れた。西村監督は「気負いもあると思うが、立ち上がりを抑えてもらわないとゲームにならない」と厳しい表情。左腕は「試合をつくれず、申し訳ない…」と言葉が続かなかった。浮上の兆しがないまま、交流戦の負け越しも決まった。
小林(新人。プロ初登板で1回無失点)
「せっかくチャンスをもらったので、悔いの残らないように投げた」
大松(六回に左前適時打)
「三振で流れを止めたくなかった。外の球に逆らわずに、うまく打つことができた」


【ロッテ】吉見が2回途中6失点でKO
ロッテ先発の吉見祐治投手(33)が2回途中6失点でKOされた。1回、マートンに先頭打者本塁打を浴びた。この回、さらに1点を追加されると、2回には自ら暴投などで4点を奪われた。思いもよらぬ大乱調に「いきなりの失点。試合をつくれずに申し訳ない」とコメントした。



【ロッテ】押せ押せノッて6回反撃の3点
ロッテが6回、3点を奪って反撃を開始した。無死満塁の好機で金泰均内野手(29)の押し出しの四球で1点を返すと、大松尚逸外野手(28)の左前適時打、福浦和也外野手(35)の犠飛で追加点を挙げた。2点目をたたき出した大松は「押せ押せだったので、とにかく三振で流れを止めたくなかった。外のボールに逆らわずに、上手に打つことができた」とコメントした。



【ロッテ】ドラ3小林が初登板で無失点
ロッテのドラフト3位小林敦投手(25=七十七銀行)がプロ初登板を果たした。6点を追う6回、3番手としてマウンドに上がった。マートンに二塁打を許したが、打者4人を1安打に抑え、無失点に切り抜けた。「緊張というより、久しぶりに投げられたのがうれしかった。せっかくチャンスをもらえたので、悔いの残らないように思い切り腕を振った」と振り返った。



西村監督が指令「千葉で勝て」
ロッテ西村徳文監督(51)がホーム必勝指令を出した。ここまで6敗2分け。本拠地での交流戦で勝ち星がない。指揮官が「千葉で結果が出ていない。交流戦は(本拠地で)残り4試合だが、とりあえずは明日。何とかしないと」と厳しい口調。8日の先発予定は吉見。今季の阪神は左腕を苦手とし、吉見も5月25日の甲子園で勝利を収めている。連敗ストップを託された左腕は「いいプレッシャーですね」と照れ笑いを浮かべながらも、手応えをのぞかせていた。



高浜に続いて…阪神戦前にロッテ・今岡が抹消
ロッテ・今岡誠内野手が8日、出場選手登録を抹消された。今季、開幕から1軍スタートした今岡は、指名打者や代打として13試合に出場し、23打数3安打、打率・130。7日に登録を外れた高浜に続いて、この日からの古巣・阪神戦を前に無念の2軍落ちとなった。青山総合コーチは「野球に取り組む姿勢など若手にいいお手本を見せてくれていたが、こういうチーム状況なので、仕方がない」と話した。



ロッテ、藤岡を1位指名へ 東洋大のエース左腕
ロッテの石川晃球団運営本部長は8日、今秋のドラフト会議で東洋大の左腕、藤岡貴裕投手を1位指名する方針を固めたことを明らかにした。
藤岡はこの日、東京ドームでの全日本大学野球選手権で福岡大との2回戦に登板し、19三振を奪った。この試合を視察した石川本部長は「どの球団に行っても(先発)ローテに入る投手」と絶賛した。近日中に行われるスカウト会議で、1位指名を最終決定する方針。


