【パ・リーグ 西武6―3ロッテ ( 2017年7月12日 メットライフ ) 】
「投手が1人でも出てきてくれたら」/伊東監督
今季7度目の4連敗で前半戦を終えたロッテ伊東勤監督のコメント。
「投手が1人でも出てきてくれたら、球宴明けの戦力となって流れが作れると思ったが…。結果に結びつかないのは全部、私の責任。少しでも後半、返していくしかない」。
ロッテ山室社長「しょうがない」後半巻き返しに期待
最下位に低迷するロッテの山室晋也球団社長(57)が12日、後半戦の巻き返しに期待した。
都内ホテルで行われたオーナー会議に出席後、この日で終了する前半戦を総括。「結果はその通り(最下位)。しょうがない。後半戦、どう戦っていくかに尽きる。4月、5月の状況よりは徐々に改善している。試行錯誤を繰り返しながら、必死に戦っているのが現状。プロとして、応援してくれるファンを裏切らない試合を最後までやらないといけない」と話した。
後半戦へ向けたテコ入れ策を聞かれると「後半戦や来年に向けて、いろいろ話はしている。(具体的には)お話できるレベルじゃない」と答えた。
ロッテ26年ぶり借金30「全部私の責任」伊東監督
ロッテは今季7度目の4連敗で前半戦を終えた。借金は91年以来となる30に膨らんだ。
1カ月半ぶり先発の関谷が4回もたず、4失点で降板。打線は4回以降1点ずつ返し、1点差まで詰めたが、救援陣が終盤に引き離された。
関谷の2回の3失点は、1死走者無しで出した四球からだった。伊東勤監督(54)は「四球から。先頭打者は打ち取っても、2人目の打者に与えた。久しぶりの先発は関係ない。ここに投げることは分かっていた。投げる以上は、自分の球を出してくれと言っていたが」と嘆いた。
さらに「結果に結びつかないのは、全部、私の責任。少しでも後半、返していくしかない」と続けた。
ロッテ関谷4回途中4失点「力になれなくて悔しい」
ロッテ先発の関谷亮太投手(26)は、3回1/3、6安打4失点だった。
2回1死から四球と3連打で3点を先制された。4回には、金子侑にソロを打たれた。
今季2度目の先発で責任を果たせず、「チャンスをもらって先発させていただいたのに、このようなピッチングで申し訳ないです。それだけですね…。チームの力になれなくて悔しい。申し訳ありません」と話した。
ロッテ・パラデス適時二塁打「次は1発打ちたい」
ロッテのジミー・パラデス内野手(28)が適時二塁打を放った。
1-4の5回2死一、二塁で、西武ファイフの真っすぐを捉え、右翼線二塁打で1点を返した。「3点負けている状況。正直、1発狙っていた。カウントが3ボールだったので狙い球を絞って積極的に打ちにいったよ。1発とはならなかったが、最低限の仕事が出来たね。次は1発打ちたいデス」と話した。
ロッテ LINE「イケメン5スタンプ」
ロッテは12日、マリーンズ公式LINEスタンプ第3弾として「2017マリーンズ・イケメン5スタンプ」の発売を開始した。
今回は、17日のオリックス戦(午後2時試合開始、ZOZOマリン)にスーパーレディースデーが行われるのを受け、2017年に女性ファンが投票したマリーンズ・イケメン5の1位荻野、2位佐々木、3位吉田、4位平沢、5位成田がスタンプになった。全8種類。
(以上 日刊)
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ロッテ 球団ワースト球宴前借金30 球団社長は配置転換に含み
ロッテは4連敗で前半戦を終えた。借金30は、球宴前としては球団ワースト記録。伊東監督は「結果が結びつかない。全部私の責任です。選手は一生懸命やってくれている」と口を真一文字に結び、後半戦に向けて「全員が頑張るしかない」と締めた。
オーナー会議に出席した山室晋也球団社長は、前半戦を「結果の通りなのでしようがない」と総括。「今季後半、来季へ向けて構想段階では考えていますが、話ができるレベルではない」と言葉を選びながら、配置転換などについて「あらゆる可能性は否定しない」と含みを持たせていた。
【パ監督総括】梨田監督「森原、高梨が助けてくれた」伊東監督「開幕カードが全て」
【パ・リーグ監督総括】
▼楽天・梨田監督(新人の)森原、高梨が助けてくれた。茂木が抜けたが、島内が何とかやってくれている。前半戦は日程にも助けられた。後半戦にツケが回ってくるのは覚悟している。
