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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2012-326≪西岡さんの記事≫

2012年11月21日 06時50分18秒 | マリーンズ2011~15
*******剛くんが正式に阪神へ入団しましたので、剛くんの記事を大々的にUPするのは今回が最後ということで*******



西岡が強虎に変える!日本一へ導く
 来季から阪神に加入する前ツインズの西岡剛内野手(28)が20日、大阪市内のホテルで正式契約を結び、入団会見を行った。契約条件は2年4億円プラス出来高で、背番号はロッテ時代につけた「7」に決定。05、10年と2度の日本一を手にした経験から打倒巨人、そして優勝への条件を口にした西岡。アメリカでの失敗をバネに、阪神を日本一へ導く覚悟を示した。
 早く野球がやりたい、そして勝ちたい‐。ピンストライプのスーツに身を包んだ西岡が発した言葉は、虎の悪しき慣習を吹き飛ばすほどのエネルギーに満ちていた。まるで鋭利なナイフを突き刺すように「味方全員がライバル」と言い切る男。飽くなき勝利への欲求はもちろん日本一の天敵にも向けられる。
 「僕自身は“勝ち”というものにこだわっている選手」と語ったように、視線は日本一への道筋をどうつけるか‐。目の前に大きく立ちはだかるのは巨大戦力を擁する巨人。「非常に戦力が整っているチームだと思います」と前置きした上で「勝ち抜ける戦い方というのはどのチームもある。野球は力があっても試合を落とす。ラグビーとか相撲のように力があれば勝てるものではない」と自信をのぞかせる。
 3年ぶりの日本球界復帰、経験のないセ・リーグでその方策を導き出すことになるが、確かな経験が西岡にはある。プロ3年目の05年、当時最強と呼ばれたソフトバンクとシーズンを通じて互角に渡り合い、プレーオフで撃破した。一昨年は決して下馬評は高くなかったが、主将として3位から日本一へ駆け上がったチームをけん引した。
 金本、城島、藤川がチームを離れた今、現有戦力で“勝ち方”を知る人間は少ない。巨人以外にもライバルはいるだけに「すべての球団と同じモチベーションで戦えることが本当に強いチーム」。近年、巨人戦の後は“燃え尽き症候群”といわれるような敗戦が多い。今季は巨人戦直後の中日戦4試合でわずか1得点と打線が低迷した。
 だからこそ勝ち方を知り、チームを変えられる存在感を持つ西岡は、5位からの巻き返しを図る上で欠かせないピース。他球団に行く選択肢もある中、「いばらの道」とファン、マスコミの厳しい目がある故郷の阪神を選んだ。メジャー挑戦の失敗があるだけに、結果を残さなければ容赦なくたたかれる。逃げ場をなくし、尋常ではない重圧を自らにかけることが再起への道と信じている。
「伝統ある阪神タイガースという球団で思う存分、暴れていきたい」と力を込めた西岡。かつて真弓、今岡ら名選手がつけた背番号7を背負い、退路を断った日本一への挑戦が、始まる。
(デイリー)