東洋大・藤岡 大会最多タイ19奪三振 日米15球団が視察
東京ドームと神宮球場で1回戦2試合と2回戦5試合が行われた。東洋大は今秋ドラフトの目玉、藤岡貴裕投手(4年)が、福岡大相手に大会最多記録に並ぶ19奪三振の快投。既に1位指名の方針を固めているロッテの球団幹部の前で圧倒的な実力を披露し、連覇へ向けてスタートを切った。また、近大工学部の久保田高弘投手(3年)が、名桜大戦で大会史上6人目の無安打無得点試合を達成した。
今大会の主役である藤岡が鮮やかな奪三振ショーで幕開けだ。これまでの自己最多だった15を上回る19奪三振。「そこまで取れると思っていなかったので意識はなかった。タイ記録に並べたのは自信になった」。東海大・菅野、明大・野村の「ビッグ3」のうちの2人が欠けた大会で、いきなり輝きを放った。
序盤は力みからボールが浮き、3回は2死からいずれも詰まらせながら3連打を浴びて先制点を与えた。4回にも味方のミスから失点。それでも左腕から繰り出す最速147キロの直球とスライダーを軸に5回まで15のアウトのうち、4者連続2度を含む13個を三振で奪い、観衆の度肝を抜いた。
「きょうはスライダーが一番良かった。(神宮に比べて)東京ドームはマウンドが高い分、腕を振り下ろせば曲がる」。スライダーで奪った三振が9個。マウンドの傾斜を利用し、鋭角に落ちる決め球はいつも以上に威力を増した。福岡大の打者はことごとくボールゾーンの球に手を出した。
ネット裏には日米15球団が視察に訪れ、今秋ドラフトで藤岡を1位指名する方針を固めたロッテは5人態勢でチェック。石川晃球団運営本部長は「一つ一つの球が一級品。最終決定じゃないけど、1位指名の方針は固まっている」とあらためて能力の高さを認め、近日中にも1位指名を正式に表明する見込みだ。
この日は、高橋昭雄監督の63歳の誕生日。逆転勝ちでの辛勝に「勝ててホッとしてる。優勝を目指します」と勝利をプレゼントできたことを喜んだ。前回大会のMVP左腕が、頂点を目指して力強く第一歩を踏み出した。
 ◆藤岡 貴裕(ふじおか・たかひろ)1989年(平元)7月17日、群馬県生まれの21歳。桐生一では3年春のセンバツ出場。東洋大に進み、3年春のリーグ戦で3試合連続完封を含む6勝。昨夏の世界大学野球選手権ではキューバ戦に先発するなど、主力として活躍した。リーグ通算は41試合で21勝8敗、防御率1・39。1メートル83、85キロ。左投げ左打ち。





【虎さん目線】
真弓監督が荒治療、城島外し&金本7番で勝った…阪神
不振にあえぐ打線がウソのようだった。初回、マートンが4月12日の開幕、広島戦(甲子園)以来の先頭打者アーチで勢いをつけると、2回には鳥谷、新井貴に連続適時打が出るなど6安打を集中し、4点を奪取。一気に主導権を握った。
「点が取れましたね。マートンが勢いをつけた? もちろん」。2桁借金のチームを立て直すべく、真弓監督は荒療治を行った。この日、35歳の誕生日を迎えた打撃不振の城島を、阪神入団後初めて2試合連続で先発から外した。金本の打順も今季初めて7番に下げた。
キャンプ中から内野だった平野を、今季初めてスタメンの中堅で起用。好調なオリックス・岡田監督が7日に「やっぱり(1、2軍の入れ替えなどで)刺激を与えんとな」と皮肉たっぷり話していたが、意地を見せた。
今季最多タイの13安打、20試合ぶりに3点差以上の勝利。しかし、3回以降は打線が沈黙し、先発のメッセンジャーも5回0/3で降板。6回から榎田を、9回も球児を投入せざるをえない継投策で、逃げ切った。内容は苦しかった。


阪神が序盤に猛攻で3連敗でストップ
阪神が連敗を3で止めた。一回にマートンの先頭打者本塁打とブラゼルの適時打で2点を先制。二回にも、鳥谷の2点三塁打や新井貴の適時打などで4点を加えた。
先発のメッセンジャーは6‐0の六回、突如の乱調で2点を失い降板。無死満塁から救援した榎田は犠飛で3点目を失ったが、好投でピンチを乗り切った。八回は小林宏が古巣を三者三振切り。九回は藤川が締めて今季11セーブ目。通算166セーブは歴代7位タイとなった。
今季初の1試合4安打したマートンは「チームの状態はよくないけど、自分たちは力強く戦っていく」と力強く誓った。
ロッテは3連敗でリーグ戦は楽天と入れ替わり、交流戦は広島と並びダブル最下位となった。

