辺野古沖で掘削再開=沖縄防衛局
時事通信 11月12日(木)15時11分配信
防衛省沖縄防衛局は12日午後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先の名護市辺野古沖合で、海底の地盤強度などを確かめるボーリング調査の掘削作業を再開した。
掘削は7月以降、台風や政府と県の集中協議で中断していた。
菅義偉官房長官は同日午後の記者会見で、「作業の安全に十分注意し、環境に配慮しながら、辺野古移設に向けた工事を進めていく」と強調した。
防衛局は、翁長雄志知事による埋め立て承認取り消しの効力が先月27日に停止されたことを受け、掘削の準備作業を進めていた。調査は全24カ所のうち、既に19カ所が終了している。
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最終更新:11月12日(木)16時39分