阪神西岡入団会見「復活か、終わるか」
 復活か、終わりか-。阪神に入団する西岡剛内野手(28=ツインズFA)が20日、大阪市内のホテルで入団会見に臨み「勝負の年」と再起へ意気込んだ。2年総額6億円(年俸2億円+出来高、契約金含む)で契約。背番号は7。リーグ3位から日本一の下克上をロッテで経験した男が、背水の覚悟で挑む来季、虎を頂点に導く。(金額は推定)
 鋭い目つきには、覚悟が詰まっていた。阪神西岡誕生というめでたい舞台で並べたのは、来季への背水の言葉だった。オファーがあった複数の球団の中から、阪神を選んだ理由。結果が出なければたたかれる。あえて人気球団ゆえの厳しさを求めた。
 西岡 自分の中では、いばらの道を選んだという言い方が正しいのかも分からないです。もう1回復活するのか、そのまま終わっていく選手になるのかという意味では、この1年、2年というのは僕自身の中で分岐点になってくると思うので。
 11年にメジャーに挑戦。意気揚々と海を渡ったが、待っていた現実は厳しかった。1年目にいきなり左足骨折に見舞われるなど不運もあった。出場機会にも恵まれず、プライドを捨て、ツインズとの残り1年の契約を破棄して帰国。自由契約になった際、いの一番に声を掛けてくれたのが阪神だった。「戦力になってくれ」。中村GMにもらった言葉がうれしかった。必要とされることに飢えていた。野球人生を懸ける覚悟を胸に、あこがれの甲子園を舞台に暴れ回る。
 西岡 ロッテでやっているときも甲子園でプレーをしていて、1回でいいからこのチームで、ホームグラウンドとしてやってみたいなと思ったこともあります。風船飛ばすときも六甲おろしが流れれば口ずさんでいました。
 もちろん特別扱いを受けるつもりはない。ポジションはもぎ取る覚悟だ。すでに統一球で練習を開始しており、キャンプ中の2月中旬に予定されている練習試合も出場OK。原点回帰の1年目に懸ける覚悟は並大抵ではない。
 西岡 出る準備をしておくのが選手の役目だと思うし、それこそ(キャンプインの)2月1日の紅白戦に出ろって言われたら、出なければいけないし、そういうところはキャンプまでにしっかり体をつくっておきたい。
 5位に低迷した阪神にとって、精神面でも最高の補強になる。西岡はロッテ時代の10年にリーグ3位からクライマックス・シリーズ、日本シリーズを勝ち抜く“下克上”を経験。諦めないチームの遺伝子を引き継いでいる。球団を阪神に移し、今季ぶっちぎりで優勝した巨人に下克上を挑む。
 西岡 戦力がそろっていても、勝ち抜ける戦い方というのはどこのチームにもあると思いますので。野球がおもしろいところは、力があっても試合を落としてしまう可能性があるところ。
 このままで終わるつもりはない。野球人生を懸ける西岡が、猛虎再建の先頭に立つ。【池本泰尚】

 ◆西岡剛(にしおか・つよし)1984年(昭59)7月27日、大阪府生まれ。大阪桐蔭では3年夏に甲子園出場。02年ドラフト1巡目でロッテ入団。05年と10年の2度、日本一。10年オフにポスティングシステムで米ツインズに移籍したが、今年9月末に契約を1年残して自由契約となった。182センチ、80キロ。右投げ両打ち。

 ◆阪神の背番号7 俊足巧打の好選手が目立つ。金田の通算103三塁打はプロ野球史上3位。並木は60、62年にベストナインとなるなど、リーグを代表する外野手に。クラウンからトレード移籍の真弓は83年首位打者、85年は1番打者ながら34本塁打で日本一に貢献。今岡は03年首位打者、05年打点王と、2度のリーグ優勝の原動力となった。
(日刊)


西岡入団に早くも応援歌準備
阪神に入団する西岡剛内野手(28=ツインズFA)が20日、大阪市内のホテルで入団会見が行われた。
 阪神の私設応援団で構成する「ヒッティングマーチ委員会」が早くも西岡のための新曲作成を検討している。オリジナルの新曲が作られることが確実で、例年は3月中旬に甲子園で行われる、巨人とのオープン戦でのお披露目となるが、今回は新戦力加入に伴う新曲が増えるため2月中旬の練習試合で導入が早まる可能性がある。ロッテ時代の応援歌には「スピードスター」というフレーズが使われており、阪神でもスピード感あふれる曲が用意されそうだ。
(日刊)