▼ソフトバンク・工藤監督 上林、甲斐はイメージした成績より、はるかにいいものを出した。開幕から飛ばした内川も大きい。どこにも負けない強い気持ちで後半戦も戦う。
▼西武・辻監督 先発が問題だったけど、佐野や岡本が頑張ってくれた。中継ぎ陣も貢献してくれた。目の前の試合に勝つためにどうするか考えるようになって、成長してくれたかなと思う。
▼オリックス・福良監督 連勝と連敗を繰り返し、苦しい戦いが続いた。投手陣が抑えても点が取れなかった。吉田正(の離脱)が長かった。(鬼と仏の割合は)半々じゃないか。
▼日本ハム・栗山監督 本当にただ、ただ、責任を感じている。故障があっても力のある選手がいると思っている。できる準備を全力でして、全力でプレーし続ける、その積み重ねしかない。
▼ロッテ・伊東監督 開幕カードで3連敗を喫したことが全てだった。常に負け越した状態で焦りのある戦いになってしまったし、故障や不振で投打の柱が欠けたのも痛かった。
(以上 スポニチ)
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ロッテ・関谷、制球乱れ2敗目「チャンス頂いたのに、申し訳ない」
ロッテの2年目の関谷は将来への期待もあり、5月28日以来、今季2度目の先発マウンドを任されたが、四回途中まで4失点で降板した。4四球と制球面の課題を克服できずに2敗目を喫し「チャンスを頂いたのに、申し訳ない」とうなだれた。
借金は前半戦を終えて30に膨らんだ。伊東監督は「みんな(の調子)が落ちている。全員で頑張るしかない」と後半戦に向けて巻き返しを誓った。
ロッテ、イケメン5スタンプ発売 荻野、佐々木、吉田、平沢、成田がスタンプに
ロッテは、公式LINEスタンプ第3弾として「2017マリーンズ・イケメン5スタンプ」を発売した。今回は17日のオリックス戦(ZOZOマリン、午後2時開始)でスーパーレディースデーが行われるのを受けて2017年に女性ファンが投票したマリーンズ・イケメン5(荻野、佐々木、吉田、平沢、成田)がスタンプになった(全8種類)。
▽タイトル 2017マリーンズ・イケメン5スタンプ
▽価格 LINE STORE 120円、スタンプショップ(LINEアプリ内) 50LINEコイン。
▽購入方法 LINE STORE http://line.me/S/sticker/1240322、LINEスタンプショップ LINEアプリ内のスタンプショップから「千葉ロッテマリーンズ」で検索し、[クリエイターズ]タブから購入。
【パ指揮官 前半戦を総括】
楽天・梨田監督「日程に恵まれたが、これからが大変」
楽天・梨田監督
「試合消化が少なく、日程に恵まれたが、これからが大変。茂木、ペゲーロの1、2番がチームを引っ張ってくれた」
ソフトバンク・工藤監督
「みんなで1つになって、たくさんの貯金もある。(故障者多数も)若い人がチャンスをつかんでくれた」
西武・辻監督
「先発(投手)が少なく不安だったが、投手陣の踏ん張りに感謝。いかに目の前の試合に勝つか選手が考え、成長した」
オリックス・福良監督
「5月の大きな負け越しが借金生活につながっている。なんとか早く(勝率)5割に戻したい」
日本ハム・栗山監督
「ただただ、責任を感じている。けが人はいても、力のある選手はいる。こうなっているのは僕の責任」
ロッテ・伊東監督
「(後半戦再開まで)間が空くので練習も含めて、立て直す。1つでも、借金を返していかないと」
(以上 サンスポ)
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【ロッテ】山室社長、てこ入れ構想「考えている」…前半戦で自力CS進出の可能性消滅
ロッテ・山室球団社長は、前半戦で早々と自力CS進出の可能性が消滅した現状を「(誤算の)ひとつには外国人の問題もあるし、歯車がそこで狂って、すべてが悪い方向にいってしまった。ひとつのほころびが総崩れになった」と分析した。
組織改革や配置転換などてこ入れの可能性について「後半、来シーズンに向けて構想段階では考えている。あらゆる可能性は否定しないけど、お話しできるレベルではない」と語るにとどめた。
【ロッテ】今季7度目の4連敗で借金30…伊東監督「全部俺が責任取る」
