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スターフォックスの一ファンのブログ

レビュー『スターフォックス アサルト』

2007年05月25日 17時24分54秒 | 『スターフォックス アサルト』(GC)
 これから「レビュー」と称して、スタフォ作品ひとつひとつについての感想や思いなどを述べてゆきたいと思います。

 まずは『アサルト』から。

◆『スターフォックス アサルト』2005年2月24日発売(ゲームキューブ)
 これが作られていると聞いたとき、嬉しさのあまり小躍りしてしまったのは私だけではないに違いない。『アドベンチャー』はスタフォファンが求めていたものとかけ離れていたし、いったいどんな進化を見せてくれるんだろうとワクワクしっぱなしであった。
 ・・・反論を恐れずに言うならば、十分な進化を見せてくれたと思う。『アサルト』はファンの間でやり玉に挙げられることが多いけど、私個人は決して嫌いじゃない。
 なんせ「64」発売から8年近くも経ってるのである。待ちかねたぞ!って感じ。発売前に、『月刊任天堂』の試遊台で、子供に混じってよく遊んでました。スリムになったアーウィンを操作して宇宙空間を飛び始めたら、もう興奮しすぎておかしくなっていましたね、私は。
 しかし、もうちょっと細部に注意をはらって作れば、ファンの期待にもっと答えられたのに!とも思う。そこが残念。
 例えば、スコアがいちばん上のものしか残らない点。上位5位くらいまで残せれば、何回もやる気が出るのに・・。一位のスコアしか残らないから、反復して遊ぶ気にならない。あと、20人のプレイ記録が作成できる、というのも意味不明だった。ふつう、一枚のメモリーカードを20人もで共有しないだろうに。何を考えてこんな仕様にしたのか見当がつかない。
 と・・ついつい悪いところばかりが目に付いてしまうけど、実際遊んでみると楽しい。グラフィックは美麗のひとこと。新たな敵「アパロイド」との闘いの中で繰り広げられるストーリーにも満足。ゲーム画面を録画してDVDでも作りたいくらいだ。DVDデッキがないのでできないけど。
 エンブレムも、発売から2年経ってやっと全部集めました(ミッション9のゴールドが大変だった)。
 スターウルフの新メンバー、パンサーが好きだなあ・・「だまれトリ」は名言。
 とまあこういうように、肯定と否定の気持ちがフクザツに入り混じった感想を抱いておるわけです、アサルトには。

 冷静になってみると、否定派には「64」を遊んでいた世代がほとんどのような気がする。つまり、期待が大きすぎたんだね。
 「64」に匹敵する、いやはるかに超える神ゲー・・「スマブラDX」のように何度でも遊べる超大作を思い描いてしまってたから、失望してしまったんじゃないだろうか。
 「アサルト」ではじめてスタフォに触れた世代には、問題なく受け入れられてるような気がする(ゲーム雑誌の投稿や、ネットの掲示板を見ていると)。

 でもやっぱり、「64」を知る世代だろうがそうでなかろうが、賞賛して受け入れられるゲームになってほしかったな・・と思う。かえすがえす、残念だ。


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