その言葉待ってた!西岡、虎第一声は「優勝!」
 優勝したい! 前ツインズの西岡剛内野手(28)が20日、大阪市内のホテルで、阪神と2年契約総額4億円プラス出来高で正式契約し、入団会見を行った。和田豊監督(50)には「優勝したい」と熱い気持ちを伝えたスピードスター。3年ぶりの日本球界復帰となるが、背番号7のユニホームを身にまとい、虎で暴れまくることを誓った。
 頂点に立ちたい-。濃紺スーツの全身からあふれ出た。約50人の報道陣と無数のフラッシュ。その先に西岡が見た景色は『優勝』だ。船出の所信表明。スマートなイケメンは、熱かった。
 「僕は勝ちに、すごくこだわっている選手。阪神タイガースという伝統のあるチームで、思う存分暴れていきたい」
 目標はブレない。これが、西岡スタイルだ。その燃える思いは即、指揮官にもぶつけていた。
 「とにかく優勝がしたいです」-。
 大阪市内の高級ホテルで行われた入団会見前に控室で和田監督と向き合った。虎でのビジョンを語り合う中で、このフレーズには、特に力を込めた。米国で苦汁をなめた。だからこそ、何倍にも膨れあがった熱い感情。和田監督は「本当に野球に飢えている。『とにかく優勝したい』と力強く言ってもらったんで頼もしい思い」と目を細めた。
 ひな壇からは3年ぶりに日本球界に復帰する思いを語った。「正直この2年間、米国に渡って非常にふがいない成績に終わった。力のなさを痛感してまた一からやるんだ、という気持ちになっている」。メジャー2年間で、わずか71試合しか出場できず、通算打率・215。自慢の脚力もアピールできず盗塁も通算2。納得のいかない成績だった。そんな自分が再出発の地として選んだのは、甲子園だ。「(ロッテ時代に)ホームグラウンドとしてやってみたいなと思うことがあった。風船飛ばすときも六甲おろしが流れるときも口ずさんでいました」。
 打って、守れて、走れる万能プレーヤー。スイッチヒッターというのもセールスポイントだ。西岡の「1番・二塁」を描く和田監督からも「スピード感があって3拍子そろった何でもそつなくこなす選手。劣勢の時でもワンプレーで流れを変えてくれる選手」と最大級の評価を得た。だが、甘えはない。チーム内競争も大歓迎だ。
 「本当に燃えている。すべての人がライバル。二塁、遊撃というポジションの中で競争したい」。不動の遊撃手・鳥谷もライバル。望む場所は実力で奪い取る。
 地元・大阪出身。活躍すれば称賛されるが、ダメなら…。阪神の注目度の高さは小さいころから知っている。
 「イバラの道を選んだという言い方が正しいかもしれない。もう一回復活するのか、そのまま終わっていくのか。この1、2年は分岐点になる。しっかり結果を出していきたい」
 背番号7を背負い、阪神の来季8年ぶりVへの使者になる。西岡の新たな挑戦が始まった。

★両打ちは松永以来20年ぶり
 スイッチヒッターの西岡が阪神に加入。虎の主力で両打ちは、松永浩美(1993年)以来、来季20年ぶり。確かに打線に革命を起こしてくれそう。過去に加藤博一(76年~82年)、大野久(85~90年)、高橋慶彦(91~92年)がいる。他球団を見渡すと、現役でスイッチヒッターは、藤井淳志(中日)、金城龍彦(DeNA)、内村賢介、松井稼頭央(以上楽天)、赤田将吾(オリックス)、熊代聖人(西武)がいる。
(サンスポ)


西岡「二塁打を三塁打に」虎入団会見でアピール
 前ツインズの西岡剛内野手(28)は20日、大阪市内のホテルで行われた阪神への入団会見。虎に対する思いや来季にかける意気込み、また大阪桐蔭高の後輩でドラフト1位で入団した藤浪晋太郎投手(18)に対するメッセージなどもユーモアを交えて語った。
 
(テレビインタビュー)
 --今の気持ちは
 西岡 「何球団か、お話をいただいて、正直すごい悩みました。でも阪神タイガースというチームが僕の中ですごい魅力ありました」
 --背番号の提示は
 「7番という背番号を提示していただいたが、本当に歴代、つけてこられた先輩方の名前を汚さないように、僕自身、しっかり結果を出していきたいなと思う」
 --3年ぶりの日本復帰で気持ちの高ぶり
 「開幕まで、まだ期間はありますが、今やれるべきことは多々ありますし、早くユニホーム着て野球をやりたいと思いますね」
 --メジャーの経験をどう生かす
 「タイガースという球団は本当に伝統があります。去年までは金本さんだったり、本当にいいチーム作りをしてこられた方だと思いますし。僕自身、阪神タイガースは1年目。新人の気持ちでやっていきたいと思います。受け継がれてきたものを取得して、阪神タイガースの一員になれたらいいなと思う」
 --地元大阪でタテジマのユニホームを着て巨人と戦う
 「敵チームは、ジャイアンツだけじゃないので。でも、一番チーム力というか、常に優勝争いするチームだとは思うので」
 --大阪桐蔭高の後輩、藤浪も入団するが
 「あいさつぐらいでしか会ったことがないですが、本当に自分を持った選手だなと、後輩ながらすごいいい投手だなと思います。プロの世界に入って本当にビックリすることも多々あると思いますけど、思い切ってね…。僕も新人の気持ちでやりますので。阪神タイガースに入って1年目というのは変わらないので、話す機会があるのであれば、一緒に戦っていきたい」