ロッテは先発の関谷が4回途中4失点で主導権を渡すと、今季7度目の4連敗で借金30。前半戦の球団最低勝率を更新する3割1分3厘で折り返した。
伊東監督は「やることはやってるけど、なかなか結果に結びつかない。私の責任。1つでも後半に返していくしかない」と険しい表情。「選手は一生懸命やっているのは間違いない。全部俺が責任取る」と強い覚悟を示した。
【ロッテ】今季7度目の4連敗で借金30!伊東監督「私の責任」
ロッテは、ともに今季7度目となる4連敗&同一カード3連敗。借金は大台の30に到達し、勝率3割1分3厘の最下位で前半戦を折り返した。
伊東監督は「オールスター明けの戦力がひとりでも出てきてくれればと思っていたけど、終わってみれば3連敗。やることはやってるんですけど、なかなか結果に結びつかない。私の責任」と首をひねった。残り52試合。全力を尽くす姿勢に変わりはない。「ひとつでも後半返して、最後まで諦めた姿は見せない」と強い覚悟を示した。
この日は、今季2度目の先発の関谷が、2回に四球をきっかけに3点を失うと、4回途中で降板。打線も粘ったが、追いつく力は残されていなかった。
【ロッテ】パラデス、今季12度目のマルチ安打!連続試合安打10に伸ばす
ロッテの新外国人、ジミー・パラデス内野手(28)が、連続試合安打を10に伸ばした。
この日も「4番・一塁」で出場。3点を追う4回無死一塁で右前へ運ぶと、5回2死一、二塁から右翼線へ適時二塁打を放ち、今季12度目のマルチ安打をマークした。6月以降は打率3割を超える好調ぶりに「(5回は)正直、一発狙っていた。一発とはならなかったが、最低限の仕事ができたね」と胸を張った。
【ロッテ】LINEスタンプ第3弾は「イケメン5」
ロッテは12日、マリーンズ公式LINEスタンプ第3弾として「2017マリーンズ・イケメン5スタンプ」を発売開始した。
17日のオリックス戦(ZOZO)で女性ファンを対象にした「スーパーレディースデー」が開催されることを受け、女性ファンの投票によるマリーンズ・イケメン5の1位荻野、2位佐々木、3位吉田、4位平沢、5位成田がスタンプになっている(全8種類)。
楽天・梨田監督「一喜一憂できん」…パ6監督前半戦総括
12日の試合で今季前半戦を終えたパ・リーグの6監督が自チームの戦いを総括した。
1位楽天・梨田監督「(ソフトバンク戦連勝は)大きいのは大きいけど、オールスターの後に6連戦が7週間続くので一喜一憂している場合じゃないし、パニクっているくらい」
2位ソフトバンク・工藤監督「打つ方では内川キャプテン、柳田くん。投手はリリーフ陣が頑張ってくれた。後半戦もひとつになって優勝するんだという気持ちで戦いたい」
3位西武・辻監督「(3位は)選手が頑張ったおかげ。苦しい時もあったけど、全員がその日勝つためにどうしなきゃいけないのかを考えながら、少しずつ成長してくれたのかな」
4位オリックス・福良監督「スタートは良かったけど、投打がかみ合わなかった5月の大きな負け越しが、今につながっている。けが人を出さないように、早く勝率5割にしたい」
5位日本ハム・栗山監督「本当にただただ責任を感じています。(想定外の活躍?)そういう選手があまりいないので苦しくなっている。できる準備を全力でし続けるしかない」
6位ロッテ・伊東監督「(ソフトバンクに喫した)開幕3連敗がすべて。負け越して、焦りのある戦いをしてしまった。投打の柱(石川、角中)が欠けたことが大きかった」
(以上 報知)
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26年ぶり借金30も…ロッテ伊東監督は決意「最後まで諦める姿、見せるわけには」
最低でも2勝1敗のつもりが3タテを食らった。ついに借金は、26年ぶりの「30」となった。
伊東監督は、こう話した。「やることはやっている。終わってみれば…。選手たちは一生懸命やっている。私の責任なので…」。
5月28日のオリックス戦以来(6回2/3を2失点で1敗)の先発となった関谷が二回に崩れた。
1死後、山川に四球を与えると、外崎以下に3連続長短打を浴びて3点を失った。
ロッテは四回無死一、三塁から鈴木の中犠飛で追撃の姿勢を見せた。
だが、その裏だ。1死後、金子侑に今季1号ソロを右中間席に運ばれた。