【阪神】2回猛攻9人!連敗ストップ





虎・マートン、今季初4安打や!先頭弾や!
待ちに待った久々の虎祭りや!! 阪神のマット・マートン外野手(29)が、ロッテ戦で先頭打者弾を含む今季初の4安打と大暴れ。虎のリードオフマンに触発された虎打線は13安打で一気に試合を決めた。連敗も3でストップ。まだまだ借金10で最下位だが、この勢いで大逆襲や!!
幕張名物の打ち上げ花火よりも、虎党を心躍らせる一発だ。チームの窮地を救う先頭打者弾。湿りっぱなしだったダイナマイト打線に、マートンが火を付けた。
「打てる球がきたので、しっかり叩くことができた。早い回にチームが点を取れて、相手投手に重圧をかけられた。初回から点が入って、いい勝利だった」
初回、先発・吉見にわずか3球で先制パンチを見舞った。2ボールからのスライダーを、最後は左手一本で左翼スタンドに運んだ。チームに8試合ぶりの先取点をもたらす4号ソロは、20試合&83打席ぶりの会心の一撃。開幕戦に続く通算4本目の先頭打者アーチで、猛虎ナインの闘争心を呼び起こした。
二回一死一、二塁では右前へはじき返し、鳥谷、新井の連続適時打をおぜん立て。さらに四回に右前打、六回に右翼線二塁打と止まらない。「(サイクル安打は)意識してなかったよ」と、三塁打は出なかったが、今季初の4安打に声も弾んだ。
絶対に落とせない一戦だった。借金が今季ワースト「11」。負ければ、「12」となるが、ここからクライマックスシリーズに進出したチームはない(08年のオリックスが「11」で2位になったのがワースト)。そこで打てる手は打った。前日7日は甲子園で主力野手全員参加の練習を敢行後に千葉移動。さらに平野を今季初めて中堅に配し、右の代打の切り札の関本を先発起用した。これまでの禁を破り、今季3勝13敗1分と苦手にする左腕先発攻略にかけた。そんな首脳陣の執念に、選手がバットで応えた。
かみ合わなかった打線がつながった。「平野が続いてくれたのがよかったよ」。M砲は初回の先制弾後に、2点目の足がかりになる中前打で続いた2番の働きに目を細めた。11試合ぶりの2けた安打で交流戦最多の6得点。打の力で連敗を3で止めた。
思い返せば、同じ5月から低迷した2007年、反攻の出発点は千葉だった。借金「9」で迎えた6月16日、5点を追う九回に一挙9点を奪って逆転勝利。そこから一時は首位にまで上りつめ、3位でCSキップをつかみ取った。狙うはその再現だ。
「チーム状態はよくないけど、先は長い。この勝利で勢いに乗っていきたいね」
09年のロッキーズ時代に借金「12」を跳ね返してプレーオフに進出した経験が、助っ人砲の言葉に力を与える。今宵はエース成瀬を打ち砕く。高い壁を越えてこそ、道が開ける。 


先頭弾の阪神・マートン「早い回で点が取れて良かった」
阪神は8日、QVCマリンでの千葉ロッテ戦に6対3で勝利し、連敗を3で止めた。初回にマートンの通算4本目の先頭打者ホームランで先制すると、ブラゼルのタイムリーで加点。2回にも鳥谷敬、新井貴浩のタイムリーなどで4点を奪った。マートンは5打数4安打の活躍。また、先発のメッセンジャーは6回途中3失点で今季3勝目を挙げた。
以下はマートンのコメント。「初回から良い形で点が入り、チームの勝利につながった。(初回のホームランは)打てる球が来て、それをしっかりとたたきました。早い回で点が取れて本当に良かったです。チーム状態は良くないですが、先は長いので、これからは良い形で戦いたいです」