 (続けて)
 「その他にも、内野手でいうと鳥谷さんであったり、桧山さんといった上の方もいてるので、そういう方の声も聞きながら、チームに溶け込んでいきたいと思う」

 (囲み取材で)
 --タイガースの一員になる夢がかなった
 「他の選手とはキャンプインしたときに顔合わせをする。そこでファンのみなさんとも顔合わせるし、本当に興奮してますね」
 --阪神で好きだった選手は
 「最近では断トツに金本さん。昔なら和田監督もセカンドで出られてたので同じ内野手として教えてもらうこと、吸収させてもらうことはいっぱいあるなと」
 --和田監督からはどんな言葉
 「とにかく競争してくれと、その中でしっかりとポジションを奪い取るというと言葉が悪いですが、つかみとってくれという言葉いただきました」
 --ポジションを奪い取るためのセールスポイントは
 「(甲子園は)左中間、右中間が広い球場なので、日本でやってるときも三塁打を多く打っていたので、二塁打を三塁打にできるようなプレーをしていきたい。一つでも前の塁を狙ってとれる野球をしていきたいなと思う」
 --自分ではどういうキャラと
 「まじめにいきますよ(笑)。でも、本当にまじめな選手が多いから暴れてくれというのは、悪い意味ではなくて、いい意味で。やっぱり阪神タイガースのムードというか、雰囲気というのは伝統の中で作られていると思うので、そういうところに溶け込んでいかなければいけない。まず僕の中で最初の仕事だと思っています」

 (続けて)
 「その中で、人間なんで好き嫌いは本当に出てくると思いますし、おもしろいととってくれる人もいれば、チャラチャラしてるととるような人もいると思いますが、それは人間なんでね。僕自身は、常に前を前をという性格をしていますんで…。最後まであきらめないという姿勢で野球をやっていきたいと思いますね」
 --監督が競争といっているが、どこのポジションを想定している
 「ショートは鳥谷さんがずっと守ってきた方なんで、でも、すべての人がライバルだと思っている。ポジションも固定されてないので、やってきたのはセカンドとショートなので、ここ1年はセカンド1本ですけど、セカンド、ショートというポジションの中で僕は競争していきたいですね」
 --なぜストライプのスーツ
 「アメリカから帰ってきて1着しか持ってないので」
 --春キャンプ序盤に実戦があるが
 「2月1日に試合が始まっても出られる状況でやってきたので、しっかり自主トレからやりたい」
 --すぐにやれる
 「(試合に)出る準備するのが役目。紅白をするといわれれば出ないといけないし、目の慣れもありますけど、体は整えて2月1日からいきたいと思います」
(サンスポ)


虎“1年生”西岡、後輩・藤浪と共闘誓う
 前ツインズの西岡剛内野手(28)は20日、大阪市内のホテルで行われた阪神への入団会見。虎に対する思いや来季にかける意気込み、また大阪桐蔭高の後輩でドラフト1位で入団した藤浪晋太郎投手(18)に対するメッセージなどもユーモアを交えて語った。
 西岡は、大阪桐蔭高の後輩でD1位・藤浪晋太郎投手(18)にエールを送った。「(これまでは)あいさつぐらいですが、本当に自分を持った選手だなと。後輩ながらすごいいい投手だなと思う」。
 プロでのキャリアは違うが、虎では同じ“1年生”だ。「僕も新人の気持ちでやる。阪神タイガースに入って1年目というのは変わらない。一緒に戦っていきたい」と後輩へのメッセージも忘れなかった。
(サンスポ)