指揮官は「(関谷は)四球から、2人目の四球からやられた。特にあの1発が効いた」と振り返り、「ここで投げる以上は自分のボールを投げてほしかった」と残念そうな表情を浮かべた。
関谷にメドが立てば、後半戦のコマとして期待できる。そのもくろみは崩れた。
関谷は3回1/3を被安打6で4失点。
「チャンスをもらって先発させていただいたのに、このような投球で申し訳ないです。チームの力になれなくて悔しい」とコメントするしかなかった。
それでも打線は五回にパラデスの適時二塁打、六回には1死二、三塁から三木の右犠飛で1点差とした。
必死に追いすがっても突き放される。
七回に益田が山川に4号ソロを浴びる。八回には大谷が1死三塁から浅村に左適時打を喫した。七回以降、反撃する力はなかった。
後半戦は7月17日(月)、オリックス戦(ZOZOマリン)から始まる。
「(借金を)少しでも返していくしかない。最後まで諦める姿を見せるわけにはいかない。みんなが落ちている。全員で頑張るしかない」
残り試合は62。伊東監督は前半戦をこう締めくくった。その姿には最後まで戦う決意がにじんでいた。
ロッテ4連敗、借金30ターン 関谷背信KO
前半戦終了時点でロッテの借金はついに30となった。伊東監督は5月28日以来の先発で、四回途中4失点降板となった関谷に「ここで投げる以上は自分のボールを投げてほしかった」と残念そうな表情を浮かべた。関谷は「チャンスをもらって先発させていただいたのに…。チームの力になれなくて悔しい」と肩を落とした。
(以上 デイリー)
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【西武目線】
「8月に勝てないと優勝できない」/辻監督
前半戦を終えた西武辻発彦監督のコメント。
「貯金9は選手のおかげ。勝つためにどうすればいいか、選手各自が考えるようになってくれて成長を感じる。8月に勝てないと優勝できない。これからが本当の戦い」。
西武炭谷4打席連続適時打、7月4割8分に「奇跡」
また打った。西武炭谷は甘く入ったカーブを逃さなかった。2回1死一、二塁から左翼線へ先制の適時二塁打。前日から4打席連続タイムリーに「監督が常に言われている通り、併殺にならないことを考えました。(連続適時打は)たまたまですが、投手陣を助けられてる部分はよかった」と汗をぬぐった。
7月は月間打率4割8分と絶好調。通算も規定打席に未到達ながら2割8分1厘まで上昇した。プロ11年間で最高は2割2分。「奇跡ですね」と苦笑いしながらも「いい感じで(球宴)休みに入るのは寂しいですけど、継続できるように頑張ります」と引き締めた。
扇の要も全うした。先発ファイフとはイニング間ごとに投球内容を確認。カット気味の真っすぐを多めに配し、バットの芯を外す強みを引き出した。「それが一番の仕事。うまく(持ち味を)使えたかなと思う」と手応えを口にした。
2回の先制打のあとは金子侑の右前打で、二塁から一気に生還。「あれが限界」と言いながら、全力疾走でナインを鼓舞した。選手会長の走攻守の活躍で、前半戦を今季6度目の同一カード3連勝で締めた。「ここからです。安打でも四球でもバントでも、いかにつなげられるかが大事」。打てる捕手へ-。後半戦も、どっしりとチームを支えていく。【佐竹実】
西武炭谷「反応できた」前日から4打席連続の適時打
西武炭谷銀仁朗捕手(29)が先制打を放った。2回1死一、二塁から左翼線への適時二塁打。
カーブを捉えた一打に「うまく反応ができました」と振り返った。前日の3打席連続適時打から続く、4打席連続でのタイムリーとなった。
(日刊)
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西武・山川 昇格後打率.566、2発「この悔しさを晴らそうと」
西武・山川が7回に4号中越えソロ。メヒアを押しのけて2試合連続先発出場で同一カード3連勝に貢献し、「来た球をコンパクトに打てている」と納得顔だった。
6月下旬の地元・沖縄への遠征に参加できず、2カ月のファーム暮らしを経て8日に昇格後は打率.556、2本塁打。「故郷に連れて行ってもらえるほど甘くない。いつか上がったらこの悔しさを晴らそうと」と強調した。
▼西武・ファイフ(5回2失点で来日初勝利)自分に白星がついて良かったし、チームが勝てて良かった。