マートン先頭弾含む4安打 連敗3で止める
阪神・マートンが通算4本目の先頭打者弾
【阪神】マートン先頭打者弾!吉見ガ~ン



阪神・ブラゼル、初猛打ショー!
幕張の浜風を感じた瞬間、体がうずく。顔にも余裕が表れ、バットも素直に出る。殊勲は阪神・マートンだが、この男の復調もデカい。ブラゼルが“庭”で今季初の猛打賞だ。
「積極的にいっただけ。みんながいい形で試合に入れたよ」
一回。M砲の先頭打者弾で先制してなおも一死一、二塁。マウンド上で冷や汗を流す左腕・吉見にさらに襲いかかった。
外角の緩いカーブ。待ってました、とばかりに軸足にしっかりと体重を乗せ、右前に弾き返した。チームにとって、実に4試合&31イニングぶりとなる適時打。二回二死一塁も右前打。九回二死一塁では投手強襲安打を放ち、今季最多タイの13安打目をマークした。
「僕はどちらかというと、験を担ぐタイプだと思う。バットの色もそうだし、食べ物も。身につけている道具もそうかな。ヒットが出なかったら変えることが多いし、ヒットが出れば同じ。日本人と似ていると思う」
得意の舞台に胸が躍っていた。この日こそ、一発はお預けだったが、阪神移籍後の2009年から昨季まで4試合すべてで本塁打を放っていた。タテジマに袖を通して以降の相性が打率・421、5打点、4本塁打とさらに上昇。ラニー夫人(28)と近隣のステーキハウスで景気づけした前夜の効果がさっそく出た。
BM砲が元気なら、打線がつながる。9日もロッテ先発の成瀬に牙をむく。

【阪神】ブラゼルが2点目「積極的に」



阪神・鳥谷、つないだ2点三塁打!
ドン底からの浮上へ。やはりクリーンアップが打たないと始まらない。チームリーダーが打たないと、始まらない。一挙4得点で、試合の流れを一気につかんだ二回。阪神3番・鳥谷の激走、2点適時三塁打が、“眠れる虎”に勇気を与えた。
「(相手の)ミスの後だったし、何とか(したい)という気持ちが強かったです。ファウルで粘れたのがよかった。いい感じで打てました」
大きい一打。一回は2点を先制も、続くチャンスを併殺で潰していた。二回も3連打で満塁としたが、2番・平野が凡退して二死。また好機を逃したら…。嫌な予感が漂う中での打席だった。
暴投で労せず1点を奪い、なお二、三塁。フルカウントから2球粘り、スライダーを左中間へ弾き返した。2走者を迎え入れると、迷わず二塁ベースを蹴った。吉見をKOする千金三塁打。続く新井の適時打で6点目のホームも踏んだ。これで交流戦初、今季3度目のクリーンアップ全員打点。もちろん全勝だ。
真弓監督が、「(主軸に)少しずつ当たりが出てきたかな」とホッとひと息つけば、鳥谷も「クリーンアップが打つと勢いづく? というより、先に点を取れれば、試合を優位に進められますから」と力強く話した。
打率・242。3割100打点の昨年から一層の飛躍を期待された今季だけに、物足りない。5月15日には右人さし指の爪を裂傷し、戦線離脱。復帰後も8試合で29打数6安打(打率207・)1打点。チームも2勝6敗だ。ただ6日のオリックス戦(甲子園)で2安打1打点と兆しを見せただけに、この3戦連続安打、2戦連続打点は、非常に明るい材料だ。
千葉入りした前夜は、自主トレを共にする井口らと会食。互いに苦しむチーム同士のリーダー。他愛ない会話でも、“師匠”との時間は、大きな刺激となる。気持ちをリフレッシュし、そして、まずは結果を出した。
「上向き? アウトのなり方もよくなってきているんで。またあした、がんばります」
9日は成瀬が相手。本当に虎が浮上できるか、試される一戦だ。3番・鳥谷の働きなくして、球界屈指の左腕の攻略はありえない。

【阪神】鳥谷の適時三塁打で2点追加



虎・小林宏、古巣ロッテ斬り!完全復活予感
懐かしいマリンの風が心地いい。右翼席からは思わぬ大歓声と拍手が出迎えてくれた。阪神・小林宏が2試合続けての3者連続三振。華々しく“凱旋登板”を飾った。
「(歓声は)集中していて、あまり聞こえなかったんですが…。でも、もっとブーイングが来ると思っていたのでうれしいことですね」
3点リードの八回、先頭の井口、金泰均には縦に鋭く落ちるスライダーでバットをクルリ。最後の大松は低めにフォークを投げ、簡単に空転させた。13球で圧倒。これで前回6日のオリックス戦(甲子園)からは6連続三振となった。「追い込んでからは思っていた通りに落とせた」と少しだけ手応えを口にした。
大きな期待を背負い、入団したFA右腕。しかし、ここまで救援失敗は5回を数え、3敗を喫している。5月上旬には「まだ寝られない日はない」と語っていたコバヒロだが、最近ではチームメートから精神的なストレスを心配する声も上がっていた。単身赴任の身。ホテル暮らし。心労が大きいことは想像に難しくない。千葉遠征は数少ない癒しのひとときだ。前日7日に久しぶりに同県内の愛する家族が待つ自宅に戻った。英気を養い、文句なしの快投につなげた。
「たくさんチームに迷惑をかけているので。まだまだです」。クールな男は表情を引き締めた。失った信頼は必ず取り戻してみせる。