虎・南社長、西岡のけがは「心配してません」
 前ツインズの西岡剛内野手(28)は20日、大阪市内のホテルで行われた阪神への入団会見に出席した。
 西岡はツインズ時代に、左腓骨骨折、右脇腹痛などのけがに見舞われた。会見に同席した阪神・南球団社長は、現在のけがの影響について「すっかり大丈夫と、報告で出ている。本人もそういっています」と問題なしを強調。「まだ20代で、若いですからそのへんは全然、心配していません」と話した。
(サンスポ)




背番号7・西岡、チャラ男返上「金本魂」受け継ぐ…阪神
 米大リーグのツインズを自由契約となった西岡剛内野手(28)が20日、大阪市内のホテルで阪神と2年総額4億円プラス出来高払いで正式契約を結び、入団会見を行った。背番号はロッテ時代と同じ「7」に決定。「チャラ男」を返上し、今季限りで引退した金本のような正統派のリーダーになると誓った。
 端正なマスクを、よりいっそう引き締めた。「もう、まじめにいきます。人間なんで好き嫌いは出てくると思うし、おもしろいと取ってくれる人もいれば、チャラチャラしていると取る人もいる」。グラウンド内外で話題を振りまいてきた異端児は、優等生への変貌を誓った。
 和田監督は「西岡君のキャラクターを前面に出してもらいたい。持っているものを殺してほしくない」と独特のスター性に期待を寄せたが、西岡は「阪神には伝統がある。金本さんは本当にいいチームづくりをしてこられた方。受け継がれてきたものを習得したい」と断言。その顔に今までの「チャラさ」はなかった。
 「米国で力のなさを痛感して、情けない形で帰ってきた。僕の野球人生の分岐点になる」と熱い決意を口にした。猛虎を大まじめに引っ張っていく。

 ◆西岡 剛(にしおか・つよし)1984年7月27日、大阪府生まれ。28歳。大阪桐蔭高から02年ドラフト1巡目でロッテ入団。05、06年に盗塁王(41、33)。10年には首位打者(3割4分6厘)、最多安打(206)のタイトルを獲得し、リーグ3位からの日本一に貢献。同年オフ、ポスティングシステムでツインズへ移籍した。日本通算817試合出場で打率2割9分3厘、55本塁打、300打点。メジャー通算71試合で2割1分5厘、0本塁打、20打点。182センチ、80キロ。右投両打。
(報知)


西岡 阪神愛「六甲おろし口ずさんでいた」、背番号7
 ツインズを自由契約となり、阪神入りした西岡剛内野手(28)が、大阪市内のホテルで入団記者会見に臨み「伝統のあるチームで思う存分、暴れたい」と誓った。
 2年総額4億円プラス出来高払いで契約し、背番号はロッテ時代の7。ロッテ、オリックスとも交渉した西岡は、熱狂的なファンの存在などを阪神入りの決め手に挙げ、「いばらの道を選んだ。もう一回復活するのか、このまま終わっていく選手になるのか。この1、2年が僕の野球人生の分岐点になる。自分にプレッシャーをかけられる球団はどこかと考えたら阪神でした」と話した。さらにロッテ時代の甲子園での交流戦を振り返り、「六甲おろしが流れれば口ずさんでいました。1回でいいから阪神でやってみたいな、と思ったこともありました」と告白した。
 日本球界復帰は3年ぶりで、セ・リーグでのプレーは初めてとなる。「米国に渡ってふがいない結果に終わった。早くユニホームを着て野球をしたい」と意気込んだ。会見に同席した和田豊監督は二塁、上位打線での起用を示唆し、「チームの雰囲気をがらっと変えてくれると思っている」と期待を寄せた。

 ◆変更 阪神は、俊介外野手(25)の背番号を「7」から「40」に変更すると発表した。
(スポニチ)