▼西武・増田(故・森慎二コーチに並ぶプロ通算50セーブ目)慎二さんのおかげかな。抑えた時も打たれた時も普段と変わらず接してくれた。
西武 3連勝 ファイフが来日初勝利 ロッテは借金30に
西武がロッテを振り切り3連勝した。
2回に炭谷の適時二塁打と金子侑の2点適時打で3点を先行し、4回に金子侑のソロ、7回に山川のソロ、8回に浅村の適時打で加点。ファイフが5回2失点で来日初勝利を挙げた。
ロッテは4連敗で借金が30。中盤に1点ずつ返していったが、終盤リリーフ陣がもたなかった。
(以上 スポニチ)
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西武・山川、4号ソロ!再昇格後は打率・556の大暴れ
1点リードの七回、山川がバックスクリーンに4号ソロを放ち「コンパクトに振れている」と胸を張った。2軍暮らしが長引き、6月末の故郷・沖縄遠征に同行できず「悔しさを晴らそうと、うずうずしていました」。8日の再昇格後は打率・556、2本塁打、5打点と大暴れも「満足することなく、後半戦も絶対に打つ」と、目をぎらつかせた。
来日初勝利の西武・ファイフ
「いい投球ができた。チームが勝てたことが大きい」
西武・ファイフが来日初勝利でお立ち台 「ひげはたくさんあるけど頭は薄いんだ」
6月中旬に途中加入した西武のスティーブン・ファイフ投手(30)=前マーリンズ3A=が12日、ロッテ13回戦(メットライフ)に先発し、5回6安打2失点。2度目の先発で来日初勝利を挙げ、「自分としてもいい投球ができたが、チームが勝てたことが大きい」と喜びに浸った。
右腕は最速150キロの速球を軸に持ち味を生かして9個の内野ゴロを打たせて、アウトを積み上げた。来日して間もないが「米国はブーイングとか、ネガティブな要素が多い。日本はとにかく応援してくれる。ポジティブでいいね」と環境にも慣れた様子だ。
お立ち台では特徴的なひげのこだわりについて聞かれ、頭をなでながら「ひげはたくさんあるけど、頭は薄いんだ」とニヤリ。ユーモアを交えた“自己紹介”でレオ党の笑いを誘った。
西武・ファイフ、来日初勝利「チームが勝てたことが大きい」
6月に加入した西武のファイフが2試合目で来日初勝利を挙げた。140キロ台後半の速球を軸に5回を6安打で2失点にまとめた。
2012年から3年間、米大リーグのドジャースでプレーしたが、14年夏に右肘の手術を受け、日本で再起を期す。「自分としてもいい投球ができたが、チームが勝てたことが大きい。これからも貢献できればいい」と喜んだ。
山川(七回に4号ソロ)
「入れと思いながら走った。来た球をコンパクトに振るイメージでやっている」
増田(通算50セーブ)
「頭になかった。失敗もあったけど、任された役割を果たして積み重ねてきた結果だと思う」
ロッテ・英二投手コーチ
「借金30はプロとしてやってはいけない。投手陣には球宴期間中にしっかり調整して頭を整理させたい」
鈴木(前半戦に)
「これだけ負けがこんだのは初めて。一人一人が逃げてはいけないし、後半は一つでも盛り返したい」
西武・金子侑、2点打に2号ソロで大暴れ
西武の金子侑が適時打に2号本塁打と暴れた。1-0の二回1死二、三塁から右前へ2点適時打を放つと、3-1の四回1死では右中間席へソロを運んだ。
本塁打は6月8日以来、およそ1カ月ぶり。関谷の高めに浮いた139キロを逃さず「本当にいい流れで試合が進んでいたので、追加点が取れて良かった」と笑みを浮かべた。
(以上 サンスポ)
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【西武】新助っ人右腕・ファイフ、5回2失点で来日初勝利 お立ち台で帽子を取ると…
西武の新外国人右腕、スティーブン・ファイフ投手(30)が12日、ロッテ戦で来日2度目の先発に臨み、5回6安打2失点で来日初勝利を挙げた。
最速150キロの直球と、手元で細かく動く変化球を武器に、ゴロを打たせて取る投球を披露して2回まで無安打投球。4、5回と安打を集められて失点したが、要所を締めてそれぞれ最少失点で切り抜けた。
