勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

いい旅チャレンジ2万キロ(バンダイ)

2023-12-24 06:23:43 | ゲーム・日本橋
ゲームといっても、大昔のボードゲームの話なんだが。

今手元に、これまた大昔に発売された、
実業之友社の「国鉄全線大百科」というものがある。


小学校時代に「私鉄全線大百科」と合わせて持っていたもので、
とある頃に急に読み返したくなり、
オークションで手に入れた本だ。
昭和56年に第4刷発行と書かれているが、
買ってもらったのはもう少し早かったような気がする。

当時は、昭和62年の国鉄の全線民営化には至っておらず、
北海道を始めとして、今はもう走っていないローカル線が網の目の様に走っており、
「大百科」の表紙には「全241路線の完全紹介」とある。
今のJR全線の路線数が180ぐらいのようなので、
2~3割が廃止されているということか。

当時、国鉄のキャンペーンで「いい旅チャレンジ2万キロ」というのがあり、
これは、200を超える国鉄の線区を、実際に踏破していくことで、
様々な認定証やら商品やらをいただけるという国鉄の企画で、
当時小学生だった俺様としては指をくわえてみているしかなかったのだが、
実際には同じくらい年代の子どもたちが結構参加したりしていたらしい。

で、この本を最近になって読み返しているうちに思い出したのが、
当時バンダイ社から発売されていたボードゲーム「いい旅チャレンジ20,000km」である。

実際に旅に出かけることができない代わりに、
これをクリスマスに買ってもらい、散々遊んだ記憶がある。
ゲームの仕様は、今となってはあまりよく覚えていないが、
今の「桃太郎電鉄」の原型みたいなものだったんだろう。
踏破チェック用のピンを指すためのボードが紙製で安定が悪く、
誰かの足が当たってピンが散らばりケンカになったり、
プレーヤー用の駒がこれも厚紙で出来ていて、
繰り返し遊んでいるうちにフニャフニャになって、プラスチック製の台座にささらなくなったり、
色々と思い出の残るゲームだ。

で、今になって思い起こすと気になるのが、ゲームの再現度である。
一定の期間内に、全国の路線をどれだけ踏破できるか、というのがこのゲームの目的だが、
そもそもどの程度の路線を網羅していたんだろうか?

こういうのは今はネットに色々と答えが見つかるようになっていて、
どうも50線区程度だったらしい。
241線区のうちの50線区としたら、全体の2割ぐらいか。
このうちのどの程度が今も残っているのかは知らないが、
ひょっとしたら留萌本線あたりは載っていたかもしれない。

いつか電車で日本中を回ってみたいなぁと思いながら、
時間ばかりが経っていく今日この頃だ。
そうこうしている間に、JRの路線はどんどん減ってゆき、
代替機関であるバス路線まで、人の不足化から縮小されていこうとしている。
何かこう、未来の寂しさを予感させるところだ。






コメント
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