西岡会見「六甲おろし口ずさんでいた」
 阪神入りを表明した前ツインズの西岡剛内野手が20日、大阪市内のホテルで入団会見を行った。
 大物内野手の移籍会見に会見場は熱気に包まれた。壇上の席に着いた西岡は、カメラのフラッシュを浴びながら、「どの球団からも熱意が伝わり、すごく悩みましたが、本当に思い切ってプレーできるところはどこか考えたら、タイガースはすごく魅力があった。米国では2年間不がいない成績だったので、また一からやり直す気持ちでいきます。その意味では(中村)GMから声をかけていただき、自分でもプレッシャーをかけていきたい。1年目なので新人のような気持ちです」などと話した。
 大阪出身の西岡にとって、新たな本拠地となる甲子園はまさに子供のころからの夢舞台。タイガース・ファンの存在について問われると、「心強いです。ロッテで甲子園に来た時には、1度でいいからホームとしてプレーしたいと思っていた。六甲おろしが流れた時には一緒に口ずさんでいた。早くプレーしたいですね」と思いを明かした。
(デイリー)




西岡「マジメにやりますよ」会見全文
 阪神入りを表明した前ツインズの西岡剛内野手が20日、大阪市内のホテルで入団会見を行った。
 西岡は会見で次のように語った。

 (午後2時、大阪市内のホテルで会見)
 ‐入団おめでとうございます。
 西岡「ありがとうございます」
 ‐入団を決めた今の気持ちは?
 「自分自身、やっと心の中で。正直、何球団かお話をいただいて悩みましたけど、本当にどの球団も熱意が伝わりましたし、その中で思い切ってプレーできるところが阪神タイガース。自分の中ですごく魅力がありましたし、小さい頃から野球を始めて甲子園、高校野球で甲子園に出るぞというところからプロになって、そこが本拠地となってプレーできるのは本当に幸せなことだと思います」
 ‐中村GMも甲子園の良さを交渉で訴えた。それが決め手となったか?
 「決め手になったというか、本当にチームの力になってくれと。そういう言葉がうれしかったですし、2年間、アメリカに渡って不甲斐ない成績で終わりましたし、自分のカベを突き破るという意味で、自分の力の無さを痛感して一からやるんだという気持ちになっている。その球団はどこかとなったときに、中村GMから声をかけていただき、自分自身にプレッシャーを与えながらやっていきたい」
 ‐すごく悩んだということだが、現在の心境はスッキリしている?
 「もう決断した以上は、来年は伝統ある阪神タイガースという球団で思う存分、暴れていきたいと思います」
 ‐背番号の提示はあった?
 「はい。7番を提示していただいたんですけど、歴代、つけてこられた先輩方の名前を汚さないように結果を出していきたい」
 ‐7番は自身にとってどんな背番号か?
 「本当に来年はこれからの野球人生で分岐点になる年だと思っています。良くなるのも悪くなるのも来年1年が勝負の年。そこでプロに入って初めてつけた7番というのは、初心に戻らせてくれる背番号かなと思います」
 ‐3年ぶりの国内復帰。気持ちの高ぶりは?
 「そうですね。開幕まで期間はありますけど、今やれることは多々ありますし、早くユニホームを着て野球をやりたい」
 ‐メジャーでの2年間の経験をどう生かす?
 「タイガースという球団は本当に伝統がありますし、去年までは金本さんだったり、いいチーム作りをされてきた方がいる。僕は1年目なので新人の気持ちでやっていきたいと思うし、受け継がれてきたものを取得して阪神タイガースの一員になれたらと思います」
 ‐地元・大阪でタテジマを着て巨人と戦う。どんな気持ちか?
 「敵はジャイアンツだけではないんですけど、一番、チーム力というか優勝争いをするチーム。そういうチームに勝っていかなければ優勝は難しくなってくる。そこに集中しすぎず、全試合、同じチームと戦っていくのが近道なんじゃないかなと思います」
 ‐ロッテ時代はため息がうれしかった。それが声援に変わるが?
 「ロッテのときに甲子園でプレーして、一回でもいいからこの球場を本拠地として戦ってみたいと思いましたし、風船飛ばすときも六甲おろしが流れれば口ずさんでいましたし、そういう意味で早くやってみたい」
 ‐大阪桐蔭の後輩・藤浪も入団するが?
 「あいさつくらいでしか会ったことないですけど、自分を持った選手だなと思います。良い投手だと思うし、プロの世界に入ってビックリすることもあると思いますけど、思い切って、僕も新人の気持ちでやるので。タイガースに入って1年目というのは変わらないので、そこは話せる機会があれば一緒に戦っていきたい。内野手で言えば鳥谷さんであったり、桧山さんという上の方もいるので、話を聞きながらチームに溶け込んでいきたいですね」
 ‐ファンへ一言。
 「僕自身は勝ちというものにこだわっている選手ですし、12球団、始まる前は優勝を目指してキャンプインすると思うんですけど、その気持ちが一番、充実して続くことがチームとして優勝争いできることにつながる。阪神タイガースのみなさんと同じ気持ちで戦っていけるようにしっかりやっていきたい。ファンのみなさんには、僕自身がどういうファンか熟知している。活躍していい声援をもらえるように、早くお立ち台に立てるように頑張っていきたい」