来日初登板、6日の日本ハム戦(札幌D)では3回1/3を投げて4四死球と制球を乱したが、この日は2四球と安定。「前回よりもいい投球ができましたし、炭谷にも助けられました。ファンの方にも大きな声援を送っていただいて、その中で投げられて良かった」と振り返った。
来日初のお立ち台では、コミカルな一面を見せて自己紹介。特徴的な長いひげについて、インタビュアーから「こだわりはありますか?」と聞かれると、「ひげの方はいっぱいあるんですけど、頭の方はちょっと薄いかなと思います」。帽子を取って頭をなでるおちゃめなしぐさをしながら、ニヤリと笑ってスタンドを盛り上げた。
チームは前半戦を3連勝で締め、貯金9の3位。辻監督は「ここまで投げてくれれば十分。この暑さでは大変だっただろうし。また投げさせたいと思える投球だった。期待しています」と評価した。「今日のような投球ができれば。なるべく長い回を投げて、チームの勝利に貢献できれば」とファイフ。勝負の後半戦を前に、チームに頼れる助っ人が加わった。
【西武】増田、通算50S 森慎二コーチと並んだ「失敗もあったけど…」
西武は前半戦を3連勝で締めた。
3点リードの9回を守護神・増田が無失点で締め通算50セーブ。6月28日に多臓器不全のため亡くなった森慎二1軍投手コーチ(享年42)と並ぶ数字に「今季は(救援)失敗もあったけど、任された役割を果たしてきた結果だと思う。慎二さんのおかげかな」と振り返った。
チームは貯金9の3位で後半戦へ。辻監督は「ここからが本当の戦い。8月に勝てないと優勝はできない」と引き締めた。
【西武】金子侑、6月8日以来の2号ソロ!体重3キロ増で「しっかり強く振っていく」
西武の金子侑司外野手(27)が12日、ロッテ戦に「9番・右翼」でスタメン出場。6月8日の巨人戦(メットライフ)以来となる右中間への2号ソロを放つなど2安打3打点と大暴れした。
体をいっぱいに使って振り抜いた。3点リードの4回1死。金子侑は、関谷の真ん中より139キロの直球を逃さなかった。打球は快音を残し、右中間席最前列に飛び込んだ。21試合ぶりの2号ソロだ。「右中間だったので、入るか分からなかった。とりあえず三塁までいかないと、と思って走りました」。全力で二塁ベースを周ったところで本塁打を確認し、ようやくスピードを緩めた。
昨季は53盗塁で盗塁王を獲得。今季は体重を3キロ増の78キロにして、打力の向上を目指してきた。「去年1年やってみて感じたことがあった。去年をベースとしながら、しっかりと強く振っていく。強い打球を打っていきたいというのを課題としていた。そういうのが少しは出てきているので、いいのかな」。フェンスをギリギリで越えていった打球が、成長の証しだ。
金子侑は2つの文字をグラブに刺しゅうで刻んでいる。1つは「平常心」。長いシーズンでは、状態が良いときも悪い時もあるからこそ、「調子の浮き沈みをできるだけしないように。時々それ(刺しゅう)を見る」。もう一つの「華麗奔放」は理想のプレースタイルを記したものだ。「自由奔放とまではいかないけれど、硬くならずに、きれいに格好良くプレーができたら」。理想像を体現するように、この日もグラウンドを駆けた。
今季は開幕直前に左すねの疲労骨折で戦線離脱。5月末に1軍に復帰したが、今月6日の日本ハム戦(札幌D)では、二盗に成功した際に左足首を捻挫して3試合に欠場した。現在も患部の状態は万全ではないが、「(足首を)固定しているけど、試合に出ている以上は全力。出るからには最高のパフォーマンスをしようと」。けがを言い訳にはしない。これまで通りのプレーで勝利に貢献した。
チームは前半戦を3連勝で締め、貯金9の3位で後半戦へ臨む。「出遅れた時間は悔やんでも返ってこない。これからのゲームを、しっかりといいパフォーマンスをしていけたら」。シーズンは残り64試合。取り返すチャンスは、いくらでも残されている。(小島 和之)
(以上 報知)
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西武・ファイフ 来日2戦目で初星
6月に加入したファイフが2試合目で来日初勝利を挙げた。140キロ台後半の速球を軸に5回を6安打2失点。「自分としてもいい投球ができたが、チームが勝てたことが大きい。これからも貢献できればいい」と喜んだ。
(デイリー)
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