小林宏、古巣相手に好投
阪神の小林宏が昨季までの本拠地で好投した。
今季ロッテからフリーエージェント(FA)で加入した右腕は6-3の八回から3番手で登場。交代が告げられた直後にはロッテファンが沸き、拍手が送られた。だが「集中していたので聞こえなかった」と3番の井口から3者連続三振。セットアッパーの役割を完璧に果たした。小林宏は「ブーイングがあると思ったけど、拍手をもらえてよかった」と満足そうに話した。


【阪神】小林宏に古巣が大歓声
阪神小林宏投手(33)が8日、古巣ロッテ相手に初登板し、クリーンアップを3者連続三振に打ち取り“恩返し”した。8回にマウンドに上がる際、ロッテファンからも大きな歓声がわき起こった。
「もっとブーイングがあるかと思ったんですけど、うれしいことです」
声援を意気に感じ、井口、金泰均はスライダー。大松を131キロフォークで三振に打ち取ると、再び球場が大歓声に包まれた。不調で勝利の方程式を外れていたが、この日は5月17日オリックス戦(京セラドーム大阪)以来の勝ちパターンでの登板。慣れ親しんだマウンドで再出発となった。

声援っていうより…『絶不調のコバヒロくんなら逆転も可能!?』っていう期待に沸いただけではないかと。。。( ̄▽ ̄;)



阪神・榎田、ロッテ反撃断つ無死満塁斬り!
もはや虎党は確信している。絶体絶命のピンチこそルーキーの出番なんだ、と。“満塁ストッパー”の誕生だ。
絶好調だった先発メッセンジャーが六回、突然崩れた。2点を失い、なお無死満塁。一発飛び出せば同点の嫌~な空気が球場に充満した場面で、榎田がマウンドに走る。
「(相手打線に)左が並んでいたので、予想はしていました」
並はずれた度胸の持ち主は、福浦に左犠飛を許したが、里崎は三振、代打・伊志嶺は右飛。傷口を最小限に抑えた。
「1点は仕方ないので、その後を切り替えていきました。(大ピンチでは)三振がベストなんでしょうが、1点もダメと思ったら傷が広がるんで…」。落ち着き払った新人は、こうも言った。
「余裕があると考えてしまうんで」。続く七回も三者凡退。試合後、「イニングまたぎはさせたくないんやけどな」と口にした山口投手コーチの心配を吹き飛ばす力投だ。
今季19試合目のリリーフ登板だが、絶体絶命の「満塁」での救援は3度目。暴投などで点を失ったケースはあったが、安打は1本も許していない。先輩救援陣たちが心許ない投球を繰り返してきた中で、何とも頼もしい新人だ。
この日、母校・福岡大が大学選手権に登場も、強豪・東洋大の前に敗れ去った。「負けちゃいましたね」。後輩たちは悔しい思いをしたが、先輩は最高峰の舞台で快進撃を続ける。その勇姿が、励みになると信じて。




阪神・藤川、貫禄11セーブ目「勢いが出る」
阪神・藤川が貫禄の投球で今季11セーブ目。3点リードの九回にリリーフし、アウトをすべて三振で奪った。「3点あればね。とにかく僕らは頑張るしかない。あした(9日)は接戦になると思うし、勝てば勢いが出る。気を引き締めてやりたい」。無失点ピッチは13試合連続となり、防御率は0・60と抜群の安定感。絶対的守護神の存在は頼もしい限りだ。