 (南球団社長へと質問が移り)
 ‐今の気持ちは?
 南社長「ご存じのように西岡選手は走、攻、守、3拍子そろった内野手ですし、チームに加わっていただけることで、攻守両面に渡って大きな戦力アップになると思っています」
 ‐期待も大きい?
 「そういう点に加えて、地元の関西出身であるとか、まだ年齢も20代というのも大きな魅力かなと思っています」

 (和田監督へ質問が移り)
 ‐大きなピースがタイガースに加わった?
 和田監督「中村GMからいろんな報告を受けていましたが、自分としてはきょうという日を迎えるまで長かったなと言うのが率直な感想。会見の前にもいろいろ話をさせてもらったんですが、本当に野球に飢えているというか、優勝したいということを力強くいってもらったんで、非常に頼もしく思います」
 ‐敵として戦ったこともある西岡の魅力は?
 「スピードがあるというか、何でもそつなくこなす3拍子そろった選手というふうに受け取っている。また劣勢の時でも1プレーで雰囲気、流れを変えてくれるような選手だと思っています」
 ‐期待するところは?
 「チーム内はマジメな選手が多いので、西岡くんのキャラクターを前面に出してもらってね。鳥谷とともにチームを引っ張ってもらいたい」
 ‐上本、新井良ら若手が伸びる中で起用法は?
 「名前が出た選手たちも経験を積んだ上で、西岡くんが来てくれたことでいろんな競争が始まると思いますし、その中で広い甲子園を本拠地とするチームですので、何度も言うようにセンターラインの守りをしっかり構築していくために大きな役割を果たしてくれると思います」
 ‐来年への手応えは?
 「チームが強くなるためには若手の底上げが必要。19日間のキャンプを終えたわけですけども、投手であり、野手であり、1人、2人がポジション争いにからんでくるくらい力をつけた選手がいる。そういう争いを勝ち取った選手が3月29日、開幕戦のグラウンドに立っていると思う。西岡くんの加入で足が使える、躍動感のあるおもしろいチームにしていきたいと思います」

 (囲み取材へ移り)
 ‐甲子園を本拠地にプレーしたいという夢がかなった?
 西岡「選手というのはユニホームを着て、キャンプイン初日に顔合わせをすると思いますし、オープン戦から甲子園を使わせてもらえるんですかね?そこでファンのみなさんともお会いすると思うし、うれしいし興奮している」
 ‐阪神に決めた一番の要因は?
 「交渉したどの球団からも熱意が伝わってきてすごく感謝していますし、その中で阪神タイガースを選んだのは甲子園でプレーしたいという気持ちがありましたし。中村GMと話をした中で、戦力になってほしいと言われ…。やっぱり選手は必要とされるところでプレーするのが一番ですから」
 ‐阪神で好きだった選手は?
 「金本さん。最近で言えば金本さんですし、昔の選手で言えば和田監督がセカンドで出られていたので、同じ内野手として吸収させてもらえることはいっぱいあると思います」
 ‐監督からはどのような声をかけられた?
 「とにかく競争してくれと。その中でポジションを奪い取るというか、つかみ取ってくれと。僕自身、燃えてるというか他にもいい選手がいるというのは知っている。チーム内にライバルがいるということは、チームとして強くなっていく最大の要因だと思うので良いことだと思います」
 ‐他のライバルに負けないようなセールスポイントは?
 「右中間、左中間が広い球場なので、日本でやっているときも三塁打を多く打てていた。二塁打を三塁打にできるように、一つでも前の塁を取れるようにプレーしていきたい」
 ‐活躍できなければたたかれるプレッシャーもある?
 「僕自身はイバラの道を選んだというのが正しいかもしれない。と言うのはやっぱりアメリカに挑戦して自分の力の無さを痛感して帰ってきて、来年というのはもう一回復活するのか、そのまま終わっていく選手になるのかの分岐点。甘えることなくもう一度、プレッシャーをかけられる球団がどこかと考えたときに阪神タイガースだった」
 ‐和田監督がキャラクターと言っていたが?
 「マジメにやりますよ(笑)マジメな選手が多いから暴れてくれというのは、良い意味でね。野球というのは9人だけでなく、ベンチにいる選手も含めて1年間戦っていく。タイガースのムード、雰囲気は作られているので、溶け込んでいかないといけないのが僕の最初の仕事。その中で人間なんで好き嫌いは出てくると思うし、面白いと取ってくれる人もいれば、ちゃらちゃらしてると取られることもあると思う。自分自身が前へ前へという性格をしてますんで。試合で3三振しても、次に第4打席が回ってくる可能性が高い。前を向ける雰囲気を自分の中で持って、あきらめない姿勢でやっていきたい」
 ‐遊撃には鳥谷もいるが、どこを想定してポジション争いをするか?
 「ショートは鳥谷さんがずっと守ってきたので。ただ全選手がライバルだと思っていますから。まだポジションも固定されていないですし、その中で今までやってきたのはセカンド、ショート。この2年間はセカンド1本。セカンド、ショートで競争していきたいと思います」
 ‐巨人というチームの印象は?
 「非常に戦力がそろっているチーム。でも戦力が整っていても、勝ち抜ける戦い方というのはどのチームもある。野球が面白いのは力があっても試合を落としてしまうスポーツ。ラグビーとか相撲のように力があれば勝てるというモノではない。ジャイアンツというのを目指してセ・リーグはやってくると思う。でも戦うチームはあと4球団ある。ジャイアンツに勝ち越しても他の球団に負け越せば優勝は遠ざかる。すべての球団と同じモチベーションで戦えることが本当に強いチームだと思います」
 ‐ストライプのスーツは阪神に合わせた?
 「いや、アメリカから持って帰ってきたのが一着しかないので(笑)」
 ‐渡米していた2年間で統一球に変わった。その印象は?
 「今、日本に帰ってきてからずっと使っていますが、僕が日本でやっていたときとはだいぶ印象が違うと感じた。でもアメリカにいたときもぜんぜん飛ばないボールでしたし、深くは考えていない。もともとホームランバッターではないですし、距離を考えて打席に立つこともない。ただ慣れていくことは必要だと思いますね」
 ‐土のグラウンドで守る印象は?
 「人工芝と違ってバウンドも変わりやすい球場だと思いますし、内野手としては難しいグラウンドの一つかと思います。日本の球団がこれだけ人工芝のグラウンドが増えてきて…。でも土のグラウンドに慣れれば人工芝がもっと楽になると思いますし、不安はないですけど課題だなとは思っています。僕自身、メジャーでも土のグラウンドでいっぱいミスを犯してきた。課題になってくるとは思うけど、思い切りやりたいと思います」
 ‐先の話になるが、2月中の実戦にも出る?
 「毎年、2月1日から試合があっても出られるように準備してきたので。それは変わりなく、1月の自主トレからやっていきたい。出る準備をしておくのが選手の役目だと思いますし、選手として準備をしておかないといけない。目の慣れとかも多少出てくると思うので、結果どうこうじゃなく調整として準備はしていこうかと思います」
(デイリー)
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