阪神・藤井彰、嬉しい初勝利「かみ締めたい」
阪神・真弓監督の決断に、結果で応えた。今季5試合目、そして、初めて2戦連続でスタメンマスクをかぶった藤井彰が投手陣を巧みに導き、自身初勝利を飾った。
「(自分がスタメンマスクで)1回も勝っていなかったんで。オリックス戦(6日)もラストチャンスだと思ってやっていた。もう一回、チャンスをいただけて、そこで勝てたことを、かみ締めたいです」
これまでの4戦は城島の“休養日”だった。6日に続き、前日7日の移動日をはさんで再びスタメン。二回一死から4点を導く左前打を放ち、結果を出した。
真弓監督は藤井彰の2戦連続先発だけでなく、内野固定を明言していた平野を中堅に起用し、金本を7番に下げるなど、大胆に動き、連敗を3で止めたが「城島は打撃の状態で? そう」とだけ話しただけで、後は無言。報道陣にほとんど意図を明かさなかった。

先発マスクで移籍後初勝利




【気になる記事】
驚きの成果ソフトB内川塾
内川予備校に生徒殺到! 絶好調ソフトバンクでは新加入の内川聖一外野手(28)が「予備校の先生」として、若手の補習を支えている。打撃の授業を受講する福田が成果を発揮するなど“合格率”は高く、入門者が続々。8日の巨人戦で勝てば、貯金は大台の20。最短11日の交流戦Vに向け、「内川の授業」でさらに打線が厚くなる。
首位打者の「予備校」が開校した。打率3割5分6厘でリーグトップの内川が、首位を走るタカをさらにレベルアップさせるため、自らの打撃技術を惜しみなく若手に伝授している。
「何でも聞いてきてほしいし、しっかり答えようと思う。秀平(福田)が、よく聞いてくる。自分の持っているものが、チームに役立てば、こんなうれしいことはない」。
立花、藤井打撃コーチの指導が「学校の授業」なら、内川は「予備校講師」。その教えはこうだ。
 <1>予習をしっかり 「ベンチから投手のくせ、投げる球を見て、スイングするタイミングをつかめ」と強調する。安打を打つイメージを抱き、打席に入ることが大切という。
 <2>1問目から確実に解け 「早いカウントの時ほど、甘い球がくる。それを逃さずに打つことが大切。積極的に打つことで打率は絶対に上がる」。甘い球を確実に打つ。その確率を上げることが、ヒット量産につながっている。
 特に出席率がいいのは福田だ。ロッカールームで質問したと思えば、ベンチでも打撃について聞く。一緒に食事に行った時には先生(内川)の隣の席にできるだけ座るようにしている。
 福田 もっといろいろなことを知りたい。
常に内川の側にいてアンテナを張っている。立花打撃コーチは「実際に打席に立った選手の話は本当に参考になる。もっと内川に話を聞けばいいんだ」と予備校への入学を推奨した。
39歳小久保はテキストが難解すぎて挫折したという。それでも今宮、城所と入学希望者は続々と増えている。交流戦、パ・リーグともに首位。最強右打者の授業が、圧倒的な強さを誇るタカをさらに底上げする。




潤滑油としてフル稼働=西岡支える通訳新川さん
「自分がチームの一員として違和感なく溶け込めるようにしたい」―。こう語るのは米大リーグ、ミネソタ・ツインズに入団した西岡剛内野手の通訳を務める新川諒さん(24)。ボストン・レッドソックスで岡島秀樹投手らの通訳を経て、今季から西岡選手を担当。3チームを渡り歩く中で投手と野手の立場を知り、「違う視点で物事を見られるので貴重な経験を積んでいる」と話す。
2歳の頃から父親の仕事の関係で米国で生活。小学校6年生のときに帰国し、中学、高校を日本で過ごした後、再び単身渡米して、オハイオ州の大学でスポーツマネジメントを学んだ。大学3、4年でクリーブランド・インディアンスの広報担当部署でインターンとして、小林雅英投手らの通訳を経験。この頃から徐々にメディア対応のノウハウも身につけた。
通訳では、日米の文化の違いを踏まえた分かりやすい説明に気を使う。「マニュアルはなく、正解がないのが難しい。常に学びの姿勢が必要」と新川さん。
日頃から積極的にコーチ、トレーナー、選手らとコミュニケーションを取り、お互いを知る努力を怠らない。「深い相互理解が円滑な仕事につながる。これが選手のためになればと願う」。チームの潤滑油の役割を果たせるよう、フル稼働する日々が続く。
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